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日記帳の効用ってどんなもの?

というよりも、ジャーナリングノートの効用といったほうが正しいかもしれません。
日記ってたぶん、「その日あったこと」を記すんですよね?
「今日こんなことがあった」とか「こんなテレビ見たor本を手にした」とか、「こんなごはん食べた」とか。

わたしの場合、「ほぼ日手帳」に書き付けているのは毎日の考えです。
そのとき思っていること、悩んでいること。予定も書き込みますが、だいたいは、いまの自分の思考です。

こういうのって手帳術として合ってるのかなーと悩んでいました(まじめやね)。だいたいのおすすめ手帳術では「ポジティブなことを書きましょう」と言われているので。「願いを叶える手帳術」とか、とくにそういう向きがあるんじゃないかな。

でもわたしは根っから暗い。ネガティブ思考です。と言い切るのもあれか……前向きな部分と、根深いところとパキーンと分かれている感じです。

で、いまこれを書いているのは午前0時過ぎ。
このあたりからヤバいヤバい。午前を過ぎるとネガキャンまっさかりなので、noteもあまり書かないほうがいいのですが笑

ともあれ、自分の気持ちや思考を素直に書くものが「ジャーナリングノート」といわれると、最近知りまして。
あっ、こういうのもありなんだなとすこし気が楽になりました。

ジャーナリングノートは、自分の気持ちをダーッと書くのが主流のようです。もやもやしたことを延々書いてもいいし、それが1日2日で終わらなくてもいい。むしろ、何日にもまたがって同じようなことで文句を言い続けていると、「わたしの記憶力って半端ないわー……持久力もすごいわー」と感動します。

そのうち、その悩みからふっと抜けることがあります。
いつ、というのは明確じゃないんですけど、考え続けるのも飽きるのかな。
手書きの日記だと、時間をかけていろいろ書くし、どうあがいてもそれを書いたのは自分でしかないという事実があるので、たとえ罵詈雑言を連ねていても、「あっ……もうやめよう」と思うみたいです笑

そういうところが、紙の日記、ノートの強さですね。
もちろん、アプリでもいいんですが、いまのわたしは1日のうち1時間でも自分と向き合い、正直になるのが楽しいので、多少面倒でもアナログ日記やジャーナリングノートをつけています。


愛用しているのは「ほぼ日手帳2024」のA6版。毎日みっしり書くことはなく、ほとんど書かない日もあります。
そういうときもぱらぱら前のページをめくって、「あー春先はこんなことしてたんだー」とか、「飽きずに同じ悩み持ってる……」とか笑ったりして。
なにが書いてあるか、すべてを知るのは自分しかいないというのも醍醐味です。

普段、誰に手にしていただいてもスッと読める小説が書けるよう意識しているだけに、自分にしか理解できないモノというのは新鮮です。

当面、ジャーナリングノートは続けます。
そして、懲りずに「5年日記」も買いました!
体調や仕事の進捗、その日の出来事をさっと記すのに適しているかなと。

家計簿を合わせると3冊を切り回していく予定。
これだけでも結構大変かなと思っていますが、上には上がいて、用途別に7~8冊の記録をつけている猛者もいると知り、よし、じゃあわたしも軽率にがんばるぞ!という気分になっています。

明日、5年日記が届きます。
「ヨガに行った、カレーを作った(ルウはジャワカレー中辛)、夜は仕事」みたいな自分をちょっとずつ書き込んでいきます。
自分の記憶を地道に育てていく感じ、楽しみです。

#わたしの手帳術


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