「ヴァサラ戦記:業」設定資料その2(時系列等々)

本作は、「少年漫画あるある・ヴァサラ戦記」の時系列

看板作品！【ヴァサラ戦記】(少年漫画あるある)

および、「劇場版ヴァサラ戦記 FILMREVERSE 並行世界と旧隊長」(はなまる氏著)(https://note.com/hanamaru_8700/n/n4778761490a3)、
「ファンノベル年表【ガイドブックあるある。時系列がわかりやすい雰囲気】」(https://note.com/hanamaru_8700/n/n1e4773930e8c)の時系列をもとにする。

なお、時系列においては「ヴァサラ戦記」考察：キャラの年齢」(さくらもち氏著)(https://note.com/sakuramochi__/n/nbe15e20ecefd)の考察も加味する。

基本設定においては、「ヴァサラ戦記ー技の書ー(第2期までのデータベース)」(たろちゃん組氏著)(https://note.com/tarochaaandayo/n/na6e41389c276)に明記されている、「ヴァサラ戦記の基本設定」に則る。

時代設定・時系列

カムイとヴァサラの血で血を洗う激闘が10年続き、ヴァサラがカムイを討った事でその戦は終止符を打った。
だが、「大戦極時代」は終わることはなく、他の六国との戦争は激化するばかりであった。

ゼラニウム街と言う混沌の町で繰り広げられた、ヴァサラ軍とラミア、極座の四神との決戦から月日は流れる。

この間、1年半もの月日を経て、「ヴァサラ戦記:業」の物語の開始時期となる。

原作から数えて、20年前となる。

用語

・呪の花

・各地で発生する「呪いによる怪異」の原因となっている植物。
・人や動物、無生物の持つ「歪み」を増幅させ、様々な事象を引き起こすとされている。
・種を埋められた対象の持つ恨みやマイナス感情を増幅し、また対象に呪いの力と呼ばれる特殊能力を与える。
・花が咲く前の状態では、対象はある程度の怪力や特殊能力を行使できる。
また、開花前では極みによる波動の力で呪いを打ち消し、人間に戻すことが可能。
・開花してしまうと、「ノロイビト」と呼ばれる怪物に身も心もなってしまう。
任意で怪物態と人間態を使い分けることが可能。
だが、時期が進むにつれ心を失い、完全に怪物となってしまう。
この状態では、極みの力を使って呪いを打ち消すことが可能だが人間に戻すことが出来ない。
すなわち、命を絶つ方法しかない。
・開花するものは基本少ないとされている。

・呪い

・呪いの種により「発芽」する超常的な能力。
呪いの種を植えられた対象、対象の思いに呼応した無機物、有機物全てに作用する。
・呪いにより人間の元来の構造や、作用する物質の前提を大きく改変し、怪異とも呼べる存在となる。
・対象の念の強さに呼応し、「残呪」がひとりでに暴走することもあるとされる。

・宵闇表裏

・カムイが持つ妖刀。
刀身が特殊な金属「スピリスティル合金」でできていて、刀身が音を反響、共鳴させる。
・それにより生まれる力を「刀身の鳴動力」とカムイは呼称し、それにより生まれる切れ味で様ざまな物を切り裂く。
・持つものの心細動に影響し、刀身は鈍重なものにも、軽くしなやかな物にも替えることができる。
・この刀身から出る特殊な反響音は、大気に作用し、空気抵抗を減らすともされている。
・「表の太刀」と称される技にも遺憾無く刀身の鳴動力が発揮される。
・「裏の太刀」の状態で出る波動は、表の太刀と違い「刀身の侵食力」とも言われる状態になる。
音を放出するのでなく、刀身の振動によるもので音を侵食し、封じ込める。
・それに倣い、宵闇表裏の特性も変わり、「切ったものの生命力を奪う」と言うものに変わる。
侵食の時に出る波動は、微弱ながら使用者であるカムイの心身に影響し、「呪力」を呼び起こすキーにもなる。
・カムイは傭兵を始めた時からこれを使用している。
アドニスから譲り受けたものだと思われる。

・ルケミア人

・高齢であるメイネの種族。
・元々ルケミア人は、「身体の一部ないしは触れた物質を他の物質に変換する能力」、すなわち錬金術とも言える「呪い」を兼ね備えている。
・高齢なのもそれに倣い、老化を物質変換することにより老いがこない。
・最長で途方もない年月生きると言うが、ある一定の年齢を超えたら「自葬送」と呼ばれる方法を取らなければならない。
有り体に言えば「自殺」である。
これは、種を増やしすぎることを危惧したため。
・メイネは血を操る力を持つ。
この時に発生する波動の波長が、極みの特性と極めて似ているため、メイネは便宜上極みとして使用している。
・1000年前に「ルケミアン文明」と言う文明を築いていた。
原因は不明だが一夜にして滅亡したと言われている。
・ルケミアン王朝の医術、技術開発などを担当していた女性が、メイネの母だとされている。