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NHKミラクルボディ 人の体って面白い!

NHKのミラクルボディという番組を聞いたことはあるだろうか?

2008年の北京オリンピック、2010年のバンクーバーオリンピック、2012年のロンドンオリンピック、2016年のリオ・デジャネイロオリンピックオリンピックの前にNHKがオリンピック選手の体の秘密を技術の総力を上げて解明していく番組だ。

自分は子供の頃から水泳、陸上、学生時代に水上スキーと根っからのスポーツマンとして活動してきたので、こういったスポーツの科学や人体の働きに関しては非常に興味があった。

ミラクルボディではNHKが選手の体の中で何が起きているのか、どの様に体をコントロールしているのかを科学的に分析していくのだが、非常に細かく体の細部まで普段私たちでは知ることの得ない部分にまで注目していくのが面白い。

番組ではスキージャンプ選手や、シンクロナイズドスイミング選手、走り高跳び選手など様々なカテゴリーの選手にフォーカスを当てている。背が低い、体重が軽いと言った競技上一見不利に見える様な体格なのにも関わらず、彼らはその身体的ハンデとも言える壁を物ともせず世界トップの記録を叩き出す。番組を通して驚かされるのは彼らの体の使い方である。1mm単位、100分の1秒たいんで体を操り、最大限のパワーを引き出し競技を行う。

最近見たシンクロナイズドスイミングの選手の分析では、なんと体がイルカやアシカの海洋哺乳類に近い働きを始め、競技中息を止めながら長時間水中での激しい動きを可能にしているのであった。 これはもはや進化に近い。

それ以外にも、選手の体を分析をすることで定説とは真逆に行くような結果がいくつも発見され驚きの連続だった。

選手たちは日々血の滲むようなトレーニングを続けることでその超人的とも言える人体の潜在的能力を引き出せる境地まで上り詰めていることに、衝撃を受けた。

自分が選手をしている水上スキーも非常に興味深いスポーツである。プロ選手には筋肉隆々の人もいれば、自分よりも華奢な体型の選手もいる。ボートと水に対し強く抵抗をかけて行うスポーツなのにも関わらず様々な体型の選手がトップ争い出来ている。水上スキーにおいて目標や目的は同じであっても、達成のためのアプローチの仕方はそれぞれ違う。

ミラクルボディで扱われている選手や水上スキーのプロ選手を見ていると、筋肉があれば、背が高ければ有利という定説は絶対ではないという事を教えてくれる。

トレーニングで身体的能力を高め、体のコントロールがより出来る様になれば身体的ハンデなど関係ないのだと、ミラクルボディを観て気付かされた。



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