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街を歩いて考える

前回のnoteでは、かつてお世話になった高円寺のお店を訪ねたことについて書きましたが、今回はそのあと立ち寄った高円寺駅南側エリアのお店の写真を挟みつつ、ぶらぶら歩きながら考えたことなど書いてみようと思います。



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中央線沿線に住み始めたのは2016年の夏ごろなので、3年ほど経ちました。主に三鷹、吉祥寺、西荻窪あたりが活動領域なのですが、こうして久しぶりに高円寺にやって来ると、同じ中央線でも空気がずいぶん異質であることを感じます。


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感覚としては、荻窪を境に「西荻窪・吉祥寺・三鷹」と「阿佐ヶ谷・高円寺・中野」が対になっていて、前者が「Pop」 、後者が「Rock」に例えられるような。

素朴で文化的なところは両者共通しているのだけれど、根底にあるものが、Popの方は「のほほんと軽やか」で、Rockの方は「硬質でセンシティブ」。街並みや店の雰囲気から、何となくそれを感じるのでした。(昔よりは均質化してしまっているのだろうけれど)


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そんなことを考えながら歩いていると、ある時期、頻繁に訪れていた街が、その頃の自分にとってどんな意味があったのかが見えてきたりします。そして足が遠のいたことにも、同じく意味があることがわかります。


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基本的にはPop寄りの人間であるとは思うけれど、あの頃は私なりに、何かもう少し「濃いもの」を欲していたのかな・・・などなど。


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「何」に、「どれくらいの距離感で」惹かれているかほど、自分を現すものはないかもしれない。7年ぶりの高円寺は、そんなことを教えてくれたのでした。



〇訪れた場所

名曲ネルケン クラッシックが流れる喫茶店

ハチマクラ 紙モノ・古紙・古道具・文具・雑貨のお店

matoga キャンドル作家Rin*Tsubakiさんのアトリエショップ

days 国内外の様々なブランド、メーカーを扱う文具店

Gallery Cafe3 週替わりで展示が見られるカフェ


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