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社長の朝活59 貞観政要

おはようございます。

みなさん貞観政要(じょうがんせいよう)という言葉は知ってますか?

帝王学の教科書として知られ、日本でも名だたる武将が読んだ古来の書物と言われてます。

貞観の治、唐朝の二代皇帝 李世民(り せいみん)が築いた政治を書いた本です。

日本語に翻訳されたものが沢山売ってるんですが、この貞観政要の内容で1番の問いが「創業と守成いずれが難きや」とあり、つまり創業とそれを維持する事はどちらが難しいのか?という永遠のテーマを書いてます。

二人の臣下はそれぞれ別々の意見を語るのですが、太宗もまたどちらとも解決には至らないのです。

私もどちらも同じくらい覚悟がいる事と思ってます。

その貞観政要で五つの言葉が出てくるのですが、太宗が国を統治するために気をつけた言葉です。

私もこの言葉をとても大事に思い昔から携帯の待受にしています(笑)

第一「安きに居りて危うきを思う」
好調や安泰な時ほど将来の危険を思いいっそう気持ちに身を引き締めること

第二「率先垂範、我が身を正す」
トップが十分な説得力を発揮するには、みずからの身をもって正さなければならない

第三「臣下の諫言には耳を傾ける」
臣下の諫言を積極的に受け入れ、彼らの批判に耐えることによって己をたくましく鍛え上げること

第四「自己コントロールに徹する」
権力を自分勝手に行使するべからず

第五「態度は謙虚に、発言は慎重に」
常に自分の意見が天と臣下の意思にかなっているかを自戒する。臣下にわずかな失言も許さない事

簡単そうでなかなか守れないものですが、日々思い出しては感情をコントロールしています。


このように色んな本で人生の見方が変わることもあるので、たまには本を読んでみましょう。

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