実録！　ガンジャ神社は存在した！

日生山神宮！
古より山岳信仰が根強く、その全貌は密教めいて謎が深い！
神宮の背後には名峰・日生山！
藪を漕ぎ、岩場を超え、渓流を渡った先の原野！
見よ、一面に広がる大麻畑を！　周囲を警戒する武装巫女の姿を！
日生山で育まれた神宮大麻は、インド大麻に勝るとも劣らぬ最上級の大麻！
だが隠蔽された歴史を信ずる日本人の大半はその事実を知らぬ！
古より大麻の聖なる煙は、邪を払い、神々を鎮め、人々に安寧を齎した！
時の権力者はその神通力を恐れ弾圧したが、大麻は滅亡しなかった！

大麻畑を睥睨する一人の神主！　筋骨隆々、その腕は丸太のように太い！
彼はたくましい指にジョイントを挟み、ロウマッチで厳かに火を点した！
「嗚呼……六根清浄」
彼の眼前で収穫に勤しむ白装束たち！　しかし一人の様子がおかしい！
「アーッ！　六根清浄ォ――ッ！」
両手を挙げて狂喜！　麻酔いで正気を失っている！
たちまち自動小銃を携えた武装巫女が囲い、鉄張りの銃床で打ち倒す！

【続く】