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南ア変異種で米国株が全面安!このままフィリピン株も続落するのか?

どうも、
今週も3夜連続でブログを更新している
shoheybeatzです。

11月26日金曜日の米国市場は、南アフリカで確認された変異種「オミクロン」の影響により急落しました。


もちろん、このブログはフィリピン株についてですので

米国株については割愛しますが、

問題はこの件が今後フィリピン株式市場へどのように影響してくるか?ということです。

今回は現在ネットニュース各社で報じられている内容とフィリピン政府の対応について、

そして今回の件がどのように今後フィリピン株へ影響するのか考察してみました。

南ア変異種で米国株が急落


ロイター通信によると、感謝祭の祝日明けで半日取引となった米国株式市場は南アフリカで確認されたコロナウイルスの変異種「オミクロン」の発表を受けて急落し、

投資家の不安心理を表す恐怖指数とも呼ばれるボラティリティインデックス(VIX)が3月初め以来の水準に達したと報じられています。

なお、セクター別では、クルーズ、航空、小売、銀行株が下がり、ワクチン株は上がっているようです。

同時にコロナ渦で恩恵を受ける「巣ごもり銘柄」すなわちステイアットホーム銘柄である動画配信のNetflixやZoom株が買われているとのことです。

VIXのチャートを見てみると、2020年3月9日にVIXが大きく上昇し同時のこの日NYダウは大きく下がりました。

今回のVIX上昇は昨年6月と同等レベルに達しています。

私はフィリピン株の他に仮想通貨や米国ETF、たまに個別株やコモディティの取引をしていますが、

保有しているバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)も今回窓を開けて大きく下落しました。

ただし米国株式市場は今後も長期的に見れば上昇すると思ってますので、今回の下落は買いのチャンスだと思ってます。

その理由については後ほど回答します。

フィリピンでも南アから渡航を一時禁止

Inquireニュースによると、

今回の発表を受けて先週金曜日、フィリピン政府は変異種の国内への侵入を防ぐため、

南アフリカ、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエ、レソト、エスワティニ、モザンビークからのフライトを12月15日まで一時停止を発表しました。

同時に政府は、目的地の禁止国リストにさらに多くの国を追加するべきかどうかについて話し合っているとのことです。

またArab Newsによると、

23万人以上のフィリピン人が働いている香港でも変異種オミクロンの確認が報告されており、ホリデーシーズンの同国からの入国制限についても現在議論されている模様です。

今回のフィリピン政府の発表は国内へ変異種の侵入を防ぐためのもので、まだ現時点では国内の隔離規制について意見はされていないようです。

しかし今後の感染者の拡大次第ではせっかく緩和されてきた移動規制が再度強化されると言う可能性は十分あるのではないかと思います。

フィリピン株に与える影響

では、今回の件がフィリピン株式市場に与える影響についてですが、

今までコロナ変異種関連による米国株式市場で発生した下落はフィリピン株式市場にも多少なりとも影響を及ぼしてきたことを考えれば、

今回の件は決して対岸の火事ではなく、とくにここ最近調子が良い航空株やモール不動産株の一時的な下落はあるのでないかと思います。

しかしこれまでの流れを考えれば、実際にフィリピン株式市場がこの変異種により長期的な下落局面に入るとすれば、国内で感染者が確認され、感染数が増加して、さらに外出規制を懸念されるようになってからではないでしょうか。

これは米国株にも言えることなので、そのために今回の件による米国株の下落は買いのチャンスだと思っている理由です。

フィリピン株は年末年始にかけてまだ上昇する余地はあると思いますし、だとすれば今回一時的な下落があったとしてもそれは米国株同様に買い場になると考えてよいと思います。

さらに言えば、今回の米国株でもあったように、こういうときにこそ買われる銘柄がフィリピン株にも存在します。

それがステイアットホーム銘柄です。

今年コロナによる長期的な下落局面において、常に安定した上昇をしてきた銘柄で、例えば缶詰食品のCentury Pacific Food(CNPF)やファイバー回線のConverge ICT Solutions (CNVRG)、

それに昨日別の記事でも紹介したインスタントラーメンを製造しているMONDE NISSIN(MONDE)などがあります。

こう言ったステイアットホーム銘柄が一時的に上昇する可能性があることも意味しているため、今回の件が現時点の状況から大事に至るとは考え難いのですが、何にせよ月曜日からのマーケットを注意して見る必要がありそうです。


まとめ

南アフリカで確認された変異種オミクロンの発表により先週金曜日はVIX指数が大きく上昇し、米国株式市場は全面安でクローズしましたが、

その中でもクルーズ、航空、小売株が大きく売られて、巣ごもり銘柄やステイアットホーム銘柄と言われるNetflixやZoomが積極的に買われていました。

南アフリカと感染者の確認があったその周辺諸国からの入国禁止を発したフィリピンですが、

今回の件はフィリピン株式市場へも影響が多少なりともあるかもしれませんが、本格的な調整局面があるとすればそれはまだ先のことで、これから年末年始に向けてまだフィリピン株は上昇する可能性はあるんじゃないかと思っています。

ですので、仮に米国株での急落がフィリピンで起きたとしても、慌てず冷静に対処していくことで年末に向けて更なるリターンが期待できると思います。




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※なお上記内容は投資2年目の超ビギナーによるものですので、必ずしもそうなるとは限りませんので、その点はご理解お願いします。



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