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そうだ、選挙に行こう!

みなさまこんにちは。おじさんです。
今年夏に行われる参議院選挙に向け、パチンコ業界がざわついています。

数年後、「あの選挙がターニングポイントだった!」と振り返るかもしれない今回の選挙、今何が起きているのか皆さんはご存知でしょうか?

❐業界が良くなるという定義は?

色んな捉え方があるとは思いますが、おじさんは「参加人口が増える」事が「業界が良くなる」全ての入り口だと思っとります。

日遊協のデータによると、平成7年に3000万人いた参加人口が
平成29年には900万人と約3分の1まで減少。
一方、設置台数は約480万台から440万台の減少で、店舗数は大きく減ったものの、大型化が進んでいる為に、参加人口の減少に比べると微減に留まっていると言わざるを得ません。

パチンコ店の経営状態がどんどん悪くなってきているのは、
容易に想像できますよね。

参加人口が増えないことには未来が語れませんし
未来が語れなければ今後も参加人口は減り続けるわけです。


❐ここ数年の業界を取り巻く環境は?

ご承知の通りどんどん悪化しています。
遊技規則の改正、広告宣伝の適正化、パチスロの検定通過率の低迷等など、行政の指導は年々厳しくなり続け、今秋の消費増税、来年の受動喫煙対策など、頭の痛い問題は山積。

行政の指導は「依存症対策」が根本にあり、ホール業界の長年の取組のツケが回ってきている部分が大半なのでしょうが、ホールも営利企業である以上、目の前の業績を無視するわけにも行きません。

「少しでも状況が好転してほしい」が、許認可権を持つ行政には従うしか術が無いというのが大半の本音ではないかと、おじさんは思います。

❐作れるのか?「ジャンケンポンの関係」

そんな中業界紙の見出しを飾ったのが

「『おだち』を国政に」

ハーバー・ビジネス・オンラインの記事によると

「おだち」とは、前参議院議員の尾立源幸氏の事である。7月に予定されている、第25回参議院議員通常選挙で、全国区の比例代表自民党公認予定候補として立候補を予定している人だ。「週刊アミューズメントジャパン」によれば、5月17日、都内のホテルで「前参議院議員 尾立源幸君を励ます集い」が開かれ、パチンコ業界関係者約700名が集ったという。集会には、業界関係者のほか、自民党の二階俊博幹事長や平沢勝栄衆議院議員、秋元司衆議院議員らが応援に駆け付けた。世間では、「パチンコ業界と政治家の癒着」であるとか、「政治家のパチンコマネー」などというバッシングが真偽の証もなく言われたりもするが、実のところパチンコ業界は、表立って積極的な政治活動を今まで行ってはこなかった。その背景については割愛するが、今回はそうではない。パチンコ業界全体が、尾立源幸氏の応援を公然と始めた。いわば、業界を挙げて「ぱちんこ族議員」を作るための奔走を始めた。

 文中に、

実のところパチンコ業界は

表立って積極的な政治活動を今まで行ってこなかった。

とあるが正にそのとおりで、業界紙に選挙応援の記事が載ることや、ホール経営者向けに後援会の入会申込書が届く事などは、過去一度もなかった。

監督官庁は『官』でホールは『民』。民は官に弱く従わざるを得ない。しかし『官』は『政』に弱く、『政』は票を持つ『民』に弱い。

今まで『官』と『民』の一本ルートしかなかった業界構造に『政』が加わり関係が深化する事で、ジャンケンポンの関係を作り上げ、業界から提言がしやすい環境に変えていきたいというのが今回の狙い。

❐当選したら「どうなる?」のか

これは全く分かりません(笑)。
自民党には遊技業振興議員連盟なるものがあり、そこに属する議員さんを
パチンコ業界の「族議員」とするなら、既に多数の族議員がおられます。

そう考えると一人議員が増えたとて、直ぐに何かが変わるとは思えないのですが、当選した暁には間違いなく業界のアイコン的な存在となりますし、
公に業界が初めてバックアップした行動が、非常に重要だと思います。

逆に落選しちゃったら・・・
想像すると恐ろしいことが起きそうですよね(笑)

普段選挙は行ってないなぁ~という方
ベタですがあなたの一票で変わるかもしれない

今年の夏は、選挙に行きましょう!!







 





















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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