仮想通貨はアツそう/現金も金融商品

投資を再開する前までは、仮想通貨なんてただの「ギャンブル」「投機」であって、「あんなもの、投資するものではない」と思っていたのですが、どうやら、それは浅はかな考え方なのかもしれない、と思い始めています。
仮想通貨は主に高橋ダンさんの「youtube」と「ポストプライムというSNS」で情報を集めています。
ちなみに、youtubeを見た人に「無料だから」と言って積極的にポストプライムに誘導し、(全チャンネル、部分的に無料なのは本当なのですが)実は部分的有料を含めれば、たくさんあるほぼすべてのチャンネルで各々個別に料金が設定されていて、どれだけお金を儲けようとしているのか、良い意味で恐ろしい人(すごい人)だな、と思っています(ちなみに私も2つのチャンネルを有料登録しています)。
そして、その高橋ダンさんが今年最も注目しているのは「仮想通貨」らしいです。
また、別記事「現金は最も安全な資産の一つ」との関連も書こうと思います。

現金も金融商品の一つ

これは最近分かってきたのですよね。今までは、
「現金は現金。100円はいつまで経っても100円。」を基本としていましたし、
「物価が上がれば今は100円で買えた物が将来150円でしか買えなくなったりするので現金だけ持っておくのは良くない」という意見に対しては「うるせぇ、そんなことを言って株式投資などさせて100円が50円になったらお前は責任が取れるのか、黙ってろ」と思っていました。
今でもこの考え方は基本であり、根本的には変わりません。投資はタイミングと買い方が重要なので、タイミングも買い方も考慮しないで、単純に物価の上昇と紐づけて投資を煽る意見は大嫌いです(私は経験がありませんが、おそらく大嫌いな手数料ハンターである証券会社の営業マンの常套手段だと思っています)。
今は、根本は変わらないのですが、物価上昇うんぬんだけでなく、そもそも、「円自体の価値が日々変動しており、円という現金自体も金融商品の1つである」ということに気付きました。
そして、現金である円自体も金融商品なのですから、「円と反対の値動きをする金融商品を別に所有する」ことはとても重要だと思っています。
それが円以外の通貨(例えば米ドル)などですね。これはちょっと前に気付いて、だいぶ手遅れだったのですが、なんとかしました。
でも、円もドルも、現金なんですよね。現金自体も金融商品であり、確かに現金は、物価上昇などで、将来的に徐々に価値が下がっていきます。なので、「(円やドルなどの)現金に対しても反対の値動きをする金融商品を別に所有する」ことも重要になってきます。それが株や仮想通貨などですね。なので、仮想通貨も選択肢の1つになるということです。

仮想通貨

仮想通貨は確かに選択肢の1つで良いとは思うのですが、例えばビットコインの今までのチャート全体を見ると、正直「買いたくねぇ」と思ってしまいます。私は、50:50のギャンブルが好きでは無いですからね。どう見てもギャンブルにしか見えなかったのです。
しかし、仮想通貨のギャンブル性は消えませんが、ただのギャンブルではなく、アツそうなことも分かってきました。その理由を書こうと思います。

仮想通貨はアツそうな理由

理由①だいぶ値下がりしている

例えば、ビットコインは、ピークから約70%下落した後で、現在は約30%上昇(ピークから約60%下落)しており、今後、長期的には上昇しそうであること。

理由②仮想通貨の税制が分離課税に来年改正される可能性がある

「国内の暗号資産の業界団体が税制の改正を求めて要望書を7月29日に金融庁に提出した。」そうです。改正とは、現行の「総合課税」から「分離課税」への改正を要望しているということです。分離課税になれば税金が安くなりますので、分離課税になった瞬間に仮想通貨が急騰することは容易に想像できます。

理由③一部の仮想通貨は4年毎の半減期がある

例えば、ビットコインは誰かがマイニングすると新たに生成できるらしいですが、1回の生成量が4年ごとに半減していて、今は1回のマイニングで6.25BTC生成できますが、2024年には1回のマイニングで3.125BTCしか生成できなくなるらしいです。生成量が減るので希少価値が上がって、価値が上昇する傾向があるということだと思います。
実際、前々回の半減期である2016年の後、前回の半減期である2020年の後は、ビットコインの価格が爆上がりしています。
調べたら、すべての仮想通貨で半減期がある訳ではなく、一部のみらしいです。しかも、半減期の時期もそれぞれみたいです(※1)。
※1:【2022年以降】仮想通貨の半減期一覧
https://web-asset.net/crypto-currency-halflife/

理由④仮想通貨の技術は進化している

例えば、XRP(リップル)は送金技術に特化した仮想通貨で、「日本円→リップル→ドル」という流れで、数秒程度で送金完了できて、換金コストも低いらしいです。
一方、ビットコインは、送金完了するまでに約10分の時間がかかるらしいです。
これらの特徴を持つため、リップルは数々の中央銀行&大手銀行と提携することに成功しているそうです(※2)。
このように、他の通貨よりも技術的に優れていれば、価値は上昇する傾向にあると考えています。
※2:リップル(XRP)とは?特徴・仕組み・歴史
https://www.bitpoint.co.jp/column/tips13/?cats_not_organic=true

仮想通貨の注意点

しかし、仮想通貨は仮想通貨です。「ギャンブル性」「投機性」は、他の金融商品よりも2~3つ上だと思います。このため、注意点があると思っています。

注意点①多額の資金は投じない

他のyoutubeでも言っていましたが、仮想通貨への投資は全資産の5%以下が適切だと思っています。5%程度でしたら、仮にゼロになっても、95%は残ることになりますからね。
さらに、私は、仮想通貨に投じる予定の金額の30~40%しかポジションを持たない(仮想通貨を所有しない)ようにしています。
これは、いつ爆下がりしても、追加で買い足せるように準備しておくためです。
逆に、上がってしまったら、買い足すのはやめようかな、と思っています。

注意点②国の通貨ではない

仮想通貨は国の通貨ではないため、「突然ある国が禁止にしたり、自国の電子通貨を新設する可能性がある」という意見もあります。
仮想通貨は変動が激しいので、ネガティブな情報があると、すぐに爆下がりするリスクがあると思います。
※ただし、一部の国「エルサルバドル」「中央アフリカ」ではビットコインを法定通貨にしているようです。

注意点③色んな仮想通貨に手を出さない

高橋ダンさんは「分散のために色んなものを買った方が良い」と言います。尊敬していますし、ほぼすべての考え方で学ばせてもらっているのですが、それだけは賛成できません。
なぜなら、たくさんの種類の仮想通貨を所有していると、爆下がりしたときは、おそらくすべての仮想通貨が爆下がりしますので、買い足そうと思っても、現金が足りなくなる恐れがあるからです。
基本的に仮想通貨は1~2種類に絞って、爆下がりのときの買い足しに対応できるようにしておくのが良いと思っています。

注意点④販売所だと手数料が高い

私は仮想通貨の取引は、Coincheckを利用しています。しかし、XRP(リップル)を実際に買って驚いたのは、「手数料無料」と書いてあるのに、実質手数料はスプレッドで5%くらい持っていかれたことですね。しかも、これは購入しただけで、おそらく売却時も同様に実質手数料が5%程度かかると思っています。
税金以外で手数料10%は、私にとってはカイジのペリカ級の衝撃がありましたので、その後、XRPを買うのはヤメました。ただし、XRPは有望だと思っているので爆下がりしたら、少しだけ買い足そうと思っています。
※販売所で売買するとスプレッドが発生して高額な実質手数料が発生するようです。

注意点⑤指値ができない場合が多い(取引所で一部指値取引が可能)

私はCoincheck以外で取引したことがないのでCoincheckしか分かりませんが、Coincheckではビットコインを含めて4つの仮想通貨しか指値注文することができません。なので、私はほぼビットコインのみ取引しています。ちなみに、取引所で指値取引すると実質手数料がだいぶ安いような気がしています。
※パソコンでしか注文できないようですが、コインチェックでビットコインを(販売所ではなく)取引所で指値注文などすると「スプレッド無し」&「手数料0円」で完全に実質手数料が0円のようです。
https://coincheck.com/ja/exchange/fee

まとめ

今回は、仮想通貨について書きましたが、本当に、今年仕込んでおいたら夢がある投資になるのではないか、と思っています。
注意点も考慮しつつ、少額なら、仮想通貨への投資はお勧めです。

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