最近の気付き。

あたたかくなりましたね。花粉が張り切りすぎです。
春だからなのか、最近気付きが多発したので、覚書のように残してみる。

水曜日、息子の学童が最終日だった。1年2年とお世話になりまくったけれど、来年度は入ることが出来ず…
その日、わたしは休みだったけれど、ひとりにしてくれ!と言わんばかりに学童に行ってもらった(彼が学童に楽しく行ってくれたことが救い)

お弁当を詰めながら、ふと聞いてみた。
おにぎりひとつ?ふたつ?ハンバーグは?卵は?
そんな質問に、息子は楽しそうに答える。
幼稚園の頃、おかずやおにぎりの具にリクエストをもらったことはあるけれど、ほぼほぼわたしの独断で作っていたな。
そうだよね。自分の好きなものが好きな分入ってたら嬉しいよね。
朝のバタバタを理由に、そこに目を向けていなかったかもな…という気付き。

駐車場に車を停め、スライドドアを開けて息子の準備を待つ。
「いってきまーす!」の元気な声に、いつもみたいに「車来るからね、気をつけてね」と声をかける。
前と後ろを交互に見ながら、ずっとわたしに手を振ってくる。同じように振り返すのだけど、面白くなって両手にしてみた。息子が「おお!」と言うように両手を振る。だんだん可笑しくなってきて、わたしはにやにやしながら両手を振る。すると、離れているのに表情の変化が分かるくらい、息子も満面の笑みで両手を振る。
ああそうか。わたしが笑うと笑うんだ。そんな当たり前のことが、ことんと目の前に置かれたような気持ちになった。

その日は本当に春の陽気で。家についてふと空を見上げたら、ちょうど玄関の木が目に入った。
冬の間、彩りを失くしていた木に蕾がついていた。いくつか芽が出ている。
ああ、きちんとあたたかさを感じているんだ。きちんと芽吹くんだ。
普段目を向けない『当たり前』が、懸命に生きている。
わたしが見えていないものって、世の中にたくさんあるんだな…

今日も、3月も終わりだから振り返りしなきゃな…と手帳を開いた。
月初めに書いたいろいろに「あれ、わたしたくさんあるじゃん」と救われた気持ちになる。
どうしても上手くいかないことや、特別秀でている部分がないことに悩んでいたりしたのだけど。
自分でも気が付かないうちに『無い』に意識が向いていたらしい。
探したいものはたくさんあるけれど、『ある』に目を向けることを思い出させてくれた朝だった。

4月。
いろんな変化の中で、どうなっていくか分からないこともたくさんあるけれど、その中でできることを精一杯やっていこう。
楽しみもたくさんあるから、前を向いて。

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