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「自分」を信じられる「自分」になるために大切な3ステップ

『はじめに 』

noteを本格的に初めて200日近く。私が書いているメインマガジンが100話達成に際して有料記事を書こうと思っているのですが、その直前スペシャル記事としてこの記事を書きました。8000文字近い長文ですがお付き合いください。

この記事では、広く発信したいことや販売したいサービスや商品(有料記事も含む)がある全ての人に向けての内容となります。

ここで強く伝えておきたいのは、私自身、10年前から四国徳島でセレクトショップを経営していますが、特別有名人でもなければ他のSNSに数万のフォロワーがいるわけでもないということです。

さらに言えば、私も現在進行形で毎日葛藤しながら発信を続けているひとりです。過去の成功事例や成功体験などではなく、これからまさに私自身が歩んでいきたいと願っている自己実現への道において必要なこと、つい最近までできなかったことを正直に綴ることで、この記事を読んだ人が飛躍できるきっかけとなってくれたら嬉しいです。

繰り返します。私自身もまだまだ成功の途中です。noteの活動を通して新しい人間関係や店のファンを獲得できたことは成功といえますが、note経由で獲得できたと断言できるファンは5人〜10人ぐらいです。

ただ、個人的に0→10というのは大きな一歩だと考えています。ただ記事を読んでくれている人を10人増やすのとは訳が違うからです。

既存のお客さんたちのモチベーション維持に役に立っていることも考えれば、noteでの活動、特にメインマガジンの存在意義は、私にとって計り知れないほど大きな存在となりつつあります。

これからどんなコンテンツでも効果を出すために必ず必要な3つのことをこれから書きます。

要点は太文字で書いていますのでまずはその太文字だけを目で追ってくれても構いませんのでお付き合いいただければ幸いです。


『大切なことその1 / 奇跡を信じるな期待するな』

私が本気でnoteを活用しようと決めた昨年の5月。2年間にわたる週に一回の更新でフォロワーは18人。月間PVは1000以下、週間PVは300あるかないかでした。

翌月の6月から毎日投稿を始めたことで、見てくれる人は徐々に増え始め、3ヶ月間ぐらいはみるみるうちに数字が伸びました。それ以降は上がったり下がったりで、現在月間PVは10000〜12000、週間は2000〜3000でほぼ横ばい状態です。

私の場合、有料記事を除く記事あたりの平均文字数は2000文字前後。真剣に書き始めたすぐの記事が、そこそこ伸びたということもありますが、文章に自信がない素人でもある程度の文字数を使って、毎日投稿を続ければ月間10000PVはそこまで難しいことではないことがわかります。

ひとまず週3回以上投稿すること。これがファーストステップです。

PV数はnoteクリエーターさんが運営している共同マガジンに入ったり、自ら率先してスキを残したり、コメントを書いたり、有料記事を購入して作者にコンタクトを取ったりしながら投稿を続ければ高確率で達成できます。

週に3回というのは、それぐらいは書かないと自分の記事が見つけてもらえないからです。アクティブなアカウントに人が集まりやすいのはどのSNSにおいても紛れもない事実です。

ただ、ここで重要なのは「積み上げたから武器になるわけではない」ということ。どのSNSでも言えることですが真剣に積み上げたらある程度の効果は出ます。

じゃあなぜPVについて書いたのか?

単純にPVが少ないと「いつやめてもいい」「やっても意味がない」という考えが常に頭をよぎるからです。続けられるモチベーションを保つため、数字を確認するという程度です。

要するにファーストステップは自分が何かを継続できる人になるターンです。

実は昨年10月ぐらいでしょうか、自分の周りの仲間10人ぐらいに「noteに登録して3ヶ月間、毎日2000文字以上の記事を書いたら洋服を一着(3万円相当)プレゼントする」と伝えました。

結果、誰1人として3ヶ月書き続けることはできませんでした。週に3回更新をクリアした仲間もいませんでした。私の記憶では一番続いた仲間が確か連続6日だったはずです。

全員がクリアすることはほぼ100%ないと薄々分かっていたのでこんな企画をしたのですが、わかりやすい報酬があっても、2000文字の文章は毎日書くことは難しいってことです。

逆に言えばファーストステップ(継続)をクリアした時点で、あなたは成功を掴むための最初のレールに乗れたと言っても過言ではありません。

発信する内容については、やはり先を考えれば自分だけしか書けないオリジナルストーリーが望ましいです。自分だけの強みを見つける方法は、過去の有料記事にも詳しく書いていますのでご参考にしてみてください。

大切なのは3ヶ月です。数字(PV) なんて気にしないで書き続けられるなら全く問題ありません。繰り返し書きますが、ファーストステップは継続を当たり前にすることが目的です。この最初の3ヶ月で自分のアカウントの土台を作るつもりで書いてみてください。

大切なことをまとめます。

最初は書くたびに数字(PV)が伸びます。不安であればそれをモチベーションに3ヶ月は我慢してください。どんなことがあっても最低、週に3回以上は投稿してください。

奇跡(バズる)みたいなことは十中八九起こりません。期待せず書き続けるのが一番現実的です。

 誰が興味あるの?とか全く気にしないで大丈夫ですが、最初の3ヶ月で自分が伝えたいことやジャンルなり方向性をしっかりと決めてください。


『大切なことその2 / セルフブランディング』

ある一定の記事を積み上げ、記事を書くことにも慣れ始めたらセカンドステップです。これがこの記事のキモであり私が強く伝えたいことです。

さらに加えて正直に書くと私がつい最近までできなかったことでもあります。ここで、ひとつだけ断言します。

私は実店舗を経営していることもあり、多種多様なお客様と毎日触れ合っていますが、私からみて「成功」していると思う人は、意識的にしなくても元々できる人も含めて、100%例外なくこのセカンドステップを必ず行っています。

そんな成功をするための必須条件なのに、私も含めこのセカンドステップをクリア出来ている人が本当に少ない。ほぼ全て(8割〜9割)のコンテンツ発信者ができていないことです。

セカンドステップ、それは「セルフブランディング」です。

先に私の場合の具体例から。

「成功したい(自己実現)から店を始め10年経った今も続けている」
「成功したい(自己実現)ためnoteを始め毎日投稿を200日続けている」
「成功したい(自己実現)ためpodcastを始め1年以上毎週続けている」

継続というファーストステップは全てクリアしていますが100点満点で言えば50点です。

何かを継続するというのは確かに一番大切です。継続できなければ意味がありません。それは間違い無いのですが、実は積み上げるだけでは効果のある素振りが出来ていることにはなりません。

毎日打席に立ち、ただ闇雲にバットを振り続けても肝心なボールを見ていなければ打てません。ヒット、ましてやホームランを打てるなんてマグレ以外に起こらないということです。

じゃあどうすればいいの?ってことを書きます。

自分の発信の効果を最大限に高めヒット(成功)を意識的に出すためには、自分が思い描く成功のカタチ、ビジョンを明確かつ簡潔に言葉として落とし込む必要があります。

図に表すとこうなります。

自分の場合に置き換えて想像してください

簡易的な図で申し訳ありませんが、この一番うえ、私はゼロ階層と呼んでいますが「成し遂げたいこと(伝えたいこと)」部分を語源化し整理整頓することこそセカンドステップです。

その際に大切なことはこの3つです。

1. 文章ではなく短文。短く簡潔に

理由:この部分こそがあなたの人生をかけて成し遂げたい理念だからです。学校の校訓が短く単語で作られるのと同じです。

2 . 人から馬鹿にされるほど壮大なものを

理由:理念は目標とは違います。人が馬鹿にし笑うぐらいの理念を掲げそれを成し遂げるために必死に努力するからこそ応援してくれ人が動くんです。

3 . 自分の内から出るものを時間をかけず採用する

これは熟考することではなく、自分の内側に目を向ければすぐに見つかります。時間をかけて整えれば整えるほど自分の理想とは違ったものになります。

□ ゼロ階層を考えていないとどうなるか??

  • 各コンテンツの内容、目標が定まらない

  • 積み上げながらブレていく

  • 周りから見て何のためにやっている人なのかわからない=応援されない

  • 発信、発言に一貫性がない

  • 積み上げにより発生する効果以上のものは手にできない

□ 結果どうなるか?

「自分では無理だった」と心が折れます。これこそほとんどの人が陥ってしまう現実です。現在、大活躍しているユーチューバーやブロガー、インスタグラマー、インフルエンサーの陰に隠れて、一体どれだけの人が諦め歩みを止めたのでしょう。

□ セルフブランディングとは?

要するにセルフブランディングとは、自分の発信力を最大限に高めて強い武器とするため、いわば自分をプロデュースすることです。


□ 短距離タイプと長距離タイプ

人には持って生まれた個性はそれぞれありますが、大きく2つに分けるとするならこの2種類に分けられると思っています。

:短距離タイプ

  • 感情直下型でお人好し

  • 人前に立ち道を切り開く力はある

  • 自我が強くチームプレーが苦手

  • やりたいことにはとことん貪欲

  • 突破力はあるが持続性がない

: 長距離タイプ

  • 人との距離感を一定に保つ

  • 人前に立って何かを切り開くのは苦手

  • フロントマンではなく誰かのサポートが得意

  • 世の中の流れをうまく察知ペース配分できる

  • 突破力はないが持続力がある

私は圧倒的に前者です。セルフブランディングに最も不向きなタイプとも言えます。

古くから私を支えてくれている人物で今や芸能人のプロデュースもこなしている客観視の天才(私のなかで)がいます。その彼が直近10年で私に言い続けてくれたことを並べます。

実はこのセカンドステップもその彼が私に再三にわたり伝えてくれていたことです。

:仲間が伝える私のダメなところ

  • 接客の時は申し分ないのになぜブログになるとまとまりがない

  • 感情が出過ぎて結局なにが伝えたいのかわからない

  • 俯瞰できない(スケジュールが組めていない)からその場しのぎ

  • 良い結果が出せた理由が分かっていないから再現性がない

  • 言ったことが続けられない

:仲間が伝える私の良いところ

  • 結果を気にせず動ける

  • 大きなリスクも感情でゼロにできる

  • 人に徹底的に寄り添える

  • 馬鹿正直で単純(コレは良いところなのか..)

  • 何事も諦めない

自分で書きながら泣けてきますが、彼は根気よく私の良いところも悪いことろも伝え続けてくれたんです。

見てもわかるように、私は自分を客観視できず根拠のない根性論で傷だらけになりながら今までどうにかやってきたにすぎないということです。

でも、1年ほど前、その彼が仕事が忙しく東京を拠点にすると言った時、私は当たり前にそばにいてくれると思っていた相棒がいなくなることが心底怖くなりました。

そして彼がいなくなったことを考え、今まで伝え続けてくれた言葉を毎日心のなかで繰り返しました。

そして改めて本気で始めたのがこのnoteなんです。毎週1回の投稿だけで頑張っていたと思い込んでいた甘ったれた自分はもういません。

大変だと感じることはありますが、頑張っているとは微塵も感じていません。今となれば続けるだけなら誰でもできると確信しています。

そうやって、noteと向き合うことで、徐々に支えてくださる方たちや仲間も増えて、私はようやくファーストステップをクリアしました。いわばゼロ階層を実現させるための手段である最下層部分のコンテンツの継続は簡単にできるようになりました。

ここで私のゼロ階層を書き込んだ図も紹介します。

実例がなければわかりにくいと考えて公開しますが、この表はこの記事以外に今後出すことはありません。これは自分自身が毎日忘れず心に記憶することであり、本来なら人に見せるものではないからです。


□ セルフブランディングの重要性

ほとんどの人がセルフブランディングの重要性に気づいていないだけで、私よりセルフブランディングが上手な人はたくさんいます。

自分でも思いますが私ほどこの作業に向いていない人間もそうそういません。なんたってここまで10年以上かかっています汗。

今までも、コンテンツを成功に導くためには絶対的に必要なことだと何度も感じてきましたし、経験を重ねるたびに痛感していたはずなんです。

でも何故か出来なかった。結局、私はセルフブランディングの重要性を信じてきれていなかったのでしょう。

だからこそ、ファーストステップをクリアした今こそ真剣に向き合ってみたんです。

あなたの「ゼロ階層」をしっかり定めることで、いま自分が発信していることが、必要なのか、必要じゃないのか、それが明確になります。無駄な素振りの回数は目に見えて減っていきます。

その結果、自分に合った効果的な素振りが出来始めるので、狙ってヒットを出せるようになるんです。

とはいえ、人間の脳というのは楽な方に自動的に流れていきます。ゼロ階層を決めて効果的な素振りを始めても、寝ている時以外は常に強く意識し続けなければ元のスウィングに戻ります。

結局セカンドステップでも「強く意識し続けることを継続する」ということが大切です。

私の場合、ゼロ階層を定めたことで徐々に各コンテンツでやっていくべきことが徐々に整理整頓できつつあります。

私の場合、結果的にこうなりました。

先ほどの図に加え、ゼロ階層を実現するためにこれからやっていきたいことを書き加え、各コンテンツで発信する内容(色分け)など、自分という人間が考えているビジョンをより明確にしてみました。

実はこれが完成ではありません。ここから言葉をそぎ落とし誰が見ても理解できるレベルにまで昇華させたら完成です。

(セルフブランディング完成版は近日公開する有料記事で紹介します)

このセカンドステップは継続することの意義を再確認することです。もっとわかりやすい言葉で表すなら「自分の台本」を作るということです。何を目標に生きて、どんなことを実現するためにどうやって仕事をこなしているのかを自分で確認するということです


『大切なことその3 / 実体験を言葉にする』

書き続け、ビジョンを明確にした最後のターンです。
セルフブランディングを行い強く意識することで今までやってきたことに小さな変化が生まれ始めます。

  • 自分の行動に理念が生まれ、発言や発信に一貫性が生まれ始める

  • 自分を知らない人に、自分のことを伝えやすくなる

  • 力を入れるところが明確になる

  • 時間がないことに気づき自分の行動が加速する

  • 自分の行動に規制をかけられる

私が現在感じていることで言えばこんなところでしょうか。
ここで最後のステップをお伝えします。

誰のものでもない世界で唯一無二。自分だけが掲げた「ゼロ階層」を成し遂げるために生きている。その上で大切なことはひとつだけ。

『自分の言葉で発信し想いを行動で示す』


先ほども書きましたが、あくまでセカンドステップは自分の内側で留めておくものです。大切なのは自分の言葉で発信し自分の行動でみせることです。
これが全ての真理だと個人的には考えています。

重要なのは「ゼロ階層」を実現するために動いているのかどうかです。

ここで余談を。

小学生のころ私は体も弱く運動音痴でした。学年の中でもトップクラスに短距離走が苦手で毎年、他の走者から大きく差をつけられます。

小学生の頃の鈍足は普通ならみんなバカにして笑ったりするのに、私が走る時は毎年みんながスタンディングで大盛り上がりで暖かく応援してくれていていました。

それはなぜか?

運動音痴でも私はいつもとにかく必死でした。さらに運動ができないことを武器にして普段から人を笑わせていたんです。

でもやっぱり自分が人より遅いのが悔しくて、小学6年のころ足の早い友達に放課後の運動場の隅でこっそり教えてもらっていました。

いつの間にかクラスの男女が半数近く集まって教えてくれて、結果6年の頃の徒競走で一緒に走っていた7人中2位でした。

生徒会長をしていたこともあり先生に頼まれて徳島県の小学生の代表が集まる弁論大会でこの一連の出来事を発表しました。私の母親がいまだに嬉しそうに語る幼少期のエピソードです。

この小さな成功体験エピソードを客観的に分析すると、

  • 「持っていない」「できないこと」も強い武器になる

  •  運動場の隅で努力

  • みんなが笑顔になれるストーリー(コンテンツ)は広く伝わっていく

特に大切なのは2番目の運動場の隅という部分。
仮に1人自宅で走る練習をやっていたらどうでしょう?

せいぜい母親が出してくれる夕飯が少し豪華になる程度で、間違っても県内の大きなサミットで発表するようなことにはならなかったはずです。再度ここで大切なことをまとめます。

誰もわからない場所で努力していても見つけてもらえません。かといって過度なアピールも逆効果。あくまで自分は「ゼロ階層」 を成し遂げるために動いていることを常に意識し、目的と手段をしっかりと区別すること。

noteも他SNSも要はファン作りです。全ては自分を支えてくれる仲間を作るための活動なんだとしっかり覚えていてください。


『最後に』

7000文字を越える長文に最後までお付き合いくださりありがとうございます。この記事は過去に書いた有料記事のエッセンスに加えてこの半年で私が強く感じて行動したことだけを実体験ベースで書きました。

冒頭でも書きましたが、私は現在、大きな成功を手にしているわけでもなく日々葛藤を繰り返しています。でも半年後、私は今の場所から大きく飛躍しています。

なぜなら「継続できる自分になり」「自分を知り」「発信場所それぞれの特性を考えながら自分だけのフォームで素振りを始めた」のだから。

私がこの記事で伝えたかった3ステップは、

『自分を信じられる自分になるための手順』 です。

3ステップを繰り返し行うことで、あなただけが持つオリジナルストーリーは今よりさらに強く光り輝きはじめます。

どれだけ歩みの鈍い亀でもいつまでも最下位なんてことはありえません。トップなんて取れなくたっていいじゃないですか。初めて徒競走で2番になれたとき、私は一瞬、温かい光に包まれた感覚でした。

友達たちの歓声…
担任の先生の涙…
何か温かな光の粒…

あの穏やかで温かな光がこれからのあなたの人生にもたくさん降り注ぐことを願っています。

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