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4年ぶりの藪原アタック〜境峠〜白樺峠〜乗鞍エコーライン

久しぶりの記録。
自転車にはそこそこ乗ってはいたけれど記録することが億劫で。筆不精な癖にこういう事をしようなんて、そもそも間違いなのだけどたまにやってみたくなるから仕方がない。

8月19日、自宅のある岐阜県から30kmほどある愛知県にあるJR中央線の神領駅まで、この駅から出る始発に乗るために朝3時半に出る。
この時期はもう夜明けが遅くなってきてるけれども、5時にはうっすらと明るくなってくる。

そんな頃に無事駅に到着して、そそくさと輪行詐作業、同行してくれる1人と無事合流、05:44発の中津川行きに無事乗車。
ちょっと前まではこの始発、松本行きだったのだが、いつの間にか中津川までになってしまって。

まあ、たまにしか、どころか18きっぷの時期と、JR東海が発売してるお得なきっぷ、青空フリーパスしか使わないので文句を言う資格はない。JRさん、ありがとう。

藪原駅に無事到着

次の駅でもう1人の同行者と合流、乗り換えも無事に出来て、藪原駅に08:25に到着、輪行解除していざ。

駅を出てすぐ、とても日差しが眩しいのだけれど空気の爽やかさに驚く。この場所でも標高が1,000m近くあるのだから当たり前なのだろうけど、住んでる岐阜市あたりの蒸し暑さは一体なんなんだろ、と思う。
自転車を漕ぎ出すとそれは更に感じる。空気が、冷たい。

道沿いに流れる小川は木曽川。
住んでるところにも同じ川が流れてるのだけど、その様相は別物。
変なテンションになりつつ境峠をクリア、次の白樺峠までの下りは寒いくらい。
野麦峠への分岐を通り過ぎて白樺峠へ。
上ってる時は流石に暑い。
ダラダラと上りが続いて、時折り斜度も上る。各自マイペースで淡々とやり過ごし峠の眺めのいいところに。

白樺峠から乗鞍岳を見上げる。

これから通るエコーラインのガードレールもくっきりと。雨の心配は無さそう。
少し下って乗鞍高原の白樺林を抜けて観光センターに。ここで12時。
各自補給の後、いよいよお楽しみのエコーライン。
久しぶりなのでどんな感じなのかもすっかり忘れて、ああ、三本滝まではそんなに斜度なかったんだっけ、とか、前回ロープウェイの近くの木にクマが登ってたの見たなとか思い出しながら淡々と。
時折りバスが三台連なって走ってくる。エコーラインは道幅が狭いのでかなり怖い。
スカイラインの方が慣れてるので、余計そう思うのかもしれないけれど。

しかし、森林限界ってこんな距離あったっけ?いや、これは年々衰えているのだろうなと思う。

やっと冷泉小屋の前に。

冷泉小屋でとりあえず全員集合して休憩、しばらくしてやっと景色が開けて来で走ってて気持ちがいい。
が、まだまだ上りは続く。殆ど雪が無くなってた雪渓を通り過ぎて、真っ直ぐ伸びる上り道を恨めしくも
でも終わっちゃうんだなぁとか、色々ごちゃごちゃになりながら
15:15、やっと畳平に。

達成感!


午後になってもこれだけの天気なのは本当にラッキー。
下りのスカイラインもガスも出なくて快適に。。と思ってたのも束の間。
畳平の気温は13℃だったのだけどウィンドブレーカーではなんともならず、ものすごく寒くて、ガタガタ震えながら下ったんだけど、その後急激な睡魔に襲われて。
どれだけ頑張っても意識が飛びそうにる。つづら折れの道なのに。

たまらず駐車場のあるところで止まってもらい15分ほど道端で寝かせてもらった。日差しがあるおかげで路面は暖かくて、気持ちよかった。
これもきっとツイてるのだ。

すっかり元気になってスカイラインのゲートを通過、高山市街手前あたりまでほぼ下り道。
途中お仲間がパンクした他は順調に高山市に入って銭湯に。
19:47発の美濃太田行きに無事乗って帰宅。

このルートを走る事が出来るのは後何回あるだろう。
もう一回は行きたいなあ。

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