「お前、他のとこじゃやってけないぞ」・・・根拠は?
意地の悪い上司や先輩の中には
「お前、他のとこじゃやっていけないぞ」
「お前に行くところなんかない」
なんて言葉を言う人がいますよね。
これに傷つけられた人は、多いと思います。
言い換えれば、
「お前は無能だ」
ということですからね…
ですが、「お前は無能だ」
この言葉はそっくりそのまま、言った相手に返せます。
言った相手の方が無能ですね。
これはなぜか?
1:人を見る目がない、観察眼がない
2:実はブーメラン
3:根拠は?
順を追って述べていきます。
1:人を見る目がない、観察眼がない
その上司や先輩は、
「あなたのすべてを知っているのでしょうか?」
職場でのあなたしか知らないはずです。
つまりは、あなたの一部しか知りません。
あなたがどんなことが得意で、
何が好きで、
何を大事にしているのか…
他にもいろいろありますが、それを知っているのでしょうか?
一部しか知らないのに断定するなんて・・・
控えめに言っても、見方が浅いですね。
2:実はブーメラン
ブーメラン、つまり、言ったことが自分に跳ね返ってくることです。
「それは知ってる!具体的にどういうこと!?」
その答えは、脳の作りにあります。
脳は、主語を認識できないんです。
礼を上げますと、AさんがBさんに「お前はバカだ!」といったとします。
AさんはBさんに向かって、「お前はバカだ!」といったつもりでいます。
しかしこの時、Aさんの脳は、どう受け取っているか?
「バカだ!」
この部分しか、認識していません。
誰に言ったか、を認識していないんです。
つまりは、Aさんは、自分にも、Bさんにも、
「バカだ!」
と言ったと、Aさんの脳は認識します。
そう、自分に向かっても、「バカだ!」と言っているのです。
幼稚園や小学校のころ、
「バカっていう方がバカ」
という言葉を聞いた方は多いのではないでしょうか。
この言葉は、単純に「こういう汚い言葉を使っちゃいけないよ」
というだけでなく、脳科学的な根拠もあるのです。
3:根拠は?
そんなんじゃ、他のところでやっていけない、という人は、
具体的な根拠があるのでしょうか。
日本だけでも421万(2021年4月現在)もの企業があります。
これらすべての企業と、マッチングを行ったのでしょうか。
いつ、どうやって?
まだあります。
攻撃されている方のデータと、企業のデータを突き合わせてチェックしなければなりませんが、
上司、先輩は、ちゃんと本人の許可を取ったのでしょうか。
個人情報の管理は極めて重要です。
勝手に持ち出したとなれば、
「御社の情報管理体制はどうなっているのか、
データくらいどうなってもいいという軽いお気持ちか!?」
と、大問題となり、信頼を失います。
それに本当にあなたのためを思ってくれる上司や先輩なら、
ちゃんと「あなたの話を聞いたうえで」、
「この業界に行くなら、こういうスキルや資格が必要だと思う。
持っていないなら、今のうちに勉強しといたほうがいい。」
あるいは、
「なるほど。あなたのこういう経験が生かせるかもしれないね。」
などと言ってくれるはずです。
仮に「今のあなたの経験や能力では…」
という場合は、ワンクッション挟んだ言い方をするはずです。
しかし、根拠も示さず、あなたの話も聞かずに、
「お前なんかどこに行ってもやっていけないぞ」
という人の話は、全く聞く必要がありません。
根拠のない妄言であり、自分自身に対する暴言を吐いているのです。
それに、会社に就職するだけが仕事ではありません。
今のご時世、自身で起業することだってさほど珍しいことではありません。
「お前なんかどこに行ってもやっていけないぞ」
という人は、それこそ、自身が言った言葉が盛大なブーメランになって帰ってきます。
そんな人は放っておいて、あなたは自分の人生を生きてください。
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