最近読んだ本【2024年5～7月】
最近読んでよかった本をまとめます。
毎月書くつもりだったのにサボりまくっていたので3ヵ月分まとめて…
あと、実験的に若干まとめ方を調整してみる。
新規で読んだ作品
メスガキのいる喫茶店 1～4
たしか作者がTwitterで公開してたメスガキヤがそのまま連載したって経緯だった気がする。今年の3月くらいに最終巻が出た。
内容としてはコンセプトカフェっぽいファミレスで、店員のメスガキと接客される濃い客たちで繰り広げられる群像劇のような日常ギャグ。
店員は根っからのメスガキではなく、仕事としてキャラを演じてるってのがいい味を出してる。
店員と客の掛け合いが基本だけど、たまに入る女の子たちだけの話とか、客通しのしょうもない話とかが結構好きなんだよなあ…
恋する（おとめ）の作り方 1～8
最新巻まで一気読み。
途中まではPixivかなんかで読んでたんだけど、うっかり追いきれなくなってた。大体半分くらいだったかも。
コスメ好きだけどそれを隠している主人公と、小柄で冴えない幼馴染（男）が、メイク相手になったり女装したりでなんやかんやというラブコメ。まあ要は男の娘モノ。
最初は可愛いね、で済んでいたものの、だんだんラブコメとしての火力が高まってきて、最新巻まで読むころには、もう…！！！という感じだ
作者のこだわりで、骨格とかちゃんと男として描くぞ、あえて男の骨格を見せつつも可愛く仕立てるぞ、というのがひしひしと伝わってくるのがまた良い。
ただ可愛いね～ラブコメだね～というわけでもなく、ちゃんと性別の差、男なのにコスメ好きというアイデンティティ、といったことにも踏み込んだり、二人の葛藤や成長についても描画されているのが好き。脇役の男女CPもいい味を出してる。
ところで男の娘恋愛モノって大きなジャンルのくくりってどうなるんだろうね。僕はこれはBLものとして読んでるが…
魔女リュシアンの証明 1,2
作者の前作が好きだったので購入。
魔女とは言いつつも表紙の男のほうが魔女です。属性とか種族としての魔女という表現。
絵が綺麗なんだよな～というのと、ちょっとほの暗い世界観、あと登場人物たちが魅力的。
2巻で出た敵役が、なんともま～憎めないキャラで、良い…
どうやら連載はもうすぐ完結するらしいので、どう終わるのかな～と思っています。
切れぬ牌などあんまりない！ 1～3
電撃がやってる東方Project二次創作シリーズの一つ。Webで読んでたはずなんだけどすっかり忘れたのでまとめて購入。
要は特殊能力麻雀漫画なんだけど、知ってるキャラでやるからこその面白味があって読み味が違うのがいい。
どういう能力を持っているキャラなのかを知っているので、それをどう麻雀に生かしてくるんだ！？というのを想像し、そうだよねえ！って頷いたり、そんなん滅茶苦茶だろ！って笑ったりした。
んで、麻雀にほとんど役に立たない能力の妖夢を主役に立てることでの無能力者ゆえの頭脳戦を演出してるのがいいんだよねえ。ちゃんと「麻雀」で勝つというカタルシスがある。おなじく無能力であるところの魔理沙もまた違うベクトルで熱いんだよなあ……
なんか連載がすんごい不安定なのでちゃんと完結することを祈ってます。
この二次創作シリーズ全部不安定だな。
ハンバーガーちゃん異世界転生絵日記 1,2
ハンバーガーさんとこのハンバーガーちゃんが異世界転生してひどい目にあう話、なんだろうけど、どう考えても周りの人間のほうがひどい目にあってるのでもうなんというか…なに？こっちは殺し屋居ないのに普通にバンバン人死ぬし…
にんころと違って本人（？）が主人公なので、いい話とかにならずに遠慮なくハンバーガー節を浴びれるので個人的には好き。
ハンバーガーちゃんに人生狂わされるガキ、良すぎ。
酔いすぎ！まいにゃん １
もともとTwitterで眺めていた人が連載をもったらしく、購入。
妹カフェに通ってた主人公がたまたま入った居酒屋で最推しのお店の人と出会っちゃって、そのまま飲み友達に…という話。
こう、妹カフェなのにオフではお姉さんというギャップ、お酒を通した遠慮ないコミュニケーションがいいんですよ…
あと、しっかりお酒の豆知識も挟まるのでそれも楽しめる。
あと、シンプルにまいにゃんがかわいいんだよなあ……
オレが私になるまで 1～5
これも最初はTwitterで追ってたけど途中で追えてなかったので単行本購入。
突然TSしてしまう病気にかかる主人公、とだけ聞くとよくある話のように聞こえるけど、小学生で発症し、そこからいじめだったりアイデンティティの揺らぎだったりをしっかりと描写した真面目な作品。
男の目線から見た女子同士のギスギスした関係、女の目線からみた男子の馬鹿さ、浅慮さ、そして男でも女でもない自分、気遣う家族すら敵に見える不安定さ、友達付き合いと罪悪感、そういうのを丁寧にえがいており、かなり来るものがある…
テオ-THEO-
えっちだ…
きみが死ぬまで恋をしたいの作者さんの前作のBL。1巻完結＋おまけを読了。
いや～、やっぱり人間とそうでない何かのカップリングを切なく描かれているのが刺さる。とはいえ致命的に悲劇にはならないので安心。
あと、なんといっても絵がめちゃくちゃにきれいなんだよな～～～
綺麗なBLなら全然読める。
れんげとなると！ 1
ギャルmeet陰キャ長崎中華メシ漫画。sliverは長崎漫画を応援しているため購入。
といっても、長崎要素は1巻の最後のほうでようやくでてくる、ぐらいではあるのだが…
1巻はまるまる導入、って感じの話だったかも。
行きつけだった中華屋が潰れ、久しぶりに通りかかったらなんかギラギラして開店してて、入店してみたらギャルが居て…というところがから始まる話。
だんだん行きつけになるにつれて関係性も変わっていき、二人で昔の店主だったおばあちゃんの墓に挨拶へ…といったあたりで1巻は終わり。ここからどうなるんだろうな～という期待のほうが大きいかも。
どうやら連載で先に読んでる人の風のうわさで聞くには結構長崎要素も出てきているみたいでそういう意味でも楽しみだな。
HUNTER×HUNTER 1～37
今更？！？！？！
全く読んでなかったのだけれど、機運があったため全巻読了。
いや～～やっぱ人気があるだけあってしっかり面白いな！バトルものってことしか知らなかったので、こんな頭脳戦ばかりだと思ってなかったので楽しかったな。
あと、これは悪いオタクなんだけど今まで見てきたネットミームってこれが元ネタだったんだ…とか、これインターネットで見たことある！！！って感想がめちゃくちゃ出てきたのは良くなかった。これ絶対正しい楽しみ方じゃねえよ…
なんかもうすぐ新刊も出るみたいなので楽しみだね。
僕は話はなんだかんだでGI編が好き。オチはキメラアント編が好き。
妖しいね☆わたしの弟ギョーメイくん 1
Twitterで見かけて気になってたやつが単行本になったらしいので購入。レトロな作画とシュールなギャグがちょうどいい。
いかにも裏切りそうな怪しい見た目をしている弟と、無表情すぎる姉の姉弟漫画。怪しい見た目を思う存分利用して姉を守ろうとするんだよね。
ラブコメとは言わないけど、ブラコンシスコン気味ではある…
弟である暁明くんが見た目に反してめちゃくちゃいい子なのがいいんだよねえ…
ほのぼの日常ものではありつつ、レトロな作画がアクセントになっているおしゃれな漫画です。
ふたりぼっちのオタサーの姫 1～5
Webでちょっとだけ読んだっきり最後まで読んでなかったな…と思い購入。クール教にしてはちょっと異色な気がする部室ラブコメ。
最初はただの日常なんだけど、だんだん登場人物が増え、関係性に変化が生じて、最後は熱く〆る、まあやっぱりいつものクール教かもな！という感じで満足感が高い。あと最後はちゃんとやることやるのもいいんだよなあ、クール教は。
他の作品と比べて非現実的なことは全く起きないので人間ドラマに振ったストーリーでとてもよかった。
アリスマ王の愛した魔物
つんでた小川一水氏の短編集。
AIというか、人工知能の感情に関しての話が多く、憎めなくて、愉快。
表題作のアリスマ王の愛した魔物は戦国人間コンピュータ無双って感じでアイディアが面白くて楽しかったなあ。
この本だけで一記事作るくらい感想のメモを取っていたのだけどサボり続けたので、そのうちちゃんと書き上げたいところ。
カーテンコール
筒井康隆がたぶん最後！っていってるSS集。ホンマか？？？
これもちゃんと感想記事書きたいところ。
SSだと相変わらずしんみりするものからクソスラップスティックまであって、筒井だな～という感じ。
最後のプレイバック、これも筒井だな～という感じで始まったのに最後は普通に泣かされちゃったので悔しい。
続巻もの
♀ガキとおじさん 2
2巻。どちらかというとかげりちゃんよりも従妹のもずの話が中心で、正直ちょっと説教臭いか？という感じではある。
でもやっぱ話が面白いんだよなぁ…
かげりちゃんとの疑似親子関係がお互い心地よくなってきているのもよい。
のあ先輩はともだち。 3
のあ先輩、じわじわと周りからもヤバいと思われだしてて面白い。それをいなしてる理人くんも相当ヤバいよ。
やっぱ怖いよこの漫画。
でも、なんだか関係性が変わりそうな、そんな展開が増えてきているきもする。いや～どう転ぶんだこの漫画。
あと最近なぜか東洋経済オンラインで試し読みされててウケてる、深刻そうなタイトルで。今調べたら記事消えてて悲しい。
宙に参る 4
亡くなった夫の葬式を終え、夫の故郷である地球に挨拶をしに行くSF。
いや～～～～～あいかわらずめちゃくちゃに面白い！
過去編というか、育ての親との出会い、そして子供のころの回想、生活に溶け込むリンジンの誕生についてが中心の巻。完全に種明かしとまではいかないものの、今まで謎だったいろんなことが、なんとなくそういうことなの？とわかってきた感じだ。
SFの答え合わせパートが大好きなのでめちゃくちゃ楽しく読めた。今後も楽しみ。
女子高生除霊師アカネ！ 2
除霊なんてせずにずっと詐欺まがいのことやってて面白い。どんどん言いくるめる力が上がってるな。
同級生の家の探偵事務所との因縁が明らかになるの、さすがに笑ってしまう。大武節が効いてるねえ～～
J⇔M ジェイエム 3
こっちも面白いねえ。サイン会回、良かった。いろいろ言いいつつもちゃんとハードボイルドを貫きながら散歩してるんだ…
家族関係の変化もありそうだけど、方向性がやっぱこわいね。ギャグっぽく描画してはいるものの、毒親になる原因みたいなのが嫌な現実感で嫌ねえ。
それと、アカネのほうもそうなんだけど、ちらほらとヒナまつりキャラがカメオ出演しているのもファンサという感じでうれしい。世界観おんなじなんだろうか…
メカニカル バディ ユニバース 1.0 2
タイトルややこし！実質3巻目。
今までは群像劇的に進んでいた話が、一度合流するのが熱かった。タイトル回収、いいですねえ…
それぞれがそれぞれの事情を抱えながら、自分の信念のために戦う。男の子はこれ好きだよなあ！がいっぱい詰まった漫画なのでおすすめです。
これからもお互いが協力したり、また別れたりを繰り返しながら、この世界を生きていてほしいなあ、という気持ち。
転生競走馬 エッチマン 8
ジョッキーだった主人公が落馬によって意識不明になり、競走馬に転生する話。めちゃくちゃ面白くなってきたな～～～～～～！！！
タイトル通りお色気が多い漫画なんだけど、この巻は熱さにかなり振っておりよかった。
ネタバレになるので詳しくは言えないが、最後の引きが転生馬だからこその展開で、はやく続きが読みてえよ～～～～～になった。
ちょっとエロがくどいのはあるけど、それが気にならなくて多少馬がわかる人にはめちゃくちゃおすすめ。
主人公以外の馬と騎手にもそれぞれの思いや物語があり、またそれが熱いんすよ…
今日、駅で見た可愛い女の子。 3
平成初期あるある懐古漫画。子供のころに見かけていた女子文化の答え合わせが楽しめて面白い。
お前、ナカムラくんって名前だったのか………
シノハユ 17
プロが話に絡み始め、母親探しにも進展がありそう、というのを感じさせる巻。ここからの展開、こわいねえ…
あとやっぱ慕好き（オタクの感想）。
みょーちゃん先生はかく語りき ５
オイ！！！！！！！！！！！！！！！！！やっちゃいけないことやったな！！！！！！えっちじゃんこんなん………
好きな子がめがねを忘れた 12
あ～～～～～～～～～～～～～～～終わっちゃったよ～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！！！！
ずっと二人の関係を見ていたいという気持ちはあるものの、中学卒業でしっかりと話をしめてくれたことはうれしいな…
お互い別の高校に行くけど、それでも大丈夫、素敵だね…
特装版の進学後のエピソードがまたよかったなあ…
あと、お互いが高校に合格したとき家族ぐるみでお祝いしてるのがめちゃくちゃいい。両親がどっちも良すぎるんだよな。顔まったくでてないのに、温かみが感じられて。ずっと家族ぐるみで仲良くしててほしい。
生徒会にも穴はある！ 7
ハイ面白い。お風呂回の吹き出しはふざけすぎだろ。
あとついに狐塚先生メイン回来たわね。ヤバいだろ、余裕のある合法ロリは。
未確認で進行形 16
あ～～～～～～～～～～～～～～～終わっちゃったよ～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！！！！
終わるまでずっといつもの調子で、本当にこれで終わるんだ？とまで思っちゃったな。これからも、みんなの日常は続いていくんだね…
それはそれとして、今完全に荒井チェリー先生の連載がなくなってしまっているのがさみしい。またなんか連載してほしいなあ。
ババンババンバンバンパイア 4～7
溜まってたので読了。あいかわらずしょうもねえ～～～～
やることなすこと全部裏目に出てる蘭ちゃんがやっぱり可愛いね。
ヤバい敵が来るぞ！からのしょうもない決着、レギュラーキャラ化が板についてきてて、登場人物がどんどん増えてにぎやかでいい。
でも、なんか今度は今までと毛色違うちゃんと敵っぽい人が来てるのでどうなるんだ？と続きが気になるところ。まあ、いつも通りになりそうな気もするが…
終末の花嫁様 -sweet home†melty life- 3
人外おねショタ長崎崩壊ポストアポカリプス漫画、最終巻。
ゆがんだ愛、明かされる世界の仕組み。何も解決していないけど、二人は前向きに進んで…るのか？？？
人は選ぶけど、この後味悪くて希望もない、でも幸せはある、みたいな漫画、好きですね…
あと単純に絵がめちゃきれいなのでそういう点でもおすすめです。
あつまれ！ふしぎ研究部 19
いつも通りのように見せかけて、関係性が変わりそうなフックがある巻。終わるんか…？って思ったらほんとに次巻で完結らしくてさみしいよ～～～～～
鈴ちゃんが好きなのでいけ～～！という気持ちがあるが、この最初に吹っ掛ける感じ、負けそうでやだわね……どうなるんですか？？？
さみしいけど、次巻が楽しみ。どう〆るんだろうなあ。
無能なナナ 12
ええ…？
能力者の秘密が明らかになる回なんだけど、それすらもブラフな気がして慎重になっちゃうな…
そんで引きがね～～～すごい気になる。
しばらく出てなかったキャラを、こんな気になる形で出してきますか…
青野くんに触りたいから死にたい 12
前巻の引きがとんでもなかったのですごく楽しみだった。
なんというか、強い巻だったな……
大ゴマをたくさん使って魅せる優里の成長、熱かった。強くなるのは痛いこと、真理だなあ…
青野くんが実体化したことによるえっちさもブレーキが効いてなくてかなりよかった。この作品、エッチさをシュールに、でも切なく描かれてるの好きなんだよね…
最終章とは銘打っているものの、全然まだまだ波乱がありそうなので続きが楽しみだなあ。
紡ぐ乙女と大正の月 4
最終巻。め～～～～～～～ちゃくちゃよかった……
主人公が過去にタイムスリップしてる故に別れが待っているのは避けられず、そこをどう落とすのか気になっていたが、ものすごく満足な結末だった。切ないね…
あと、ほのぼの四コマの体をずっと保ってきたのに、しっかりやることやったのがめちゃくちゃ好感もてます。ぼくはちゃんとやることやる一般漫画が大好きなので。
まとめ
こ、こんなもんか？？？
正直もっと読んでると思うんだけどとても思い出せないよ…
ちゃんとこまめに書かないとダメだなあ。
せっかく読んだのに内容を覚えてない、みたいなことが多すぎる。
それを防ぐためにアウトプットしよう！とおもって記事かこうと思い立ったのに…
次からはちゃんと書きたいわね。
前回はこちら
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