世界一遅いW-KEYAKI-FESの備忘録②-アイドルの話その7-

大分時間が経ちましてもう全国おひさま化計画も始まろうというときにようやく書いているこの記事…薄い内容になることは予想できていますが、もうここまで来ると使命感でとにかく残しておこうと思い、書いております(これ書かないと他の記事が書きにくい)。

日向坂のカラーを理解した上での演出

まずは冒頭。富田鈴花さんのラップに合わせて登場するメンバー。この時点で掴みは完璧です。

前日の櫻坂単独公演では銃を持ったメンバーが車に乗って登場したこともあり、どのように出てくるのか気になっていたのですが、日向坂らしい登場の仕方は「よく分かっているな」という言葉しか出てきませんでした。メンバー一人一人のパーソナリティを取り入れたリリックに合わせて登場することで冒頭から観客を沸かせると共に日向坂の明るいグループイメージや一丸となって場を盛り上げる面が再確認できるような場面であったと思っています。これは是非映像化された際に興味はあるけど日向坂を知らないという人に見ていただきたいと思った部分です。

これのみならずライブの中での楽曲以外の演出は日向坂のグループカラーや個性を深く理解していないと作り上げられないと思われるものばかりで今後日向坂の名刺がわりになるライブになったのではないかと思っています。

センター不在の中でより分かる個人の強さ

小坂菜緒さん不在の中で開催されたライブでしたが、センター不在となり代打を務めるメンバーも引けを取らないことを再度確認させてくれるそんな公演でもありました。

ドレミソラシドの丹生明里さん。過去に同曲のセンター代打を務めたことはありましたが、今回は更に磨きがかかっており、持ち前の笑顔とダンスのキレも増すなど確実に時間の経過と共に成長していることを感じさせるパフォーマンスでした。

また青春の馬での金村美玖さんも以前のライブでセンターポジションで同曲を披露したことがありましたが、相変わらず人を惹きつけるパワーがあるパフォーマンスだったと思います(言い回しが偉そう)。このようなパフォーマンスを見せられると6th表題センターも納得です(楽しみにしてます)。

小坂さん不在のライブだったこともあり、多くの楽曲でセンター代打による楽曲披露でしたが、本家の良さは十分に踏まえた上で「この子だからこそ見られる違った楽曲の味わい」のようなものがあり、なおかつ本家に見劣りしないパフォーマンスになるのは各々のポテンシャルが常に高い状態にあるこのグループの良さだと思っています(東村芽依さんセンターバージョンのソンナコトナイヨも好きです)。

天候を味方につける運の強さ

前日の櫻坂単独公演とは違い昼間に開催したことによる副産物があったのはこの日の収穫の一つではないでしょうか。前日を上回るのではないかというぐらいの放水量。その結果としてライブ中に虹が見られるという奇跡が起きたのは思わず「日向坂持ってるな…」と思う瞬間でした。残念ながら日向坂の代表曲の一つである「JOYFUL LOVE」ではこの演出は見られず(この楽曲は客席が虹色になるようにペンライトを点灯させるのが恒例)、惜しかったのですが、それでもこんな天候を味方につけるグループは運をも味方につけていると言わざるを得ないでしょう(悪天候が続いた中でライブに合わせたかのように晴れたのも運が強い)。

パフォーマンス以外の部分でも表れる個々のキャラクター

MC一つとっても個性がよく出るのが日向坂。水分補給を促しながら進めるMCで給水してないおひさま(ファン)がいようものならば、宮田愛萌さんによる保健室の先生のように再度促すこの流れ。ここで個性が強く出せて尚且つその場面にハマるのは流石としか言えません。

また終演間近のMCでドリフのエンディングのような言葉を発する佐々木久美さん。彼女ならではとしか言えないのではないでしょうか(ハードル上げすぎ注意であることは頭に入れつつの言葉)。

こんな形で拙い言葉で2ヶ月あまり経っても印象深い部分を挙げていきました。残念ながら全国ツアーはチケットが取れていないので、この公演から更にパワーアップした日向坂のパフォーマンスを見ることはできないのですが、きっといいものになっているんだろうなと想像しております。


ついで程度に書き記す合同公演

………合同ライブ。触れてませんでした。というか触れられるほどの特筆点が少ないのですが…

これはもう2ヶ月以上経っており、推しメンである潮紗理菜さんもブログで自分が思っていたことに触れていたこともあり、別に不満点を挙げようとも思わないのですが、それを引くと書くことが少ない…

最後のW-KEYAKIZAKAの詩が見られただけで満足でした。逆にいうと2グループの絡みがあまりに少なかったので特別書けることがない…(せめて坂道合同選抜で交流があったメンバー同士のMCとかはあって欲しかったというぐらいか)

齋藤冬優花さんのJOYFUL LOVE前の呼びかけはいい意味で印象に残っています。

名前に見合っていたかは分かりませんが、個人的には来年以降も開催されるならば合同公演でもいいので現地で見たいと思っています(帰りの交通手段だけはなんとかしてください)。

雑感になりましたが、これにて私の感想は終わりにいたします。

櫻坂、日向坂の全国ツアーに参加される皆様が無事楽しい思い出だけ持って帰れることを願っております。

このようなまとまりのない文章にも関わらずお読みいただきありがとうございました。





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