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私の趣味的な話

趣味……それはモノによってはお金のかかることである。

久しくnoteに何も書いていないので、たまには趣味的な事でも書いていこうと思います。
本来であれば書いていたラノベの続きを書くのが至極当然なのですが、どうにも昔から熱し易く冷め易い性質でして、冷めてしまうと10年(それ以上)とか平気で放置してしまう悪癖でございます。
こうやって文章をコンスタンスに書ける人は本当にすごいと思いますね。
私には無理です。

さて今回、趣味的な話と言う題材で書き始めましたが、下手の横好きかつ興味が湧いたらとりあえず手を出してみると言う、良く言えば好奇心旺盛、悪く言えば酔狂な私が唯一続いてる趣味の事を書き連ねていきます。

冒頭にて趣味はお金がかかる、と言いましたがこれに関しては趣味によるところなので全くかからないモノもあります。
私の場合は『のめり込んでしまうとお金がかかる趣味』と言ったところですので誤解の無いように頂けると幸いです。程々が良いのですよ何事も。

その趣味と言うのは“ギター”になります。
趣味なんてものは『読書、映画鑑賞、ギター(音楽鑑賞)』くらいがベストと言えると思うのです。

で、このギター。
とにかく上を見上げればキリがなく、1950年代のフェンダーのストラトやらギブソンのレスポールなど、下手したら家(比較的安価なもの)が買えるようなものも存在するわけです。
もっともそんなものは買えるわけもなく買おうと思う事も無いのですが、現状の上記ブランドの上位機種とかでも100万はあっさりと超えてくる贅沢な商品と言えるのですが、安価な上位機種でも7〜80万とかでしょうか。(ギブソンは100万までいかずこの辺りか?)
フェンダー、ギブソンの中間的存在のPRS(Paul Reed Smith)でもプライベートストックとかになると200万近くするのではないでしょうか。
こちらの3ブランドは廉価版もあるので試したい人は廉価版へGo!(あまりおすすめはしません)
そして昨今では国産のハイエンドギターでも30〜60万くらいするので、容易に買おうとはなりません。

そこで中古相場を見るわけです。(デジマート、J-guitarなど)

この辺りがお金がかかり始める分岐点と言える気がします。(見なければ知る事もありませんからね)
中古相場を見ても上記ブランドの上位機種達は高いです。
安くても50〜120万はします。
そんなお金は中小企業で窓際族をやってる私には出せません。(最悪家庭崩壊しますわ)

とりあえず諦めて設定金額を下げます。
10〜20万くらいに。

10〜20万も出せばそれなりに良い物が射程範囲に入ってきます。
と言ってもミドルクラスでしょうか。
この辺りになってくると国内のハイエンド系もちらほらと散見されるようになります。
そして、そう言ったブランド・メーカーを調べ始めるのです。
段々と他の界隈ではほぼ役に立たない知識が増え始めます。(営業職なら役に立つかもしれません)
このメーカーはどこどこのOEMやら、下請けで作っていたやら、同じ工場やらと、本当に無駄知識ばかりが増えます。
なおこれでお金が増える事はありません。

知識が増えると検索に引っかかったギターの吟味を始めます。
そして吟味をした結果、これはお安いか……ッ!?などと考え始めます。
これがまた不思議な物で10〜20万で中古品を見ていると、10〜20万で国産の新品を見始めるのです。(イケベ、イシバシ、クロサワなどで)
そして我が日本国の商品(MADE IN JAPAN)は世界一ィイイイ!!と、まるで某漫画の軍人みたいな意識になり、気付いたら買ってるんです。日本のブランドの物を。
不思議ですよね。ホント不思議。

さて、本来であれば楽器店で品定めして買うのですが、私は基本インドアのひきこもりおじさんなのでネットでポチポチしてしまいます。
今日も何か一本ポチポチしてました。ホントに不思議。

楽器一本買うだけでお金がかかるのに、それがエレキギターなら更にアンプを買ったり、備品(エフェクター、チューナー)を買ったり、消耗品(弦、ピックなど)を買ったりと、ギターを買ったあとにもじわりじわりとお金がかかってきます。
とにかく沼が多いのがこの界隈。
YOUTUBEで演奏してる人の動画を観た日にはそのギターを調べてしまいますし、エフェクター、アンプのインプレッション動画を観てしまいます。
まさに泥沼。死地に足を踏み入れるが如き所業です。
そしてアンプも拘ればお金がかかるし、エフェクターも拘ればお金がかかるし、ギターの改造を始めればお金がかかるし、ピック一つでも拘ればお金がかかるし、と全方位からキリの無い話が次から次へと迫り来るのです。
ここまで来ると、とりあえず限界を超えてくる人も現れる事でしょう。
100万オーバーのギターを買っているはずです。
まるでハリガネムシに寄生され、水辺に移動させられるカマキリのように店に行って買っている事でしょう。
待つのは破滅(金銭的に)です。

さて、趣味と言う破滅願望を拗らせた結果をここまで記載しました。
「え、ギター……音楽界隈怖すぎ」
ってなった人は踏み込むのはやめましょう。
お金は大事ですからね。アフラックのCMでもそう歌っていたでしょう?
それでも踏み込んでギターを弾きたいって人。
とりあえず5万くらいのギターを買いましょう。(3万くらいのギターアンプのセット品は買うな。わかったな?)
エフェクターはマルチの1〜2万くらいの物を買いましょう。
アンプは最悪必要ありません。
エフェクターにイヤホン(ヘッドホン)端子があればそれで聴けるからです。(端子が無いものもあるのでよく確認しましょう)
それでギター超楽しい〜〜〜ってなったのであれば泥沼へINですよ。
もうここからは自己責任、私には関係ありません。

そんな感じで趣味をもつと言う事の如何に愚かな事かをご理解頂けましたでしょうか。
お金がかかる事は本当にタチが悪いですね。
人間の欲望ってやつは本当に際限が無いですね。
自分自身を律する事で自己防衛出来るのに越した事はありませんが、そこはまぁ、人間だからね。仕方ないよね。
と言う自己弁護を最後に〆と致します。


(2023年11月10日、デーモン閣下10万61歳の発生日おめでとうございます)



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