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ハザードランプを探して

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「生活保護の申請は国民の権利。生活保護を必要とする可能性はどなたにもあり、ためらわずご相談ください」そんな呼びかけに応じない人もいる。どうしてなのだろうか。支援の現場から見たルポ…
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#ノンフィクション

「ハザードランプを探して」第1回

取材・執筆:藤田和恵、フロントラインプレス 「生活保護だけは嫌」コロナ禍におけるSOSは、元日の夜も待ったなしだ。 2021年1月1日、東京・千代田区の聖イグナチオ教会で開かれた「年越し大人食堂」で出来立ての弁当を配り、生活相談を受ける。会場の撤収後、「反貧困ネットワーク・新型コロナ災害緊急アクション」事務局長の瀬戸大作さんは、ひと息つく間もなく車を駆った。夜7時すぎ。都心の正月はビルの明かりも行きかう車も少ない。いつもと同じ元日の光景だが、新型コロナウイルス感染症が猛威