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古いイデオロギーから生身の人間を取り返す

見えてる世界が全然違う人と、意見の違いを乗り越えるために。

🌱 右翼や左翼、男尊女卑や強硬派フェミニズムの人々はとても頑なで心のしなやかさを失っていると感じる。生身の人間よりもイデオロギーに縛られている。

みんな傷付いた被害者だと思う。自分より弱い者を傷付けるまでは。
自分より弱い者を傷付けて加害者になる。

🌱 男尊女卑は家電製品が一切無い時代なら、それも正しかった。でも今何時代?今は便利なモノがたくさんある。それなのに家事育児を女任せって人生損をしている。せっかく幼い子供の子育ての喜びを味わえる時代なのに。

🌱 右翼も左翼も“敵はどこまでも永遠に敵”という思考回路は同じ。だから殺したり自害したり革命起こしたり。
敵とわかり合うという世界観が無いのか、相手を倒す快感を得たいのか、妥協しないし、二つの相反する考えを合わせて、より良い、より上位の考え方を導き出そうという気概が無い。

🌱 ここまで行くと、発達段階の不備かと疑いたくなる。「悪いのはそっちじゃん❗️」という子供と同じ。思考回路そのものの器が小さい。
絶対的な自分、存在のコアな部分が、自分を潰してくる者に対して自分100%で応戦。
自分を潰してくる者に対して「こっちのエゴは50%譲るからそっちのエゴも50%削って」とはならない。全取りか全無し。そして自分は最終的に絶対勝つと思っている。
こうした思考回路の器を拡げることは人類の課題ともいえる大きな問題。

全取り─全無し、0─100思考のやり方だと定期的に破滅を招く世界観だけど、それでいいのかな?

🌱 こうした人類の課題を解決するにはどうしたらいいだろう。

頑な人たちは、自分は不当に抑圧されたという経験を持つ。そしてそのことに共感されたことがないという経験が掛け算されている。だから、利害が一致しない人はどこまでも永遠に敵という思考回路になってしまっている。あるのは利害の一致のみ。

人間には共感能力が備わっているのに、不幸にも幼い時にそれを身につけさせてもらえる環境になかった。
でも、その能力を使えるようにならないまま死んじゃったら、人間に生まれてきたのにもったいないよね。

🌱 リラックスすることで心を開けるように、そこから優しく共感する。そうしたら眠らされてた共感能力が目覚めてくると思う。

例えばこんな感じの対話で。

── 幼い頃、共感してもらえなかったことはありますか?
── ❲それはそれは悲惨な体験談❳
── あなたは辛かったんだよね。よく頑張ったね。ガマンして当然って言われてきたよね。そう思い込まされてたよね。強要されてきたよね。
今みたいに便利なモノがなかったし、戦争に負けて社会が荒廃していたから、ガマンせざるを得なかったことがたくさんあるよね。大変だったね。
そんな中でも、本当に本当にしょうがなかったことと、大人たちがわがままを通すために押し付けられたことを分けて考えてみてね。


🌱 このまま話が進む人と、攻撃をしてくる人がいる。今までの自分を崩されてしまう恐怖心から、自己防衛反応が起きるから。でも、途中経過だから乗り越えれば景色が変わる。


ただ、あまりにも悲惨な目にあっていると辛いねって言われても
── え?フツーだけど?
って思う。
それに対しては、こう返す。
── うん。そうなんだ。でもそれ、人間全般のフツーじゃないことだけはおさえておいてね。

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