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軽自動車で低予算モータースポーツを始める ~初級編~
こんにちは、カイカイと申します。
この記事にたどり着いたということは、軽自動車でモータースポーツをや
サーキット走行を始めてみたいと思っている人だと思います。
そんなモータースポーツに興味があるけど、悩んでいる人たち
特に
・軽自動車が欲しい!
・軽自動車のモータースポーツって実際どうなの….?
・軽自動車を買ったけど、何から始めればいいの….?
なんて人達のために、自分の備忘録も含めこれから数回に分けて
書き綴っていきたいと思います。
初回なので、本当に初心者向けの内容になっています。
こんな情報知っとるわ!!!って方は読み飛ばしてもらって結構です(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1645082211427-qSx998RphU.jpg?width=1200)
1.お手軽に始められる
現在の軽自動車の相場は車両のみであれば5万円~20万で
購入することが可能です。
人気なのは
・スズキ アルト (HA23V型・HA36V型)
・ダイハツ ミラ (L275V型)
・ダイハツ エッセ (L235型)
このあたりが狙い目でしょう。
ここでは、アルトとミラについては商用車向けの
バンタイプ(軽貨物車両)をおススメしています。
軽貨物であれば、税金も安く車検もお得に取ることができ
諸経費を抑えることができるので
これからモータスポーツを始めたい学生には特におススメです。
個人売買できれば特に安く購入することができると思います。
運が良ければ、サーキット仕様が格安で販売されていることがあります。
気になったらぜひ軽が得意な販売店に問い合わせてみてください。
色々と相談に乗ってもらえるはずです。
魔法のキーワードは
「東北660,660選手権」です(笑)
詳細は後程詳しく紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1645083115831-JeCSEIgZ0n.jpg?width=1200)
2.サーキットを走る装備を整える
さて、車を購入することができたらサーキット走行のために
車に走るための最低限の装備を装着してほしいと思っています。
ノーマルの状態でも走行は可能ですが、なるべくであれば
最低限下記のものを揃えてからの方が、後々自分のためになると思います。
余談ですが、車を作る方向性としては「東北660選手権」の
レギュレーションをベースに車を作製していくと、車両の方向性を
間違うことなくサーキットを走る車としての
完成形に近づいていくと思います。
①車高調
純正の軽はショックが柔らかく車高も高いです。
最低限、車高調を入れたほうがサーキット走行でも安心して
走行することができます。
お金がない学生さんであれば中古でも問題ありません。
スズキ・ダイハツのマシンは流用が沢山効きます。
一例ですがL275ミラであれば
LA100型ミライース・L175・LA100型ムーヴ・LA型コペン
などといった脚が流用可能です。
中古であれば5万円あれば、良いものが手に入ると思います。
まずは吊るしの装備でも大丈夫です。
サーキット走行になれたら、走りに合わせてバネレート等の
変更をして自分のドライビングに合わせていきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1645084860937-SnAOi4oWxL.jpg)
②バケットシート+4点シートベルト
サーキット走行ではたとえ軽であっても身体が振られます。
安全装備も含めて、ドライビングに集中するためにも
フルバケットシートと4点シートベルトの導入をお勧めします。
正直なところ、フルバケと4点があるだけで
タイム的には0.5秒余裕で縮めることができると思います。
これも中古で十分です。
シートレールも中古が沢山出回っているので狙い目です。
バケットシートは好きなデザインのもので大丈夫です。
運転席を見て二やけることができるシートを買いましょう。
ただし、あまりにもショルダーサポートが大きいシートを
選択すると、Bピラーやドアに接触してしまうことがあるので注意です。
![](https://assets.st-note.com/img/1645085018287-slGD5geoiP.jpg?width=1200)
③タイヤ・ホイール
選択肢として悩むのがタイヤだと思います。
タイヤサイズは14インチがおススメです。
できれば5.5Jから6Jくらいです。
特に165/55/R14のサイズが軽自動車界隈の中ではベターです。
これを選んでおけば間違いないです。
初めはホイールは好きなものを買ってください。
自分の車がカッコイイと思えることが一番大事です。
入門用はセカンドラジアルクラスのタイヤです。
少し自信が出てきたのであれば
ハイグリップラジアルをお勧めします。
![](https://assets.st-note.com/img/1645085923463-AAuFuJfm7w.jpg)
④ステアリング
ステアリングは社外にできれば交換してあげてください。
純正だと、脚が当たって回せなかったり結構不便です。
エアバックとかもサーキット走行中に作動してしまうと
逆に危ないです。
僕はお金なくて最初は交換できませんでした( )
交換したら0.5秒タイム縮みました。。
![](https://assets.st-note.com/img/1645086025877-wSMNZINL9Z.jpg?width=1200)
⑤ロールケージ
軽自動車に乗るのであれば、ロールケージは絶対入れて欲しいです。
入れられなくても、お金をためて入れるんだ!
という気持ちを持ってほしいです。
軽自動車は特に屋根が高いので、重心も高く
スピンモードでグラベルに引っかかったりすると横転しやすいです。
横転すると軽自動車は簡単に屋根が潰れます。
最悪死にます。
ロールケージを軽く見ないで、
必須安全装備だと思って欲しいです。
自分もレースをやっている中で、ロールケージで命が助かっている人を
何人も見てきました。
是非、ロールケージは入れてください。
少し高い装備ですが、命の保険です。
後入れるとカッコイイですよ。。。
ニヤけます。。(?
![](https://assets.st-note.com/img/1645086664127-s9gjDUkOJY.jpg?width=1200)
3.走行会に参加してみよう
車の準備がある程度できたら、走行会に参加してみてください。
軽自動車向けの走行会は沢山あります。
走行会に参加してみて、色々な人と情報交換してみてください。
東日本にお住まいであれば、東北660選手権での練習会などがあります。
最近では、走行会に軽自動車枠がある走行会が多いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1645087070382-Td56XT5AuX.jpg?width=1200)
4.できればレース参戦して欲しい!!
走行会に参加して、慣れてきたら
是非、レースに参加して軽でのバトルを楽しんで欲しいです。
現在、軽でのレースカテゴリは沢山あります。
何度か記述しましたが
現在日本で一番有名な、今人気の軽自動車レースは
東北660選手権とK4GPになると思います。
それぞれ、レース内のカテゴリ分けも多く
初心者から参戦可能なクラスから
ベテランクラスまで幅広く、参加するだけで勉強になると思います。
学生からベテランまで参加者が多いので
交流をして仲間を増やして頂けたらと思います。
2項で紹介した装備は、東北660選手権にも参加できる装備になります。
参加したいレースカテゴリがあるのであれば
車作りも含めて楽しんでいけると思います。
もちろんレースに参加するのであればロールケージを含めた
安全装備は必ず入れて欲しいです。(東北660選手権は義務です)
![](https://assets.st-note.com/img/1645087860439-7OtySYQy52.jpg?width=1200)
5.最後に
軽自動車でのモータスポーツを始めるための簡単な紹介を
してみました。
舐められがちな軽自動車ですが、いざ乗ってみると
速く走らせるのが難しかったりと奥が深い世界です。
もし、興味を持った方がいれば僕達と一緒に
軽自動車の世界で遊んでみませんか….?
記事を読んでいてわからない点があれば
是非Twitterで聞いてください。
次回は何について話そうかな。。。。
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