「カルト教団で10年過ごした少年」「飲める人が稼ぐって本当？」～先週のSlowNewsLetter第14号より
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先週の『SlowNewsLetter』の第14号で、瀬尾傑と熊田安伸がピックアップしたは、こちらの5本でした。
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【おすすめ】
カルト教団で過ごした10年
（東大中退したアライさん 2023/4/22）
不登校になったのがきっかけで、新興宗教に「熱烈に」のめり込んだ二世信者の少年。10歳から19歳まで過ごした教団の内部はどんなものだったのか。なぜ抜け出すことができ、そして社会は受け入れてくれたのか。懊悩に満ちた日々を、赤裸々に告白しています。名前は伏せられていますが、たぶんあの教団ですね。1万8000字でnoteとしては大作ですが、気づいたらあっという間に読了。（熊）
飲める人が稼ぐって本当？ アルコール耐性と所得の関係
（東京大学公共政策大学院 2023/4/25）
酒を飲めるかどうかが所得や労働時間に与える影響を調べた結果、酒を飲める人が必ずしも高い所得を得ているわけではない、という東京大学の論文。飲酒がビジネスコミュニケーションを円滑化して、所得を向上させるという効果は否定されたようです。（瀬）
加齢に伴う正常組織の遺伝子異常とがん化のメカニズムを解明
（京都大学 2019/1/8）
それで思い出した、少し前の京都大学の研究。加齢にともなって、食道がんで頻繁に認められる遺伝子の変異を獲得した細胞が徐々に増えていく。これは幼児期からはじまっていて、特に激しい飲酒と喫煙歴のある人では、この過程が強く促進される、という。酒飲みに厳しい研究がつづいてすみません。（瀬）
「ジェンダー平等」全国１位は、２年連続でまさかの鳥取県庁 秘密は元知事が３０年前に始めた“種まき”にあった
（47NEWS 2023/4/27）
政府統計などをもとにジェンダー平等ぶりを可視化する「都道府県版ジェンダーギャップ指数」。行政分野は2年連続で鳥取県が1位でした。実は30年も前から取り組みが始まっていたそうで、仕掛け人のあの人がどんな手を打っていったのかを詳しく説明しています。これぜひ取り入れてほしい。（熊）
続・Googleマップで見つけた孤島の墓…新事実が判明、「日本最東端」発見者が語っていたこと
（東京新聞 2023/4/26）
インスタの裏側の世界、「闇バイト」に潜入した迷惑メール評論家。仕事は「いいね」を付ける代わりに「報酬（カネ）」を得る、「いいねの労働者」でした。100アカウント以上に「いいね」を押すと、「まじで!?」とビックリしてしまう大物もいれば、「あー、そうなるよね」と納得の人物もいたとか。これも一つの調査報道。（熊）
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