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しみじみ卵のパスタ
萬田康文さん、大沼ショージさんの写真家ユニット「カワウソ」が著した『しみじみパスタ帖』。手にしたとき、まっさきに作りたいと願ったのが、表紙を飾る『卵のパスタ』。
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萬田さんいわく、「イタリア版卵かけご飯」。その表現と主材料は卵だけの潔さに強く惹かれた。水と塩の量を正確に計測し、パスタ茹で汁に着手してからまずはパスタに和えるオムレツづくり。この段階でえっとオムレツってどうやるんだっけ?と手が止まる。そこですぐにググってレシピを再確認すれば良いのに、卵液を発酵バターひいたフライパンに即投入。結果、硬めのスクランブルエッグになっちゃった。
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まぁ、いいかとパスタを和え、茹で汁、オリーブオイルを混ぜて、チーズ塊をしりしり。
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カルディで買ってきたブラックペッパー粒を挽いてふりかけたら、それなりの美味しさに。ブラックペッパーの風味が際立つから使わないイタリアンシェフがいるそうだけど、ぼくはアリかなと。素人のあれこれ至らない部分を補い、グッとリカバリーする〆感が好み。次回はちゃんと半熟オムレツをこしらえてから臨もう。
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卵のパスタ、友はカルディの大特価白ワイン。600円台のフルーティ、おおいに満ち足りた。
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