めっきり行く機会も無くなったので、本屋についての思い出を忘れない内に語る
塾に通い始めた小6から大学進学を機に地元を離れるまで、最寄りの明石駅を毎日のように利用していた。通学時間を読書に当てていた自分は、自然と近場で一番大きな書店だったジュンク堂明石店に通うようになった。駅周辺の開発に伴うリニューアルで、残念ながら当時の店舗は残っていない。それでも自分の記憶の中には、まだ鮮明に残っている。
その当時ジュンク堂は地下1階から2階までの3フロアを使っていた。中でも一番多くの時間を過ごしたのが、地下一階の文庫本のコーナーだ。ぐるぐると回っては立ち読みし