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アートフェアへ

今回もiPhoneのライブラリから。

4月某日、東京都立産業貿易センター浜松町館にて開催のtagboat Art Faire2024に行ってきました。


初めて訪れたこちらのイベント。
きっかけは、かねてからその活動を追っている秋元机さんが参加されていたから。




というわけで、さっそく机さんのブースから。
うれしいことに、新作の3点は好きな感じなものばかり。錆びたような、褪せたような色使いが、時の流れやその背景を喚起させます。

特に真ん中の「MAHLZEIT」はかなりツボでした。何とも無骨で素っ気ない「MAHLZEIT(食事)」。そこが魅力的。

常にいろんな作風に挑戦されている机さんですが、どのアプローチも「おもしろいな〜」と思わせてくれます。


そして…

さらにラッキーだったのは、1月に見た東京藝術大学卒業・修了作品展で印象的だった奥山鼓太郎さんも出展されていたこと。

もっと作品を見てみたいな…と思っていた矢先、こんなに早くその機会があろうとは。




しかも、タイミング良くトークイベントにご登壇されている姿まで見ることができました。



新たな表現

気になるお二人の作品を堪能したあとは、落ち着いた気持ちで会場をぶらぶら。最終日ということもあり、さほど混雑しいていなかったので、各ブースをゆったり周ることができました。


ペインティング作品だけでなく、ユニークな表現をされている方も多数。新しい表現方法の模索が見られるのも、現代アートのおもしろさのひとつ。



私的No.1

そんな中で最も素敵だなと思ったのは、 都築まゆ美さんのブースでした。


ポップな色調と淡いタッチはどこか現実感が希薄で、夢の残像のようにも見えます。



特に気に入ったのは「パフェ」というタイトルの作品。親しみやすいモチーフながらも、独特のムード。
そして何とも絶妙な青とピンク。



竹芝へ

貿易センターから歩いてすぐの場所には、竹芝客船ターミナルが。たくさんのアートに触れたのち、しばし眺める東京湾。好きな作家さんを追うことがきっかけとなって、またさらに好きな作家さんが増えるという喜びを味わいながら。


…とかなんとか書きつつも

ピックアップした作品が食べ物モチーフに偏ってることに今さら気づいたりして。


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