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【睡眠】寝る前の音楽は注意がいる

今回は「寝る前の音楽はいい?悪い?」についてのお話

突然ですが、あなたに質問です!

あなたは、
寝る前に音楽を聴く派ですか? 

実は音楽の種類によっては
テンションが上がってしまったり
逆に落ちついたりといった
相反する作用があります

選曲によっては
かえって寝つけずに
逆効果になることもあります

そうならないために
寝る前に聴く音楽と
その聴き方について
今回は解説していきます

脳がリラックスしてる?興奮してる?

ストレスや栄養不足
運動不足などによって
夜なかなか寝つけない

夜中に何度も目が覚める
朝スッキリ起きられないという

睡眠に何らかの問題を抱えている人が
増え続けている現代の日本

最近は「睡眠」に関連する商品開発や
その需要も高まってきています

そんななか
あまりお金をかけずに不眠に対して
効果的な方法が「音楽を聴く」ことです

ではなぜ、
寝る前に音楽を聴くことが
良いのか?

よい睡眠は
まずは体をリラックス
させることから始まります

リラックスモードに入るためには
脳を休ませることが重要です

布団の中で横になっても
なかなか寝つけないという人は
脳がうまく休めていない可能性があります

では、脳がリラックスしているとは
どういう状態なのでしょう?

その指標となるのが「脳波」です
脳波には、いくつかの種類があります

中でも、α波と呼ばれる波形は
脳がリラックスしている時に
現れるものとして有名です 

心地よい音楽には
脳にα波を生じさせる効果があるとされています

つまり、
寝る前によい音楽を聴くことは
脳をリラックスさせて快眠へとつながるのです

どんな音楽でもよいか?

では寝る前の音楽がよいと
わかったところで

音楽だからといって
どんな音楽でもいいのか?というと

答えは、NOです

実は寝る前に聴く音楽として
ふさわしいものとそうでないものがあります 

ここからは
眠りやすい音楽の特徴について
解説していきます

 【眠りやすい音楽】

①歌詞がない音楽
②自然の音
③高周波数を含む音楽
④ホワイトノイズ

それぞれ見ていきましょう

①歌詞がない音楽

寝る前に聴くなら
歌詞が入っていない
音楽を選びましょう

歌詞のある音楽を聴いていると
無意識のうちに頭の中で歌詞を追ってしまい
脳が覚醒してしまう可能性があるからです

寝る前はメロディーのみの音楽を聴き
脳をリラックスさせることを意識しましょう

②自然の音

川のせせらぎや鳥のさえずり
木の葉が揺れる音など
自然界の音はヒーリングミュージックの代表格です

自然界の音には
「1/f(エフぶんのいち)ゆらぎ」
呼ばれるリズムが関係しています

 「1/fゆらぎ」は簡単に言うと
「一定のようで一定でないリズムのことです

この絶妙な「ゆらぎ」を
私たちは心地よいと感じるのです

この1/fの揺らぎのリズムは
神経の伝達信号のリズムと
近いともされているので
脳と身体をリラックスに導けるといわれています

ちなみに、「1/fゆらぎ」は
クラシック音楽にも含まれている
ということも最近わかってきました

③高周波数を含む音楽

高周波を含む音楽は
脳をリラックス状態に
導くことがわかっています

中でも、4000ヘルツ以上の
高周波の音楽が効果的とされています
特にクラシック音楽で高周波の楽曲が
多いことで有名なのがモーツァルトの楽曲です 

モーツァルトの楽曲には
3500〜4500ヘルツの高周波の音が
多く含まれています

その癒し効果から
音楽療法にも多く用いられています
  

④ホワイトノイズ

ホワイトノイズとは
人間が聴くことのできる全周波数が
均一の強度で含まれている雑音です

ホワイトノイズでよく知られているのが
ひと昔前の家電ですが
ブラウン管のテレビで流れる
ザーっという「砂嵐音」です

あとは、換気扇の音です
「ゴー」ってなりますよね

ホワイトノイズを流すと
耳ざわりな音や
騒音を書き消してくれる役割を果たし
音のカーテン」とも呼ばれ
家の外の音がうるさくて眠れないときなどに効果があります

お子さんが小さい時は
この音がお母さんのお腹の中
血流が流れる音と似ているともいわれ
聞くと安心して泣き止む子も多いです 

ぜひ、試してみてくださいね

寝る前におすすめの音楽の聴き方

寝る前は、必ず「スリープ機能」や
「タイマー設定」をしましょう

眠った後まで音楽を
流し続けることはおすすめしません

 眠りに入る頃には
自身で音楽を止めるか
スリープ機能を用いて
自動で止まるように設定しておきましょう

寝ている間に音楽が流れている必要はありません

むしろ、脳に絶え間なく刺激を与え続けてしまい
脳は休めなくなってしまいます

これでは快眠は遠のくばかりなので
必ず音楽は就寝前に止めるようにしましょう

 最後に注意したいのが
寝ながらイヤホンで
音楽を聴くのもおすすめできません

長時間イヤホンを装着し続けていると
難聴を招く恐れがあるので注意しましょう

 「イヤホン難聴」なんていう言葉もあるほどです
「イヤホン難聴」は自覚症状に乏しく
徐々に聴力が低下してしまいます

ちなみに、
イヤホン難聴になりやすい方は
イヤホンを長時間つけていて声が大きい方は
自分の声の大きさが分からなくなっているかもしれないので
注意が必要です

さらに、長時間にわたるイヤホンの使用は
外耳炎や真菌症などの
耳トラブルの原因にもなりかねません

 イヤホンは寝る前に必ずはずすなど
使用時間が長くなりすぎないよう注意しましょう

音楽も上手に取り入れると
意外と簡単で手軽に睡眠の質を
向上させられるものです

ぜひ、今夜からお試しくださいね!

睡眠の質が上がればあなたのQOLも向上します

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