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どんな時でも人のために動ける人でありたい /day22

友達に紹介され、映画『TOKYO MER 走る緊急救命室』を観に行った。
これは元々ドラマでやっていた物語ということを僕は何も知らずに観に行ったが、結局今年一番泣いた映画になった。

この映画の一部でとても考えさせられる部分があったので、話したい。
映画ではタワービルの中層階で火災が発生し、ビルの最上階に取り残された200名弱が地上階まで非常階段で降りるよう避難指示がされたシーン。

その場にいた一般市民は我が身が先にと一目散で駆け出し、主人公たち医療チームの声を背に、怪我人を運ぶために必要な物資を足で踏み潰してしまう。
そんな時に、同じフロアにいた修学旅行中の中学生たちが自ら医療チームの手助けを名乗り出てくれる。
それを見た大人たちは我を取り戻し、中学生と共に医療チームの手伝いをするようになった。

以上であらすじの説明は省くが、このシーンを見て僕は「誰だって人の役に立つことができる」ということを感じた。
こういう医療現場の物語では特に医療関係者の巧みな処置が患者を救うというシーンがメインになることはもちろんだが、この作品では中学生をはじめとする一般市民の力を含めた全員の力があってこそ怪我人の命を救うことができることが描かれていた。

人の命を助けるという大きな命題ではなくても、人の心や、生活や、住んでいる環境・自然などをより良くする・助ける・守る・癒すことはいつだって誰でもできる。そんな勇気をもらった気がした。
また、どんなスキルや知識がなくたって誰にだって人の役に立つことはできる。そう感じた。

僕は人の役に立てる人になりたい。まずは身近な人のため、自然環境のため、できることから始めていこうと思った。

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