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長いあとがき

前回につづきまして「デリな生活のたのしみ展」のあとがきです。

Sleepy Sheepの作品がたのしみ展のサイトに登場したのは10月1日のことでした。グランドオープン前のプレビューとして、「鮭くま」50個を販売。

その日はAM11:00の更新と同時にサイトにアクセス。まずは「ほぼ日」の中に「SLEEPY SHEEP」のロゴがあることを感慨深く眺めつつ、続いてイラストで描かれた「鮭くま」のかわいさに感激してスクショ。作家仲間の友人とスマホのメッセージで喜びを分かち合っているうちに、やがて販売開始から3時間ほどで「SOLD OUT」の文字が。うれしいのと同時にひとまずホッとしたのでした。


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くま・くま・くま

そして10月15日、ついにグランドオープン。

ベーシックな「BROWN BEAR」、手に何らかのアイテムを持った25種類の「BROWN BEAR +」、くまではない5種類の「大きめシリーズ」がずらり。スクロールしてもスクロールしても「くま」が出てくるので、「これはご覧になるお客さまがちょっと大変かも、、、」とやや心配になりながら、緊張した面持ちのくまたちを母のような気持ちで眺めておりました。


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「オンラインお買い物イベント」といっても「ほぼ日の」なので、一般のECサイトとは異なり、ページデザインは細部にわたり親しみやすさと優しさがあふれており、「スタッフによるおすすめコメント」においては、くまのどのあたりが「ツボ」であったかが、書き手のキャラクターまで窺えそうなほど人それぞれで、おもしろがってくださっている様子がダイレクトに伝わってきて、作者冥利に尽きるのでした。


最終日前のサプライズ

そんなふうに毎日ふわりと幸せな気持ちに包まれながら日々を過ごし、「ああ、明日でおしまいか・・・」と終了モードになっていた10月29日。最後にして最大のサプライズが到来。

なんと担当者様から「明日、ぬい撮りのテキスト中継を行います。写真家のかつお(仁科勝介)さんにお願いしまして、都内をあちこち回る予定です」というメールが。

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ぬい撮り企画を予定して頂いていることは知っておりましたが、まさか「かつおさん」が撮ってくださるとは。

Twitterやほぼ日の記事でその存在を知り、写真の清々しさと、静かで温かみのある語り口の文章にすっかり魅了されていたので、うれしいやら申し訳ないやらで、しばしパニック状態になりました。

私は事前に作品を送っただけで、あとはかつおさんとほぼ日スタッフさんに完全お任せの「ぬい撮りテキスト中継」だったのですが、自分以外のクリエイティビティが重なった「くま」を客観的に見ることで、自分がこれまで認識していた「表現したい要素」の、認識以上のものを知ることができたのでした。

それについてはまた次回。



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