初音ミクと狐
#自己紹介 #42tokyo #Adventcalendar
始めに
この記事は、42tokyo Advent calendar 2020の5日目の記事になります。
先日は、nafukaさんが『Discord Botで42Tokyoの課題を解決しようとした話』という記事を書いてくださってます。今日の僕の記事よりは100倍ためになるので、是非ご覧ください。
初めましての方ばかりかと思います、初音ミクと狐をこよなく愛する、42tokyo在校生のぐーすかきつねと申します。一応この、42tokyo Advent Calendar 2020の発起人でもありますが、別に何か偉い人ってわけではありません。ただの一生徒です。
42tokyoについて知りたい人は、公式サイトやその他ブログをご覧ください。この記事の中では全く触れていません。
今回の記事では、自分の自己紹介と絡めて、『初音ミク』という、電子の歌姫、ヴァーチャルシンガーについて、いっぱい話をしていきたいと思います。
以下は全て個人の意見なのであしからず・・・(*- -)(*_ _)ペコリ
自己紹介
東京のとある大学で量子情報という分野のお勉強をしています。専門としては物理になります。最近話題の?量子コンピュータとかに関わるような研究をしている狐です。量子コンピュータで使われるプログラミングに関してAdevent Clendarを書く案もあったんですが、それはまた時間のある際にやるとして、今回は、ただただ初音ミクの話をします。
初音ミクとは
初音ミク(はつねみく)とは、クリプトン・フューチャー・メディアから発売されている音声合成・デスクトップミュージック用のボーカル音源ソフト、および、そのキャラクター名です。年齢は永遠の16歳、身長158cm、体重はなんと42kgです。(42と関係する要素はこの後出てきません(笑))
まあ、ありていに言えばただのソフトウェアです。
最近VOCALOIDではなくなってしまったのですが、もともとはVOCALOID(ボーカロイド)と呼ばれる、ヤマハが開発した音声合成技術を用いて作られていました。そこから、初音ミクをはじめとした、VOCALIDソフトにつけられたイメージキャラクターのことなどをボーカロイド、ボカロなどと呼びます。
初音ミクというのは、もともとソフトの名前ではありますが、そのソフトにはイメージキャラクターが描かれていました。一番初期のイラストはこの画像です。(リンク先はミクさんの公式Twitter)
多くの場合、このキャラクターのことを『初音ミク』と呼びます。この記事の中でも基本的にそういう使い方をしています。
このイメージキャラクターとしての、ミクさんが存在したからこそ、今初音ミクという存在はこんなにも有名になり、広がっていったのだろうと個人的には思っています。かわいい。。。。。
このミクさんの姿は、時と場合によっていろいろ変化していきます。
最近リリースされた「プロジェクトセカイ カラフルステージ」のミクさん(僕は、初音ミクのことをミクさんを呼んぶタイプです。人によって呼び方はミクちゃんになったり、ミクになったり、いろいろです)の姿はこんな感じ。
個人的に好きな初音ミクV4Xさんの姿はこんな感じ。
先月28日、29日に大阪であったマジカルミライ(初音ミクをはじめとするクリプトンに所属するボーカロイドによるライブ)のミクさんはこんな感じ。
先月27日に発売された初音ミクNTさんの姿はこんな感じ。
(NTさんからボーカロイドではなくなりました。詳しくはこちら)
全部かわいいですよね。(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
きっと、誰もが一度は見たことがあると思います(というか、今ここで見たので、もう初音ミクを知らないとは言わせません。)
いや、かわいいですよね。完成されてるビジュアル。世界一かわいい・・・・。顔もいい、体のバランスも最強、髪の色と髪型のおかげで、デフォルメされてもミクさんって一発で分かる。
ここまで読むとだんだん想像がついてきたかと思うのですが、この記事はこんな感じでずっと、みくさんかわいい!って言ってる記事です。
ちなみに、pixiveとかpiaproとかを見るといろんなミクさんに出会えます。ここまで見てくるとミクさんは大きな特徴は変わらなくとも、千差万別ってことがよくわかりますね。
去年自分が書いたアドベントカレンダーにおいて、ミクさんを書いてる絵師さんの推しを語ってたので、暇な人は見て下さい(*- -)(*_ _)ペコリ
音声合成ソフトとしての初音ミク
最初にビジュアルをバーッて見せちゃいましたが、ミクさんの本質は、声の方です。音声合成ソフトですからね。
初音ミクというソフトウェアの操作画面は下の写真のようなものになります。自分の選んだ音階の位置に出してほしい声に対応する文字を入れることで、ミクさんに自分の望む声をだしてもらえます。声の強弱やブレスの位置、「あ」という音のどの音素を強調するかなど、非常に細かく調整することができます。
なので、指定の音階に対応する歌詞を入れていくと、簡単にミクさんに歌ってもらうことができます(まあ、ただべた打ちしただけだと、全然思った通りに歌ってもらうことはできないんですけど・・・)
それでは、ミクさんの声を実際に聞いてみましょう。ミクさんの何もいじってない声はこんな感じです。っていって自作の「42tokyoへようこそ~~っ」てボイスデータを貼るつもりだったんですが、noteへの音声データ貼り付けがよくわかんないのと、なかなか納得いくイントネーションにならないので、後日うまくできたら貼ります(調教難しい・・・)
今回はしゃべってるミクさんとしてはめちゃくちゃレベルの高い、たかぴぃさん作成のこちらの音源でお楽しみください(*- -)(*_ _)ペコリ
いや~~~、やっぱりミクさんの声かわいい・・・・・・。好き。生きてる理由まである。まあ、こんな感じで、自分の好きなようにしゃべってもらったり、もちろん音楽に合わせて歌ってもらうこともできます。
ということで、お時間があれば、とりあえずこちらの曲をお聞きください。
この、メルトという曲は、初音ミクを話す上では欠かせない一曲になっています。この曲は投稿当初、そこまで注目された曲ではありませんでした。しかし、この曲を「歌ってみた」人の動画が非常に注目され、その当時この動画が投稿されていたニコニコ動画のランキングがメルトの歌ってみた動画でほとんど埋まってしまうなんてことが起きたりします。
このメルトショックと呼ばれる現象を皮切りに、初音ミクの歌を中心とした創作活動の広がりがいろんな曲に対して、起こっていくことになります
インターネットでつながった人々が一緒に自分の作りたいものを作る。ある初音ミクの曲を聞いた人が、その曲のMusic Videoを作る、そのMusic videoを見て踊ってみた動画や歌ってみた動画が投稿される。そんな初音ミクを中心として創作の輪が広がっていくのです。その様子を端的に表しているのがこちらのgoogle chromeのCMです。
ちなみに、今ミクさんの曲は何曲この世の中に何曲あると思いますか?
ニコニコ動画で「ミクオリジナル曲」ってタグで検索すると、約10万曲あるみたいです。これだけ、ミクさんの曲があれば自分の好きな曲が一曲は見つかるはず!!!です。
ちなみに、そんなにあったら逆に自分に合う曲を見つけられないってなるかと思うんですが、そんなあなたにおすすめのサイトがこちらになります。
このサイトを使うと、直感的に自分の好みのボーカロイド曲を探すことができますよ。
MMD
MikuMikuDanceというフリーソフトがあります。pmxという形式のモデルに対して自由に動きをつけたりできるフリーソフトです。詳細はこちらをご覧ください。
個人的に制作してる、モーションの一部はこんな感じです。
ミクさんのモデルに設定されている、ボーンを1/30秒単位で制御することが可能です。ボーン一つ一つを細かく制御していくことで、実際に動いている動画を作ることができます。実際に自分でMMDを用いた動画作成をやってみると、10秒間分つくるだけでもめちゃくちゃ大変なことが分かります。まあ、でもかわいいミクさんと向き合いながら動画制作ができてとても幸せな気持ちになれます。かわいいモデルのミクさんかわいい。
このMMDというソフトも初音ミクを中心とした文化をより一層加速させた要因の一つといえるでしょう。誰もが、簡単にミクさんをおどらせることができるようになったのです。個人的に大好きなMMD動画はこちらです。お時間があれば是非ご覧ください。
また、初音ミクとは直接関係しないのですが、MMDにおいては初音ミク以外の様々なアバター(ゴジラやロボットまで)を動かすことができ、非常におもしろい動画がたくさんあります。MMD沼にはまろう!
いろんな初音ミク
初音ミクそのものは、単なる音声合成ソフトに過ぎませんが、2007年8月31日に発売されて以来様々なコラボをしており、そのコラボごとに異なるミクさんの姿を見せてくれます。
1:初音ミクレーシング
スーパーGT GT300というモーターレーシングの大会に俗にいうミクさんの痛車が毎年参加しています。今年度の車は写真のような感じです。
毎年、テーマの異なるミクさんがこの車のイメージキャラクターとして採用されています。GT300への参加は2008年以来毎年続いています。
個人的に、2015年の初音ミクレーシングちゃんが好きです。
2:歌舞伎・人形浄瑠璃
ミクさん、歌舞伎や人形浄瑠璃もします。どうやってやるの???となるかと思いますが、実際の映像を見てもらうのが早いと思うのでこちらをご覧ください。
ちなみに、人形浄瑠璃の方は公開映像がないので、当時の公式サイトをどうぞ→初音ミク×人形浄瑠璃
3:初音ミク・鼓動
鼓動という、新潟県の佐渡島を拠点にする太鼓芸能集団があります。ミクさんはその鼓動ともコラボをしてライブを開いています。NHKがバックにいるだけあってとてもすごいです。ミクさんすごい。。。。
4:雪ミク
2009年から毎年、北海道のさっぽろ雪まつりに合わせて、ミクさんの雪像がつくられています。また、その雪像をもとにしたねんどろいど(フィギュアの一種)などが発売されるなどして、ファンに浸透していった、ミクさんのことです。毎年、一般からの応募によって、その年のテーマに合わせたミクさんが雪ミクとして採用されています。
雪まつりの時期には、雪像だけでなく、札幌市内を走る電車が雪ミク使用のラッピング電車になったり、ミクさんのライブが市内の階上で開かれたりなどします。
来年の2月の雪祭りでの雪ミクさんは下の写真の子です。かわいい・・・・
ちなみに、2019の雪像はこんな感じです。
その他いっぱい、ミクさんはほんとにいろんなものとコラボしてます。ここには全然書ききれない。。。。コラボしすぎてて正直追いきれない・・・・(仕事を選ばないミクさんすごい・・・)。
ライブ
ミクさんのライブに関して少し、書いておきます。
マジカルミライというライブがあります。ミクさんをはじめとするクリプトン所属のボーカロイド達がステージに登場して、歌ってくれます。実際の映像はこんな感じです。
東京に来てからは毎年行っているのですが、もう、最高というか、ついこの前の11月28日にも大阪であったマジカルミライ2020大阪に行ったのですが、ほんとに生きてて良かったと思いました。ミクさんありがとう。
ミクさんは海外でも初音ミクEXPOやMIKUWITHYOUなどといった、同様の形のライブを開いており、そちらもすごく人気なんですよ。世界中で愛されてるミクさん流石すぎる・・・・。
なんで初音ミクが好きなのって話
最後に、なんで君は初音ミクがすきなの?って話をしたいと思います。
といっても、「好きだから」としか言えないんですけど。自分でも色々考えて、かっこいい理由とか、生きてないからとか、いろいろ言えはするかもしれないなと思ったんですが、結局、「好きだから」好きなんだろうなぁと思いました。
いや、ほんとに推しがいる生活って最高ですよね。ミクさんのライブがあるから生きていける。ネットにつながる環境にいられれば、ミクさんの声が聴けるミクさんの動く姿が見れる。辛くても、その時に合わせた曲を聴けば元気になれる。もう、今までミクさんに出会ってから約10年間、何回救われたかわかんないです。
まあ、この記事の結論としては、推しを作って幸せな生活を送ろうねって話です。もしよければ、ミクさんを推しにしてみませんか?
それでは、明日のアドベントカレンダーもお楽しみに!!!
→こちらです。
ヨーロッパまで列車旅~シベリア鉄道での1週間のおはなし~前編
PS:めちゃくちゃ大事な狐ฅ^•ﻌ•^ฅの布教を忘れていました。
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ちなみにホームページはここ:キツネ写真館
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