承認欲求

しょうにん‐よっきゅう〔‐ヨクキウ〕【承認欲求】

読み方:しょうにんよっきゅう

他人から肯定的な評価受けたい否定的な評価されたくない、自分価値のある存在だと思いたい、という欲求。「全社員の前で表彰され彼の—は満たされた」


twitter (現 X) 等、各種SNSに手を付け始めてから
それまでの日常生活においてほとんど遭遇してこなかった言葉と
頻繁に出くわすことになった

躁うつ、ADHD、OD (オーバードーズ) など
大昔から当たり前に存在していたものを私がSNSを始めたから知ったのか、
それとも昔はそれを口にするひとが少なかったのか
わからないが、知らない場所に足を踏み入れた気分だった

今回のテーマ「承認欲求」もその一つだ

weblioにて承認欲求の類語として挙げられている「自己顕示欲」については
私が小学生くらいの時分から耳にしたことのある言葉だったように思う


今回「承認欲求」をテーマにnoteを書こうと思ったのは
(リンクこそ載せないが) 『承認欲求』というタイトルのnote記事を
読んだからである

そこでは、
先日開催されたIPPONグランプリのTVer限定配信における
大喜利回答をスクショした画像ツイートに
約9万いいねがついたことについて
その大喜利をIPPONグランプリに提出した本人が苦言を呈していた


その中で以下のようにラジオ投稿について触れている

ラジオに投稿したことある?読まれて嬉しくてガッツポーズしながら膝から崩れ落ちたことは?

私もたまにラジオにメールを送る身なので
「読まれて嬉しくてガッツポーズしながら膝から崩れ落ち」るような
そんな経験がないわけではないし
どのラジオにしても、そのラジオでの "初採用" は思い出深かったりする

しかし、続く文章が少し気になった

大喜利やハガキ投稿は、承認欲求そのものだ。「私は面白い人間です」と証明したい。誰に強要されるでもない、やりたいからやっている。

(ハガキや) メール投稿は、はたして承認欲求なのだろうか?

強要されるものではなく、やりたいからやっているという点もそうだろう

だが、メール投稿って
ラジオ側から募集されたところに応えているだけという感覚がある


私がラジオにメールを送るようになったのには
明確なキッカケがある

それは、とあるラジオリスナーさんの言葉だ

好きなラジオを存続させるには何が必要なんだろうか
おそらく一定数のメールがコンスタントに送られてくることだ
それも、1人からの大量のメールではない
1人1通でもいいから多くのひとから送られてくることだ
だから「私は面白いことが思いつけないから」とか気負わずに
テーマメールでもいいし採用されなくてもいいから送ってみて

という雰囲気の言葉だった
なにせ約5年前のことなので一言一句覚えているわけではないが
ともかくそれがキッカケだった


ラジオに投稿することを少しずつやってみてよかったなと思うことは
「伝えたいことを簡潔にまとめる」ことが鍛えられたことだと思う

コーナーや採用者の力量によって一概には言えないが
基本的に冗長な長文メールよりも簡潔にまとまった短文メールのほうが
採用されやすいイメージがある

特に生放送のラジオは、
録音ラジオと違いカットすることができないので
要点がまとまっていたほうが
パーソナリティにとっても読みやすいし
リスナーにとっても聴きやすい


と、ここまで書いてきて気付いたのだが
コーナーメールやリアクションメールと
テーマメール系のことは分けて考えたほうがいいのだろうか

コーナーメールやリアクションメールに関しては確かに
パーソナリティや作家さんに笑ってもらいたくて
なるべく面白いことを詰め込みたいというきらいがある
言わば大喜利であり、それを電波に乗せてもらっている
自分の大喜利をパーソナリティの口を介することで
より面白く調理して発信してもらっている

そう考えると
自己顕示欲または承認欲求の部類なのかも


私はほぼコーナーメールは送っていない

そもそも聴いているラジオも少なくなってしまったし

送り先と言えば

  • MBSラジオ エビ中なんやねん

  • ニッポン放送 中川家ザ・ラジオショー

  • TBSポッドキャスト カラタチの最果てのセンセイ!

  • ABCラジオポッドキャスト 金属バットの社会の窓


くらいのものである

「エビ中なんやねん」はふつおた
「中川家ラジオショー」はテーマメールとゲストへの質問メール
「最果てのセンセイ」は最果て薦めてみた
「社会の窓」はニュースの窓とエンディング

ありがたいことに各ラジオで採用され
それはもうガッツポーズしたものだ




この文章を書き始めたときは
「ラジオにメール送ることは承認欲求じゃない!」
「私はそんな邪な目的でメール送ってない!」
「ラジオを存続させるために、募集があるから送ってるだけ!」
と思っていたけど

書き進めるうちに承認欲求なのかもしれないと思ってきたので
もうこの話はおしまいです



承認欲求を持ってメール送ったっていいじゃない!!



これからも楽しいことをいっぱい享受したいし
そのためには好きなラジオには存続してもらわにゃいけない

少しずつでも
気が向いたときにでも
送り続けよう



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