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この建物の色のトリビア


この建物、何を隠そう、
在アンゴラ米国大使館なのです。

アンゴラが産油国であること、
建物が目立つ高台にあることに加え、
9.11 以降、米国が有事体制を維持し続けていることもあり、

ネット上の静止画像も動画も
勧告を受けたり消されたりしてしまうようで、

こんなボケボケのものしか入手できませんでしたが、

実はこの建物、

出来立ての頃は黄色っぽいオレンジ色だったんです。

こんな ↓ 感じの色合いです。

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竣工は、9.11 事件から1~2年経った頃だったと記憶していますが、


「テロを警戒するアメリカが、なんでこんな目立つ色にしたんだろう」

「こんな辺鄙な国だから大丈夫だってことかしら」


などと噂していると、

現地在住の事情通の方が、

「聞いたところによると、
砂埃がひどいこの土地の土を持ち帰って、

実験やカラーコーディネーターとの綿密な相談の上、

ここの埃を被ることで
最も良い効果が得られる色にしたらしいですよ」

と。

流石はアメリカ!


そんなわけで、

この建物の変わりゆく色合いを見るのも
アンゴラ渡航のちょっとした楽しみになったのでした。>笑

そして、結局は、

徐々にこんな ↓ 感じになっていき、

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更にこんな ↓ 感じも経て、

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それ以降は現地で見る限り、こんな ↓ 落ち着いたテイストになったような。

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あっぱれ、アメ大!

って感じですね!

というわけで、

馬鹿と埃は使いよう!


という話でした。>爆!

今日もお読み頂き、誠にあがとうございました!


やったあ! 猫

※ 「やったあ! 猫」はこたつぶとんさんの作品です。




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