海外で暮らすために持って行った方がいいものをまとめてみた。


今回はこれから初めて海外で暮らす人たちのために
私がカナダでの1年半の暮らしを元に独断と偏見で
"持っていくべきもの"と"別にそんな持っていく必要がなかったもの"
をまとめてみた。


持っていくべきもの

1:菜箸

初っ端から意外性バツグンの物を挙げてみた。
いや菜箸て!
と思ったかもしれないがカナダでは売ってない。
探せば売ってると思うが値段は日本の倍はするだろうし、100均で買えて特にかさばるものでもないので、日本人的には一個あると料理をする時かなり便利。
もちろん普通の食事用のお箸も忘れずに。

2:財布


当たり前じゃん
って思ったと思う。
個人的には普段使っている財布とは別に"小さめの何のブランド物でもない財布"を持って行った方が良い。
海外は日本に比べてスリが多い。
ブランドの長財布とかだと無駄に存在感あって鞄の中でもすぐ見つけられてしまうので盗難リスクが上がる気がしてる。
ブランドでもいいけどとりあえず小さい方がいい。
海外旅行の時とかでも役立つと思う。
ブラジルの旅行中にバスで拳銃を突きつけられ必要最低限のお金だけ入れたサブの財布を出して難を逃れた人ってあなたの友達の友達の友達とかに必ず1人いません?
そういうことです。

3:洗濯用ジェルボール


日本で売られている衣類洗濯用ジェルボール
これをジップロックとかに入れて5〜6個持って行くと意外と役に立つ。
ホームステイとかだったら洗濯ってしてもらえるのか知らないけど、私は最初居住がなかなか定まらず移動が多かったので日本から持ってきてよかったものベスト3に入った。
そんなかさばらないし、短期旅行でも1個ぐらいあるといざって時にいいかも。オススメ。

4:歯ブラシ、フロス


欧米圏の歯ブラシ、かなりデカい。
え、これ奥歯磨けるの?これで?
みたいなバカデカい歯ブラシしか売ってなかった。
友達は子供用のを買って使っていた。
これもそこまでかさばらないのでストック何本かあった方がいい。
歯医者の先生には10〜15本持って行ってと言われた。
フロスも極細みたいなのはないので極細使ってる人は要ストック。


5:コンタクトレンズ


カナダでもコンタクトレンズはオンラインで安く買えるところを見つけたので良かったのだが
Amazonとかで買うと割高だと思う。
日本で安く買えるなら日本で買っておいた方がお得。
ただかさばるのであらかじめ安く買えるサイトをリサーチしておいて現地で買ってもいいのかも。
ちなみに私がカナダで利用していたオンラインサイトはこちら↓


6:コンタクト用の目薬


個人的に普段日常的に使わないかもしれないけどいざって時に無いと困る物ベスト10の中に入る。
お風呂上がりまつ毛が目に入ってしまった時などに重宝しているのだけど、カナダ滞在時私は持ってきていなくて現地のドラッグストアで買おうとしたらアホみたいに高かった。
一個$10以上はしてたような、、、。
私がいつも買っているのはサンティアって名前の人工涙液。
4本入り500円ぐらいでドラッグストアで買えるのでおすすめ。

ソフトサンティア


7:日焼け止めor日焼け止め兼用化粧下地


現地でも日焼け止めは売っているけど日本みたいに下地兼用で肌にも良くてみたいな日本のようなハイクオリティな日焼け止め下地はなかった気がする。
日本の方が品質が良いので日焼け止めと化粧下地は何個か買っておいて損はない。


8:日傘


現地で日傘を差している人をほぼ見たことないので差すことに躊躇いが生じるかもしれないけど、差してる人がいない=売ってないと考えてよし。
普通の傘はダララマ(100円均みたいなところ)に売られていた。
日焼けしたくないなら持ってこ!


9:生理用品


男子は関係ないけど女子の皆さんには生理用品を持っていくことをお勧めする。
現地の生理用品は安いけどペラッペラなもの、もしくは高いけどオムツのように分厚くて入ってる数が少ないもの、の2択だった。
日本なら48個入り200円で買えるけど、現地では40個入りぐらいのがセール時に買えて5〜600円ぐらいしたと思う。
セールじゃないと700〜1000円ぐらいしてる。
日本のナプキンはアフォーダブルでハイクオリティ。素晴らしい。


10:常備薬


日本では処方箋がなきゃ買えない薬も海外では普通にドラッグストアに買えてしまうのだけれど、個人的には怖かった。
膀胱炎になった時病院でもらった見たこともないような派手な色の薬は仕方なく飲んだけれど、胃薬、頭痛薬、解熱剤、ニキビの塗り薬、とかは常備薬として持って行った方が良いと思う。

11:下着類


靴下とショーツは多めにあっていいと思う。
あちらの洗濯機と乾燥機のパワーが強すぎてすぐボロボロになってしまう。
私は足りなくてH&Mで下着を仕方なく買った時恥ずかしかったしペラペラで超ローライズで履いてる感じしないし、靴下は現地の100均みたいなところで買ったら2ヶ月ぐらいで歩いてるうちに脱げるぐらい役立たずになった。

12:変換プラグ(マルチタイプ)


忘れてはいけない変換プラグ!
100均でも売ってるので多めに持っていっていいと思う。
できればマルチタイプのは最低一個はあった方が良い。
他国への旅先などでも使える。


13: ユニクロのウルトラライトダウンジャケットコンパクト


これは日本と同じ気候かそれ以上寒い国行くならマスト!
むしろこれさえあればコートやジャケットはかさばるだけなので要らない。
もうこれでやり過ごせる。
なんかお洒落なコートほしくなったりこれじゃ足りないぐらい寒くなったらその時現地で買おう。
ちなみに私は韓国の通販サイトで買った"世界一暖かいダウンコート"っていう胡散臭い名前のダウンコートを5〜6000円で買って日本から送ってもらったけど、めちゃくちゃ暖かくて役立った。
カナダは雪道の凍結を防ぐために塩みたいなのが大量に撒かれてそのせいでダウンコートめちゃくちゃ汚れる。
記念にカナダグースを買うのも悪くないのかもしれないけど汚れるしカナダグース着てるカナダ人ほぼいないし、日本はカナダグースを着るほど寒くないし、安いダウンコートで滞在期間だけ越す方がコスパは良い。



以上が個人的に持って行ってよかったなとか
もっと持って来ればよかったなと思った物。


別にそんな持っていかなくてよかった物


1:日本特有のトレンド服

ただの荷物である。
お気に入りの洋服とか間違っても持っていかないで欲しい。
欧米では基本的に乾燥機を使うので外には干さない。
日本の洗濯乾燥機よりガンガンに強いので洋服なんてすぐヨレヨレの毛玉だらけになる。
帰国する予定がないなら別だけど帰国予定が数ヶ月〜数年後にあるのなら"捨てても良い服"を持って行った方が良い。
しかも日本人の服装ってなんか浮く。
あっ、日本人だ!ってすぐわかる。
日本特有のトレンドを現地に持って行くとアウェイ感でそのうち着たいとも思わなくなるのが関の山。
足りなかったら適当に現地の安いセレクトショップで買えば良い。


2:食べ物

日本食が恋しくなるだろうから…と、
カップ麺やらご飯のパウチやら持って行こうとしてる人は今すぐやめてほしい。
食べ物詰めるスペースで基礎化粧品とか生理用品詰める方がよっぽど役に立つ!!!
食べ物こそ家族に日本から送って貰えば良いものの代表格である。
持っていくとしてもインスタントの味噌汁とかで良いと思う。あと和えるだけのパスタソース的なものはなぜか売ってなくて最初の頃持ってくればよかったって思った。
現地についたら現地の物を食べよう。
たとえそれが不味そうでも、日本製品より劣っていても、そこもまた海外に住む醍醐味だと思って。


3:スノーブーツ

これからカナダにスノーブーツを持って行こうとしてる方各位。
ウォールマートとかで安く買えるのでわざわざ日本から持っていかなくても良いと思う。
私は友達の友達からティンバーのスノーブーツを安く買わせてもらって帰国前に日本人御用達の掲示板で同じぐらいの値段で売った。
実質0円でティンバーで一冬越したことになる。


4:ドライヤー、コテ、ヘアアイロン

ドライヤーは泊まった先に大体あるし、現地で買ってもバカ高いわけでもないし、何より電圧変わるのでいくら変換プラグがあっても、海外対応の製品でも電化製品は現地で買った方が安全性が高い気がしてる。
コテとヘアアイロンは人によるのかも知れないけど私は持っていく必要ないと思ってる。
これも現地で買えば良いと思うし、癖毛の人は日本でストパーかけて行った方が手間も省けるし荷物にならないしいいのでは?と思っている。


5:ヒールのある靴、サンダル

海外ヒールのある靴履いてる人いない説を提唱したい。
それぐらいカナダではあまりヒール履いてる人を見なかった。
夏は短いし涼しいからサンダルも要らないと思う。
靴はかさばるので何足持っていくか悩みどころだけど、私はスニーカー二足だけ持って行ってローヒールのブーツを現地で買って、スニーカー二足はボロボロになったので捨てて帰ってきた。


以上、私が今思いつく限りの持っていくべきものとそんなに持っていく必要のない物リストを挙げてみた。

番外編:機内に持ち込んだ方がいい物

私は2回ロストバゲージに遭っているんだけれど、その経験を踏まえて機内に持ち込んだ方がいいものをリストアップしてみようと思う。

・3日分くらいのコンタクトレンズ(ワンデイの場合)
・眼鏡
・小さい容器に入った洗顔、クレンジング、化粧水、乳液(試供品などで3日分ぐらい用意するのもあり)
・日焼け止めや化粧下地などの試供品
・歯ブラシ
・着替え(1〜3日分)
・下着(2〜3日分)
・小さい容器に入ったシャンプーコンディショナー、ボディーソープ、小さい歯磨き粉(液体は制限かかるはずなのでこれは出来れば)

最低限これがあれば3日は過ごせるという物を持ち込んでおこう。
荷物がすぐ返ってくるとは限らないので。
あとは貴重品とかアイマスク耳栓ネックピローあたりは当たり前に持って行ってください。

備えあれば憂なし!
ということで色んな人のパッキングリストを参考にして有意義なパッキングにしていきましょう!

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