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手話通訳技能検定(手話通訳士試験)とは

手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)についての情報は、社会福祉法人聴力障害者情報文化センターのホームページに掲載されています。

試験の概要

2022年に行われる第33回試験について簡単にご紹介します。

1.試験日
(1)学科試験 7月24日(日)
(2)実技試験 10月2日(日)

2.試験地  宮城、埼玉、東京、大阪、熊本

3.受験資格 20歳以上。
  令和5年3月31日までに20歳になる人を含む。

4.受験料 22,000円

5.出願期間 令和4年5月2日(月)〜31日(火)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、以前は2日連続だった試験が分離開催となり、試験地も増えました。

「受験の手引き」が4月8日に公開されるそうです。
公開されたらまたご案内します。

学科試験

学科試験の内容は以下のとおりです。

(1)障害者福祉の基礎知識
(2)聴覚障害者に関する基礎知識
(3)手話通訳のあり方
(4)国語
合格基準は「すべての科目において得点があり、かつ4科目の総得点の60%程度…(後略)」です。

実技試験

実技試験は2科目です。

聞取り通訳

あらかじめ録音した日本語音声による試験問題をCD等で再生して提示する。受験者は、この日本語音声を聞きながら、手話で同時通訳する。

読取り通訳

あらかじめ録画した手話表現による試験問題を再生して、モニター画面に提示する。受験者は、その手話を見ながら、日本語音声で同時通訳する。

出題内容はいずれも、講演、相談、医療、文化活動等についての内容で、2分程度の問題が2題ずつ。

合格率

第32回試験(2021年)の例ですと、
受験者数1071名
学科試験合格者553名(合格率51.6%)
最終合格者103名(合格率9.6%)

第1〜32回試験の合格率平均値は14.2。
かなりの難関ですが、対策を立てて学習を積み重ねていけば、合格できる試験です。

受験を考えている皆さんへ

当自習室では、手話通訳士試験受験者の皆さんを応援しています。
出願までちょうど1ヶ月。
これから出願が始まるまでの1ヶ月は、
学科試験
実技試験
の順番で、おおまかな学習計画について書いていきます。