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渋谷川と観音橋
スローリー余話
川と橋と美味しいもの#26
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スローリー余話「川と橋と美味しいもの」は弊誌で取材した千代田区、中央区、台東区、江東区などを紹介していましたが本編は未取材の渋谷区でございます。現在渋谷川は渋谷駅の南方から天現寺橋までを流れていますが、昭和30年代に暗渠化されるまでは新宿御苑の池や玉川上水の分派を水源として外苑西通りから神宮前(表参道のラルフローレンや交番のあるあたり)そして原宿の隠田商店街あたりを通り渋谷駅まで川が流れていました。その名残のひとつが外苑西通りの「観音橋」交差点です。交差点近くには新国立競技場の周辺整備にともない往時の川を偲ばせるような親水公園があります。
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24時間365日いつでも待っていてくれる
黄色が目印のラーメン店
この「観音橋」交差点には24時間365日営業している『ホープ軒』があります。昭和の東京五輪が開催される3年前の1961(昭和36)年にオーナーが屋台から創業。パリ五輪が開催される2024年も”黄色が目印のラーメン店”は国立競技場はじめ神宮球場などのスポーツ観戦のお客さんやタクシーやトラックドライバーさん、そして深夜(早朝?)に酩酊した客人など多くの人々に60年以上愛され続けている美味しさです。
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今回正式に取材をお願いしておりませんので詳しい情報は控えさせていただきますが、昭和36年に創業し令和6年の今も深夜早朝問わず店頭でラーメンを啜るひとが絶えない名店です。