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2021年フィリピン株でニッケル銘柄がおすすめなワケ

どうもshoheybeatzです。

今回は今、話題のテスラについて!!!

では、ありません。(笑)

でも、テスラなどEVに関連する話をしたいと思います。

今、世界的にEV(電気自動車)のニュースが毎日のように出ています。

とくに昨年から販売台数が飛びあがり、今後も伸び続けると思われますが

そんな中、EVの販売台数と並行して伸びているのが、EVのバッテリーに使用するニッケルの価値です。

何を隠そう、フィリピンは世界一のニッケル産出国なんです!

そこで今回は、フィリピンのニッケル鉱業とフィリピン株でおすすめのニッケル銘柄についてご紹介いたします。

世界的EVブームとニッケル価格の高騰

2020年、世界のEV販売台数は43%急増し、合計324万台に達しました。

2021年は「電気自動車の年」になると言われています。

電気自動車(EV)の売上高は、22%予測から、2030年までに24%の複合年間成長率で2,230万台に成長すると予想されていますが、

そのEV生産に欠かせないのが、バッテリー。

そのバッテリーに使われるのがリチウムやニッケルという鉱物です。

そのニッケルの供給不足により、生産がストップする国ができるほど、現在ニッケルの需要が世界的に高まり、2020年からニッケル価格が高騰しています。


最近のリサーチでは、2021年にニッケル鉱山の生産量が前年比8.3%増加すると予測されています。

では、そのニッケルを産出している国はどこかというと、インドネシアやオーストラリア、ロシア、カナダそしてフィリピンです。

今そのフィリピンが世界一のニッケル産出国として注目されています。

フィリピンのニッケルに世界が注目!


フィリピン環境天然資源省によると2020年のニッケル生産量1,860万トンで、前年に比べて14.4%減少しました。

これはコロナ対策として3月から2カ月間行われた移動規制により、ニッケルの輸送に制限がかかったことによるものです。

フィリピンのニッケルの輸出は約90%を中国へ、残りの10%を日本へ輸出していて、2020年の輸出額は116億ペソ(約253億円)でした。

中国自動車メーカー協会によると、中国でのEVの販売台数は前年の137万台から2021年は40%増加し最大180万台に増加する可能性があると発表しています。

これまで中国はインドネシアやフィリピンからニッケルを輸入してきましたが、昨年末からこの状況が変わってきました。

なぜならばニッケルの産出量世界一のインドネシアが昨年2020年から2022年までの2年間、国内の加工産業の発展を支援するためにニッケル鉱石の輸出禁止を発表した為です。

そのため、フィリピンが世界一のニッケル産出国になりました!

そして、ニッケルについて当分の間中国はフィリピンへの依存しないといけない状況になっています。

こういった背景により、2022年まではニッケル株が上がっており、投資家の間で買われている理由です。

フィリピン株でおすすめニッケル銘柄


それではフィリピンの証券取引所に上場しているおすすめのニッケル銘柄を紹介したいと思います。

なお、この内容は以前ご紹介した鉱業株の特集記事にも含まれる内容になります。


Nickel Asia Corporation
NIKL

Nickel Asia Corp.(ニッケルアジア)は、ラテライトニッケル生産の国内第一位で世界最大の輸出企業です。

2019年の純利益は前年比9.4%減少の38億2,000万ペソでした。


Global Ferronickel Holdings, inc

FNI

Global Ferronickel Holdings Inc.(グローバルフェロニッケル)は国内で2番目に大きいニッケル鉱石生産者で、世界で最大の単一ラテライト鉱山輸出企業です。

2019年に13億3000万ペソの純利益を計上し、前年の5億900万ペソの利益を2倍以上に増えている今急成長している企業のため、おすすめです。

2020年11月14日第3四半期の純利益が前年同期の8億500万ペソから93%増加して15.6億ペソとなっています。

(ちなみに、FNIは私のポートフォリオにも入っていて昨年末に一度20%で利確しましたが、今年に入り再購入しています)

Marcventures Holdings inc
MARC

Marcventures Holdings(マークベンチャーホールディングス)は、完全子会社であるMarcventures Mining&Development Corporation(MMDC)を通じて、フィリピン国内の4,799ヘクタールの地域を対象にこれまでに1,659ヘクタールのニッケルの採掘作業を行いました。

なお、同社のニッケル鉱石はすべて中国に輸出されています。


ご覧の通り、ニッケル価格の上昇と共に、ニッケル銘柄も同じく昨年中旬から上がっていることがわかります。

この世界的なニッケル需要の増加に伴うニッケル価格の上昇、

そして、ニッケル生産世界一のインドネシアが輸出禁止により、フィリピンのニッケルの需要が高まっているため、株は引き続き上昇していくと考えられるため、おすすめです。

まとめ

2020年は世界的にEVの販売台数が伸び、今年も引き続き伸び続けると思われますが、そのEVのバッテリーに使用されるニッケル価格が高騰しています。

その中でこれまでニッケルの生産が世界一だったインドネシアがニッケルの輸出禁止に踏み切ったことで、2021年はフィリピンが世界一のニッケル産出国になりました。

フィリピンは国内で採掘したニッケルの90%を中国に輸出していますが、インドネシアが輸出禁止となっている今、当分の間フィリピンのニッケル株は上昇すると考えていますので、おすすめです。


引用:
https://www.bworldonline.com/china-demand-for-phl-nickel-strong-if-indonesia-ban-stays/



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