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近所の生パスタ
町内にうどんとパスタの手打ち製麺所がある。その存在に気づいていながら、寄る機会を逃してきたが、「卵のパスタ」をリベンジして作り直すモチベーションを得るべき、仕事帰りに葉山一色の「パ 麺 タ」を目指した。
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閉店間近な4時半、たまたまこの日に残っていたパスタは3種。いずれも腰の強さが特徴の小麦粉デュラム粉の粗挽き(セラム)。ナポリタンに特化した『Napolita_n』、断面が四角でソースが染みこみやすくボロネーゼなどに向くという太麺『Chitarra(キッターラ)』、断面が楕円形で万能な細麺『Linguine(リングイネ)』。
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マニアックな前者2種に強く惹かれつつも、今回は無難なリングイネ600g(4人前だけど、ぼくら2人ぶん)を選択。店主によれば生麺はよく泳がせるために「たっぷりの湯量で強火(麺量に対して10-15倍の湯量」が美味しい茹で方のポイントになるそう。つまり、600gだと湯量は6L。塩は60g投入して茹で汁をつくるということ。ここはきちんと計っておかなくては。6×6×6で覚えておこう。
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『しみじみパスタ帖』の表紙になった「卵のパスタ」をトライ2度目。前回は卵液を炒め過ぎちゃったのでオムレツをまず準備。発酵バターを贅沢に使って小さな鉄フライパンで焼いたんだけど、半熟にするつもりがまた焼き過ぎてしまった。うーむ、一瞬の勝負ですねぇ。でも、チーズ塊をしりしりふりかけ、ブラックペッパーを散らしたら、それなりの出来に。何より生麺のもちもち食感に瞠目。これはクセになりそうな贅沢嗜好食材です。
でも、味は佳いけど、低気圧接近で不調な身体にはバターがきついと家人に言われて消沈。近々にキッターラを求めて、トマトと挽肉でまた茹で愉しもうかな。
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