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日記(5月21日〜5月27日)
5月21日(日)
昼ごろに目が覚めて、しばらくベッドの上でだらだらしてから部屋の掃除。桑田佳祐を聴きながら。
シャワーを浴びて、えぺまつりを猫汰つなちゃん視点で少し観る。
小川哲さん『君のクイズ』後半90ページ程を一気に読み切る。
昔、QuizKnockにハマっていたり、みんはやでSランクに行ったりしたくらいには、知識の有無以外の部分でのクイズの面白さを知っている自分みたいな人間は、この小説をより面白く感じると思う。
それは「読ませ押し」とか、問読みの人の口の形を見ながら問題を聞いているとかの競技性の部分でもあるし、ある程度の「ベタ問」を知っていたり、問題文の構造が美しいかそうでないか、それは何故かをなんとなく判別できることだったりする。
寝る前に少しだけApex。最近あまりやる気が起きない。どうしたもんか。
5月22日(月)
嘘みたいに一日中寝てしまったが、うるはさんの3Dお披露目だけはリアルタイムで観られた。
めちゃくちゃ緊張しててじっとしてられない様子が可愛かった。
ラトナ・プティちゃんとアンジュさんからメッセージが来ていたのが良かった。
5月23日(火)
Apexのことを考える。
なんで前ほどのめり込めてないのか。
周りが早々に上位ランクに到達したり、そもそも新シーズンの開幕に出遅れたことで、謎の焦りを感じているようだった。
目先にチラつくもの(ランクシステムが変わった今シーズンで最高到達ランクを更新すること)に囚われている限り、この苦しさは続くように思われた。
たかがゲームなのになんで苦しい思いをしてまでやろうとするのか、という人へ。
このゲームに人生を重ねてしまっているからです。
課題を意識して取り組んで、それが無意識でできるようになり、また新たな課題を意識する。
そうやって無意識でできることを増やしていく。
続けていると、突然「あ、できてるじゃん」という瞬間が訪れる。
その感覚は知っていた。
陸上部時代、ハードル種目でインターバルの減速に悩まされていた時。
大人になって急に「アコギを弾けるようになろう」と思い立って、Fコードが綺麗に鳴らないことと、コードチェンジがスムーズにできないことに悪戦苦闘していた時。
できないことを明確にした上で練習を続けていたら、気づいた時にはそれはクリアされていた。
若林さんが昔のエッセイで「才能がないから、時間と情熱で勝負するしかない」というようなことを書いていたのを思い出す。
「時間かけたら誰でもランク上げられるシステム」とか言われてるけど、そんなのは前シーズンまでもそうだった。
そういうことは時間かけて上がってから言え。そして実際に時間をかけた人はきっと、そんなことは言わない。それが本当の意味での強い人だと思う。
とにかく今の1マッチ、目の前の局面に脳みそを使うこと。ひたすらそれの繰り返し。
それだけ考えてプレイしたら、久しぶりに「やっぱこのゲームおもろいな」と思えて、そう感じた自分に安心した。
焦らず、慌てず、諦めず。
5月24日(水)
何も覚えていない。
5月25日(木)
ファイヤーダンスさんと落合さんから勧められて『ブラッシュアップライフ』を観始める。三話まで一気。
ちょっとやってることが凄すぎる。
観てる間「どうやって書いたのこれ」と俯瞰して呆然とする自分と、純粋に物語に引き込まれてぶち上がる自分が同時に存在していた。
「バカリズムさんが書いたなら絶対おもろい」とか思ってた自分が恥ずかしくなるくらいおもろい。ハードルの遥か上を飛んでいく。
カーハートのパーカーを着てる夏帆さんが最高。
夜、湯船さんと電話。
日本ダービーのチケットが取れたからと誘ってくれた。
ありがたく行かせてもらうことにして、それからしばらくApexやストリーマーの話をする。
人と会話をしている中で、口に出してみて初めて「俺ってこんなこと考えてたんだ」と知る感覚を久しぶりに味わって、ここ最近、あまりに一人で生きすぎていたことを痛感する。
5月26日(金)
そんな日は無かった、と言ってしまいたいくらいだ。
ベッドに横たわったまま何もできない。
もうやめようぜこんな日は。
5月27日(土)
緑仙と戌亥とこちゃんの歌ってみたを聴きながら掃除。
洗濯機を回してシャワーを浴びて洗濯物を干し、換気扇の下で煙草を吸いながらこの日記を書いている。
これから『ブラッシュアップライフ』の続きを観る。Apexもやる。明日のために皐月賞の映像もチェックする。
「ネガティブを潰すのはポジティブではない、没頭だ」という若林さんの言葉を思い出す。
動け動け動け。
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