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会いたくなる人、避けたい人

最近、和田秀樹さんの本を良く手に取っている。

先日は、「100歳の壁 脳・からだ・心」という本を読み終えて、リビングに置いていたら、義母が「これ読んでもいい?」といって持って行った。

翌日、「お友達に貸してもいい?」と言われた。
なんでも、数人の仲間たちで面白い本を貸し借りして回し読みしているらしい。どうぞどうぞ、というと、喜んで持って行った。

私は100歳にはまだ遠いが、義母とそのご友人たちには近い未来だ。
関心があるのもうなずける。

和田秀樹さんによると、これは別の本のタイトルでもあるが、
「60歳からはやりたい放題」らしい。

こちらの本の内容をかなり乱暴にまとめると、
『60代は、「やらなければならないこと」を手放して、自分優先で「やりたいこと」を優先して良い年代に突入している』という前提で、前向きで毎日が楽しくなる60の具体策を掲げたものである。

私は、まだ60代に突入するには数年間あるけれど、気分はもう「やりたい放題」なので、とても共感できるヒントが沢山詰まった本だと思った。

半世紀以上生きてくると、いろいろなタイプの人と知り合いになる。肉親も含めて。

私が会いたくなる人、、それは、あまりネガティブな言葉を使わない人だ。
あまり前向き過ぎてもパワー過剰で困るけれど、たとえば困難に直面しても、自分自身のことを正しく理解して見合った努力をしていく人。
話を聞くとき共感できる人、そんな人にはいつも会いたくなる。

一方で、私が避けたいのは、自分自身の認識が的確に出来ていない人。
私くらいの年齢になっても、結構いるものだ。

そういう人は、自分自身を卑下したり、否定的な言葉を多用するが、本当に心の底からそう思っているわけではないところがややこしい。
むしろ、ある意味自分のプライドは言葉とは裏腹に高いところに存在していて、そこにしがみつこうとする。

話を聞いていても共感できないので、どうしても表面的な付き合いしかできなくなり、だんだん距離を取って、最後には離れていく、という経過をたどることが多い。

和田秀樹さん流に言えば、もうそろそろ、
自分の気持ちに正直に、
不要だと感じるものは潔く手放して、のびやかに生きていくことが大切なのかな・・・
最近、仕事の合間にそんなことをふと考えた。




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