自己紹介(という名の反省文)

はじめまして

みなさんはじめまして。町将多朗 と申します。
はい、初見ではなかなか読んでもらえない名前です。ちなみに町が名字です。
電話だと「マキさんですか?」とか「タチさんですね」とか言われるので、電話が嫌いです。(電話に出んわ)


埼玉のとあるクルマ屋で営業企画の仕事してます。って言われてもピンとこないですよね。僕も、自分の仕事がよくわかりません。笑

ちなみに今までやったことで言うと、動画作ったり、WEB広告の文章書いたり、WEB広告の運用したり、新店舗の立ち上げを手伝ってみたり、出張イベントやったり、市場調査(という名の街ブラ)したり…多分他にも色々やってますが、今は思い出せません。笑
とにかく、「色々やってんのね。」ってことだけでもわかってほしいです。(「仕事何やってんの?」って聞かれて、まともに答えられないのがカナシイ。)


プライベートだと、読書が好きです。
好きな動物は、犬。(世界一かわいいパピヨンを飼ってました)
好きな国は、イギリス。(好きというより、カブれてます笑)
いまハマってるのは、コピーライティング。(これ重要)
そして、29歳独身。29歳独身。(大事なことなので2度言いました)


と、ありきたりな自己紹介を書いてきたわけですが、これでは僕の内面を全く紹介できてません。

僕の内面を知ってもらうためには、僕の「一番暗くて、濃い部分」を知ってもらうことが手っ取り早いと思うので、今回は、それをここに晒します。(初めてのnoteなのに暗くてスイマセン。笑)



僕はかつて、「大人の引きこもり」でした

どうです?初回にしては暗いでしょう?(「初回じゃなくても暗いぜ!」というツッコミはなしで)。
でも、これこそが僕です。僕という人間の本質を煮詰めて、結晶化した結果が「大人の引きこもり」です。

今でこそ、ふつーに会社行って、ふつーに仕事してますが、ちょっと前までは引きこもってたのです。
大学を卒業してから3年半は定職につかず、そのうち完全に引きこもってた期間は、約2年。

引きこもった理由は、(いろいろあるんだけれども)主なものは「何もやりたいことがなかったから」ということ。
そして、「自分には何もない」という自己肯定感の低さ。

どちらも、別に珍しいものではなくて、多くの人が人生の中で(それも早い段階で)乗り越えていくのだろうけど、僕はずっと乗り越えられないままでいたのです。


やりたいことが、ない

突然ですけど、みなさんは、自分のやりたいことってなんですか?
今やってることは、本当に自分のやりたいことですか?(怪しいセミナーみたいですね)

スラスラと答えられる人もいれば、考え込んでしまう人もいるかもしれません。

学生時代の僕には、やりたいことなんて何もなかったのです。
厳密にいえば、”日本には”自分のやりたいことが何もなかった。


冒頭にもあったとおり、僕はイギリスかぶれです。もっと言えば、ロンドンかぶれです。
そのきっかけは、大学生の時に遡ります。というか、ただ単に留学してただけなんだけども。
でも、僕にとっては人生を変える出来事でした。


イギリスという国は、伝統やら格式やらの側面がありながら、一方では色んな人、文化がゴチャ混ぜになって(特にロンドンでは)、万華鏡のように次々と見えるものが変わる場所です。

そして、色んな人や文化が混じるということは、その分、「常識」の範囲も広がるということ。
ひとつの社会の中で違う文化がスムーズに共存するためには、許容範囲がある程度広くないと難しい。それは「懐の深さ」と言い換えてもいいかもしれません。

僕は、その「懐の深さ」にすっかりやられてしまいました。


「自分とは違うもの」に対する拒否感のなさ、というより、「相手は自分と違って当然である」ことを受け入れないと、生きていくのが難しい文化。(相手と自分が同じものであると考えると、きっとストレスで爆発します。笑)

たしかに、理不尽なこととか理解不能なことは多いけども、それでも日本より生きやすいと思った。
それまでの人生で感じていた違和感や、息苦しさのようなものから解放される気持ちでした。

そして思うのです。





「日本って、クソだな」 と。






まあ、そういう考えになるのもわかるわけであって、僕は、当時の僕を責めることはできません。むしろ、そこまでロンドンに染まることのできた自分を褒めてあげたい。

異国の風にうたれて、熱を帯びた状態で帰ってきた僕。(傍から見たらイタい奴です笑)



あのころの僕には、日本の景色全てがネズミ色に見えました。


そして決めるのです。「どこか、日本以外で生きていこう」と。




で、今の僕を見てもらえればわかる通り、日本以外で生きることは、今も叶っていないのです。
これは、結局僕には、「全てを脱ぎ捨てて日本を出ていく勇気がなかったから」というのが全てです。

日本にはいたくない。日本でやりたいこともない。
かといって、日本を出ていく勇気もない。

そんな宙ぶらりんの状態で、就活に突入していきます。

結果がどうなるかは大体想像つくとは思いますが、連敗連敗、また連敗。(というか、就活に「勝敗」の概念を持ち込んだやつは誰なんだ。)
そもそもスーツが嫌だし、短髪黒髪も嫌。面接も嫌だし、正直言って、初対面の偉そうなオッサンに評価されるのも嫌。


大体、やりたいことがないのに、志望動機なんて言えるわけがないのですよ。
「そこを乗り越えるのが大人だよ」なんてしたり顔で言う人もいるかもしれないし、ま、それはそれとして言っておけばいいと思うけど、僕は全く同意できない。



結局僕は、どこにも就職が決まらないまま大学を卒業したのでした。


自分には、何もない

就職が決まらないまま大学を卒業した僕は、親の勧めるままに公務員試験を受けることになります。
なんにもすることがなかったので(最悪な動機だ。笑)、とりあえず勉強して試験を受けてみたら、筆記試験通過のお知らせが。
どんなダメ人間でも、試験に受かるとうれしいもので、一瞬はソノ気になるのです。
「俺は日本を支える一員になるんだ」みたいな。(おいおい、さっきまで「日本から出たい」っていってたじゃないか。)

で、いざ面接に行くと、やっぱり志望動機なんて言えないのです。
当然、不採用。


人生、こうもしくじり続けると、ただでさえ暗い性格が、どんどん暗くなっていきます。


「誰も、俺のことを理解してくれない」
「俺のことを必要としてくれる人なんていないんだ」
「なんでアイツが仕事してて、俺はどこにも受け入れてもらえないんだ?」
「おかしいのは俺じゃなくて、社会だ」


(うーん。書いてて気分が沈んできた。笑)

不思議なことに、自分の心がしくじってる時は、なぜかしくじってるものを選んでしまいがちなんですね。(ニート脱出の為に、しくじった会社に入って、そこで数々のしくじりをやらかした結果、半年で逃げ出したというしくじりをしました。これだけで1万文字は書けそう。)

しくじりにしくじりを重ねて、泥沼に嵌っていく自分。
自分がニートしてる間にも、結婚していく同級生。出世する友達。有名企業に就職を決める後輩たち。

もう、僕の自己肯定感はボロボロ。



「俺って、生きてる意味あんのかな。」

「俺って、何もないんだな。」



僕はニートから、引きこもりへと移行しました。




結局、何者なのか

で、紆余曲折あって引きこもりニートを脱出し、今の仕事についたわけですけど、話し始めるとこれがまたスゲー長くなりそうだし、僕の「一番暗くて、濃い部分」という今回のテーマからは少し外れるので、割愛します。(興味ある人もいないだろうし。笑)


結論として、僕の根っこは「やりたいこと以外は、やりたくない」+「基本的に自己肯定感が低めに設定されている」という男なのです。(自分で書いてて、とんでもない男だなと思いました。笑)


そんな僕がコピーライティングと出会って、少しずつ変わっていくというのは、また別のお話。


ここまで読んでくれたみなさん、ありがとうございました。
そして、失礼いたしました。笑
次は、もっと明るい話をします(多分)

では!


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