今日の魚沼は快晴。 雪が緩んで春の匂いを間近に感じました。 まだ雪が降る日もあるでしょう。 でも確実に春はそこまで来ています。 町の蕎麦屋さんでは「蕗の薹の天ぷらはじまりました」と。 雪国の春はみんな笑顔です。 午後、東京に移動して軽くジョギングをして汗を流しました。 暖かな空気に、東京の春は魚沼よりさらに近くまで来てますね。 午前と午後、二つの春の匂いを感じたいい休日でした。
頭と身体は一体ですね。 どちらも自分のもので、 二つ合わせて自分だから当たり前かもしれません。 歩いたり、走ったりするとき、ハッと何か考えが閃いたり、 複数のややこしい問題がストーリーとして結びついたりします。 この偶然性は不思議でなりません。 外山滋比古さんが書かれた『思考の整理学』の中で 考えることはしばらく眠らせて熟成させる時間が必要 ということをおっしゃっていたことを思い出します。 眠らせているものが、散歩することでカチンと整理されるのかもしれません。 何故かは
雪は静寂を連れてきます 雪降る中、長靴履いてテクテク歩くと 踏み音と呼吸しか聞こえなくなります この世界に独りだけになった気がします 雪は厳しさではなく 優しさと切なさを感じさせてくれます
魚沼から望む越後三山です。 左から越後駒ヶ岳、中ノ岳、八海山です。 いつもそこにあり続け、地域を見守り、地域に恵みを与え続けてくれています。 決して見飽きることはなく、いつでも見惚れてしまいます。 八海山は信仰の山。 以前登った際に、法螺貝を持った修験者の方とすれ違いました。 人々の信仰の歴史が今に脈々と繋がっています。 山々から流れ出る水は魚沼の宝物です。 里は山に生かされています。 生活の中でそう思えることはとても幸せなことです。 僕は、小さい時から山育ちです。
昔、作家の開高健さんが仰っていたお話が頭に残っています。 正確ではありませんが 「人には故郷がある。生まれ育ったところが故郷とは限らない。 初めて訪れたのに、初めての場所とは思えない場所。 そこはその人の故郷である」と。 これまで社会人になって17回引っ越しをしました。 これまで国外でも17年間生活しました。ドイツ、アメリカ、韓国。 国内外いろいろな場所も訪れました。 どこもとても素敵なところで、どこも好きです。 でも、住んだ場所ではドイツ、旅をした場所ではノルウェー、