展覧会の夏(4)
7月、4つ目の展覧会は千葉市美術館にて開催「三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions」。
その前に
はるばるやって来た千葉。
せっかくなので美術館以外にもお楽しみを・・・ということで、NICOさんに教えてもらったカフェへ。
美しい空間でランチプレートを頂きました。
美術館へ
心地よいランチタイムを過ごしたのち、カフェから歩くこと数分。美術館到着。
いざ、入館。
エレベーター前には出迎えの茶クマ。
そして会場入り口前には白いクマ。
撮影可能エリアが主にクマゾーンになるのでクマ作品ばかりのように見えてしまいますが、様々な動物から空想上の生き物まで、多彩なバリエーション。巨大な木彫作品が間近で見られるのは三沢厚彦展の大きな魅力。
絵画や粘土作品も楽しい。
初めて三沢作品を見たのは2007年、平塚市美術館でした。ほぼ原寸大の木彫動物作品が、ケースや柵に守られるでもなくずらりと並べられ、まさに「動物に出くわす」ような体験を無邪気に楽しみました。今回は暗めの部屋に空想上の生き物「キメラ」が浮かび上がるような演出もあったりして、新たな魅力を再発見。設置の仕方やライティングで全く違う表情が見られるのが立体作品の良いところ。
体験コーナー
展示を堪能したのち、次なるフロアへ。
千葉市美術館には「つくりかけラボ」というスペースがあって、観客も参加可能。
さっそくチャレンジすることに。
三沢さんの制作過程で出た端材を使って立体作品を作ります。使える木片の数は決まっているので、良い形を選び出すのが重要なポイント。
ボンドや両面テープで組み立てて…
色を付けます。
文字を入れようとしたけれど、あまりに字が下手すぎたので、最終的に塗り潰し。
30分ほどで完成しました。
出来上がった作品はこちらに設置。
あくまで「空洞をうめる」がラボのコンセプトなので、持ち帰れないのは仕方ないのだけれど、わりと気に入っているのと、「三沢さんの制作過程で出た端材」というありがたみもあって少し心残り。
ちなみにタイトルは「スロープのある家」。
スロープと2棟の間に細い路地があるところが気に入り。
これから千葉市美術館に行く予定がある方は、ぜひ探してみてくださいませ。
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