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2021年3月またフィリピン株暴落!?マイニング(鉱業)株、DITOが爆下げしているワケ


どうもshoheybeatzです。

先週末からフィリピン株がめちゃくちゃ下がってます!

また爆下げ中です。

フィリピン株全体が下がってる中で、とくにマイニング株が一番下がっています。

しかも、3月8日に営業スタートしたDITOも爆下げです。

なぜなんでしょう?

今回は現在フィリピン株の暴落と、マイニング(鉱業株)、DITOの株価が爆下げしているわけについてご紹介します。

フィリピン株が下がっているワケ


3月8日月曜日、フィリピンの総合株式指数PSEiは124.45ポイント(1.81%)下落して金曜日の6,756.92でクローズ。

もともとフィリピン株は下落トレンドでしたが、先週水曜日から米国の長期債金利の上昇の影響によりさらに下落。

おそらく今週も引き続き下落すると思っていたんですが、週初めにコロナ関連ニュースが出て今回の暴落でした。

アナリストによると、新しいコロナウイルス感染者の増加により、投資家の心理にネガティブな影響を与えたため、売りが殺到しての下落のようです。

今週月曜日、フィリピンの保健省はコロナウイルスの感染者が3,356人を記録したと発表。

ユニキャピタル証券の株式アナリスト、クリストファー・サンペドロ氏によると、

「COVID-19の状況の傾向が続くと、地元の株式市場のボラティリティがさらに高まる」

と言っています。

現在、フィリピンでのコロナウイルスの感染者拡大により投資家の間でフィリピン全土でさらなる隔離規制の強化が懸念されています。

当面の間、投資家の不安によりフィリピン株は下落トレンドから抜け出せないと思われます。

爆下げ中のマイニング(鉱業)株

今回の下落ですが、業種別に見てみると、

全ての業種が下がってる中で、一番下落幅が大きいのが

マイニング(鉱業)株&石油で、鉱業株の下落が目立ちます。

そのマイニング(鉱業)株の中でも特にニッケル株が大きく下がっていました。

以前、2021年はフィリピンのニッケル株が上がるかもしれないワケという記事でご紹介したNckel AsiaやGlobal Ferronikelなど、ここ数日は目も当てられないほど爆下げしてます。


このブログをはじめて以来、あれだけ推していたニッケル株なんですが、めちゃくちゃ下がってんじゃん!・・という声が聞こえてきそうです。

じゃあ、どうすんの?

損切り?それとも買い増し?

という場面ですが、


まずその前に、そもそも論、なぜここで鉱業株、しかもニッケル株が下がってるのか?ということを考えないといけないと思いますが、

こういった鉱業株が軒並み下落している背景には、銀、銅、プラチナ、鉛、ニッケルのコモディティの下落があります。

とくにニッケルに関して言えば、先週木曜日に8%も下落しました。

こう言ったニッケル、銅などコモディティが下がっている一つの大きな原因として、

ドルが上がっていることです。

歴史的に見ても、ドルとコモディティは逆に動くものです。  

ちなみにDXY指数とは、複数の主要通貨に対するドルの価値を表す指数なんですが、3月に入ってから上昇しています。

そして、ドル高の理由は米国長期債金利の上昇が関わってますので、

今ところ、ドルが、コモディティがどう動くのか全く見えてこないので、とりあえず様子見かなーと思います。

DITOの営業スタートにも悪影響?

これまで何度もブログでお伝えしてきたDITO CMEですが、ビサヤとミンダナオ地方限定とは言え、3月8日からついに営業スタートしました!

喜ばしいニュースのハズが、営業スタートの当日は株価が8.79%も下落しました。

これはもう、月曜日のフィリピン株の暴落の影響を受けて「とばっちり」で落ちてるとしか、言いようがありません。

冒頭でお伝えした通り、コロナウイルス感染者数の増加により、多くの投資家は「次の封鎖はいつか?」という不安に駆られているため、マーケット全体にネガティブなバイアスが漂っています。

しかし、逆に言えば、そういったコロナで多くの人が家から出れず、データ通信量が増える状況こそ通信株が上がる可能性もありますので、まだまだ諦めずに、DITOを応援していきたいと思います。

まとめ

3月になってからフィリピン株はまた暴落してます。

こんな時に、まずやらないといけないのが「落ち着くこと」です。

落ち着いたら次になぜ下落しているのか、調べないといけません。

今回のフィリピン株暴落の震源地は米国長期金利の上昇によるドル高とコロナ感染者の増加、2つあることに気づきます。

どれくらい下がるのか、どれくらいで回復するのか、今のところ先が見えません。なので、売る、買いはせず、落ち着いて様子見していきたいと思います。

今後のフィリピン株の見通しを考える上で、鍵となるのはワクチン関連のニュース、雇用統計などの経済指標、

あと直近で言えば、23日上場予定のDoubleDragonのDDMPリートや次のIPOとして今注目されているフィリピン史上最大のIPOと言われているモンデニッシン。

こういうニュースが今後マーケットにどのように影響を与えるのか、注目です。


引用:

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