見出し画像

12/22 絵をみて みんなで話す会 レポ

絵をみて みんなで話す会をやってみて

今回ゆっくり本を読む会で初めて対話型鑑賞会「絵をみて みんなで話す会」を6名で開催しました。

流れとしては、

  1. 自己紹介がてら複数の絵から印象に残った絵を選ぶ

  2. 一枚目の絵をみて感想を言い合う「夢にうなされる子どもと母/喜多川歌麿」

3.二枚目の絵をみて感想を言い合う「思いがけなく/イリヤ・レーピン」

という感じで進めていました。タイトルも情報もなくただただ絵をみて思ったことを言うので、皆さん想像力を駆使して絵に対して色んな物語を肉付けしていくのが、どんどん絵に生命が宿るような気がして楽しめました。

お話を聞いて特に面白いなと思ったことの一つに、絵に出てくる男と女の印象の差についてです。たいがい遊び人やお調子者と印象があるのは男性で、家を守っていたり、真面目なのは女性という印象があり、会でもそういった意見がでてきました。今回浮世絵を扱いましたが落語でもそんなイメージがあります。しっかりしているカミさんと情けないかったり遊び人の旦那さんの話が多いような気がします。
そういえば小学生の頃から男の子はうんこちんちんで笑っているけど女の子は真面目で、冷めた目で男の子たちを見ていました。

なぜ男女でこんな違いがあるのでしょう?このような違いは当たり前にある視線ですが、なんでなんだろうと考えると興味深いです。生物的な違いなのか、社会的な位置づけから行動の違いが出てくるのか。このような当たり前だと思われている視線を追求すると面白いところにたどり着けるような気がします。

ご参加いただいた方の感想

Y.Tさん
絵の感想をシェアするのは面白かったです。

あ〜るさん
今回、複数の人物がいる絵でしたが、人物の関係性を皆さんそれぞれ想像されていて、たしかにそうかもと思えるポイントばかりで、面白かったです。

豆大福さん
想像が膨らむ絵画を素材に、参加者の方々とワイワイ話せて楽しかったです。

むしこさん
絵を見て話すというのは初めての体験でしたが、大変面白かったです。他の方の見方に触発されて新しいアイデアが浮かんだり、「この人はこういう見方するんだ!」と言うような驚きがあってとても新鮮でした。ぜひ次回もまた参加したいと思います。ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

ゆっくり本を読む会/しょうご
よろしければ、サポートいただけると助かります!