見出し画像

好きな色の服を着てみればいい、と思う。

赤や緑やピンクなどの色もののワンピースやスカートは大好きでよく気軽に着ています。

仕事の時はお客様のほうが主役だったりするので、どちらかというとネイビーやブラック、ホワイトなどの落ち着いた色のものを着ていることが多いのですが、素敵な場所での会食や、休日、夫と出かける時はせっかくなので仕事モードとは違う自分らしいエレガントだったり、リラックスモードの服を着たいもの。

特に夫が写真家なので、出かけるたびにこんなふうに(iPhoneで)簡単に写真を撮ってくれるので、SNSでもアップしていると、ファッションについてよくコメントをいただくことがあります。

とくにこんな朱色(オレンジ)のような目立つ色のワンピースだったりすると、男女ともに色に関するコメントが多くなります。

SNSのコメントや直接会った時に服について女性から褒められる時の多くは「鮮やかな色のワンピースがとても似合っていて羨ましい。私も着てみたいんだけど、なんか恥ずかしくて(そんな色の服を)買うことができない」

もしくは「買ったとしても着ていくのに勇気がいるから」「着る機会がないから」という理由で買わないし着ない、というのです。

私は率直で裏読みできない専門家なので(本当に着たいと思って羨ましがっているのならば)「そうなんですか?もったいない!似合う色みさえ押さえればワンピースは誰でも似合いますよ」と言ってしまうし、「むしろスカートだけだったら顔からかなり離れた場所にあるアイテムだから光の反射や顔映りも関係ないので、どんな色のスカートをはいてもトップスとのバランスさえ間違えなければなんの問題もないですよ!着ちゃえばいいのに!」と答えてしまいたくなり、相手はそんなまっとうなコメントがほしいわけではないようなので、そこで「・・・・」となるのが大概です。

きっと捻れた人が目立つ色のワンピースを着ている私に言いたいことは
「あなたは周りのことなどなにも考えずになんでも好きなものを選べて自由でいいね」と暗に言いたいのかもしれないなあと感じることもたまにあるのでそのことについて少し考えてみる。

人それぞれ感受性は違うと思うけど、大体の場合、本人が自意識過剰すぎるだけであって、似合う系統(ブルーベースとかイエローベースとか)と色の分量さえバランスとれば、色物は誰でも似合うと思うし、『羨ましい』と思うくらいならチャレンジしてみてもいいんではないかなー?と思ったりします。

私がここでいう「自意識過剰」というのは、悪気のない言葉なので悪意なく聞いてほしいのですが、人は自分(あなた)が思っているより、誰かの着てるものなんてほとんど気にしてないし見てませんよ。

私のように嘘が言えない人間は「わあ!素敵!よく似合ってるね!華やか♪」とその華やいだ感じに嬉しくなって思わず気持ちを伝えに声掛けにいくかもしれないけれど、普通の人はもともと「その人(あなた)」に関心を持っていない限り、わざわざ服のことなんてなんも気にしていません。
そんなもんです。世の中なんて。自分のことで精一杯な人が多いので人の変化やチャレンジまで気がまわらないみたいなのです。

しかし、私は知っています。たまにあなたの変化に文句を付ける人がいることを。
もし文句をいう人がいるとすれば、それはあなたの身内か友人(もどき)くらいじゃないかなー?

身内の場合は、自分の知ってる「あなた」のイメージが変わると、自分の知ってるあなたがコントロール範囲から急に外れたような気がして、自立を許さないために「どうしたの?そんな派手な服、みっともない」とマウントしてくることでしょう。

大人相手にそんな幼稚なこと言うのは子離れしていない親か、奥様に対して独占欲が強すぎる旦那さまか、自分が優位に立ちたいだけの兄弟あたりなんだと思うし、

友人知人に関しては、「あなた」が素敵になると「自分が」置いてけぼりをくらったようで、焦ってなにか否定的な言葉をかけて、あなたをそこ(コミュニティ)から出ていかないように閉じ込めたいだけかもしれない。

あなたが成長したり素敵になったりすることを快く思わない友人(もどき)や知人の類は、付き合うだけ苦しくなるんじゃないかなー?と思ったりします。

そもそもその他の人は、そこまで人の服なんて気にしてません。

むしろ根が素直な素敵な人は、あなたのチャレンジを褒めてくれる人が多いくらいで、そんな風に褒めてくれる人がいたらそんな人がいる新しいコミュニティとお近づきになればいいんじゃないかしら。
きっとマウントしない思いやりの世界。
新しい世界の幕開けです。

私は嫌味を言ったり、文句をつけたりするようなそんなドロドロしたような悪意に満ちた世界は調子悪くなりそうなので、敬遠していますし、

どうせまっすぐにしか受けとめることができないから、嫌味でさえ褒めてもらっていると勘違いして喜んでしまうので、相手の方からフン!って感じで去っていくのでしょうが、

努力をしたり、楽しんだりしているあなたのことに文句をつける人のことはこの際無視してしまいましょう。

私の場合は、パーソナルカラーも、骨格診断もした上で、それをベースにしながらも本来だったら似合わない範疇のものでもクロスオーバーした解釈で、自由に好きな色や好きな形の服を着ています。

とにかく買う前に試着室でしつこく何十着も試着し倒せば、似合うのがひとつかふたつくらいはすぐ見つかると思いますよ♪

ぜひチャレンジしてほしい。

着物が似合わない日本人女性ってあまり聞いたことないですよね。
私は着物も大好きで、あんなにたくさんの分量の色の平面の布を、帯以外の全身で身につける和服。

和服で培ってきた配色の感性が日本人にはあるんだから、同じように好きな色を帯で工夫するのと同じことを小物やアクセサリーで工夫してどうにか自分に寄せて似合わせる力技を使ってみればいいのに。もっと自由になれるのに、と思っています。

おせっかいかもしれないけど、着る前から無理って決めてる人が多すぎるので。

ヒカル

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?