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9時間パック。840号室。シャワー無料。

近頃、どうもしんどい。何をしてもため息が出るし、自分と自分の状況を愛せない。

ギターをポロポロやって歌っていても、なんだか、自分の歌に感動できない。何をやっても感動できない。

部屋はめちゃくちゃに散らかっていて、視線の居場所がない。

ない。ない。ない。これはかつて、僕を抜け殻の病人に追いやったあの悪魔の足音だ。

ライブの遠征先の神戸にて、行き着いた漫画喫茶のフラットシートに倒れこむ。モニターの裏側にヤツがいた。孤独よ、ここは鍵付きの個室だ。逃げられないじゃないか。

うまくいかない毎日や、哀れな不器用さに反抗することが目的になっていないだろうか。それは不本意だが、たとえば絶対に正しい神様がいて、”キミがやっていることはインチキだ。薄っぺらい欺瞞だ”と宣告してきたとして、それでも毎日は続くのだ。明日があるさというやつだ。

まあいいや。疲れた。これから僕は眠るから、その間に全部終わってくれたまえ。

「スキ」を押して頂いた方は僕が考えた適当おみくじを引けます。凶はでません。