#22 次はどこを走る?
~ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
2023年11月のニューヨークマラソンを無事に終えた後、次に走るべく6大マラソンに、どんどん申し込んでいかないと!と、強い気持ちが湧く。
残りはベルリン、シカゴ、東京、ボストン、ロンドンの5つ。
まずは2024年9月開催のベルリンマラソン、10月開催のシカゴマラソンに申し込んだ。
2024年3月開催の東京マラソンには、今回も既に落選している。
コンスタントに申し込んでいれば良かったのかもしれないけれど、コロナが蔓延しているときには、マラソン大会に参加することを一切考えていなかった。
そのため、今回は5年ぶりくらいの申し込みになってしまった。
ロンドンマラソンについては、2024年4月開催分のツアーのキャンセル待ちを2社に対してお願いしてあった。
そして、どちらからもキャンセルが出たという旨、連絡が来た。
でも、その時の自分の時間の制約などがあり、断念。
それでも、絶対に走りたい理由がたくさんある。
なかなか当選が難しい大会らしいので、近い将来、ツアーに申し込むことになると考えている。
それから、ボストンマラソンに関しては、そもそも自分の完走時間では申し込みも叶わず、出走権付のツアーに申し込むしか道がないと分かった。
そのツアーも2024年4月開催分は満員御礼で、キャンセル待ち5人目。
「キャンセルは、ほぼ出ないだろう」と言われたが、やはり声がかからなかった。
参加する人たちは、意思が強いのだと思う。
自分の生活の中で、「ボストンマラソンが最大の優先事項」というような真剣な空気を感じる。
でも「完走時間が6時間を切れば申し込める」と言われたので、資格があるうちに走ってしまいたいのが本音。
さて、そうこうしているうちに、次々に申し込みの結果がメールで来る。
この結果を受けて、2024年中に参加できるマラソン大会が無くなってしまった。
これは、かなりの衝撃!!!
1番最初のニューヨークマラソン当選は、本当にラッキーだったのだと、心底思い知らされる。
6大マラソンというのは、なかなか当選しないものなのだ。
ツアーもかなり高額。
しかも、もたもたしていると、そのツアーもキャンセル待ちとなり、それも不確定要素となる。
気持ちも萎えてきて、まあ「ニューヨークマラソンを走っただけで良いのではないか」と思えてくる。
誰かに頼まれて、6大マラソンを制覇しなければならない訳でもない。
一度当選しなければ、また1年後の抽選まで待たなければならない。
どんどん月日が経ってきて、走ることも難しくなってくるかもしれない。
自分で勝手に思いついた6大マラソンだったけれど、無理にやり遂げる必要も無いのではないか・・・と、負のスパイラルに陥る。
数日後、そこを断ち切ったのは、あるマラソンツアーとの出会い。
色々と調べてみて、探し当てたマラソンツアー。
「Inter air」という会社で、日本人との窓口は、Wakakoさんという女性。
彼女にツアーの概要を送ってもらったり、他にも付随する様々な情報を教えてもらう。
細やかに迅速にお返事を下さるところが、とても好印象。
ベルリンとシカゴ、両方のツアーを催行しているけれど、ベルリンは2024年は「50周年記念大会」なので、お勧めとの事。
自分の仕事との兼ね合いも考えて、9月末のベルリンに申し込みをお願いすることにした。
そうすると、気持ちはグッと固まり、走り続けるモチベーションが高まってきた。
せっかく思いついた「6大マラソンを走る」という目標。
やめることは簡単だけれど、それではつまらない。
ベルリンマラソンを第二の足掛かりにして、言い訳することなく、成し遂げたいという気持ちが戻ってきた。
やはり「有言実行」で行こう!
それで、まずは自分の現状を書き留めることにした。
「note」というものを知り、こうして今、書き記している。
noteのお陰で、さらに前向きに、走ることを楽しめるようになった。
それに、お友達や家族、お会いしたことのない方々からも「♡スキ」をしていただける事が、とても嬉しくて、背中を押されている。
他の方のジョギング、マラソンの記事や、その他にも様々な記事を読んで、良い刺激を受けている。
毎日の生活に張りが生まれる。
まさに「自分で選んでよかったこと」だと思う。
日々、皆さんの記事を読み、自分も週1回くらいのペースで投稿する。
スロージョギングの如く、ゆっくりペースでも、途切れることなく楽しんでいきたい。
(続く)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?