見出し画像

泣き虫ジョッシュと惨劇の館/人物紹介

ジョシュア・ゴールドマン
Joshua " Crybaby Josh" Goldman

27歳・男性。作中冒頭時点では童貞。アメリカ合衆国、シカゴ在住。
ドイツ系ユダヤ人の末裔で、先祖は19世紀後半にアメリカへ移住。
軍人一家の次男だが、自分自身ではその家柄を疎ましく思っている。
気弱な性格からついたあだ名は、誰が呼んだか『泣き虫ジョッシュ』。
祖父のジッポー、父親の自動車と、家族の遺品に拘る一面を持っている。

エライザ・ゴールドマン
Eliza Goldman

ジョッシュの母親。現在は、実家で息子のジョッシュと二人暮らし。
彼女自身も元軍人であり、海兵隊勤務時代に夫のジョナサンJr.と出会った。
十数年前に、夫はアフガニスタン従軍中に戦死。現在に至るまで未亡人。
快活で芯が強く、肝が据わっており、人種で他人を分け隔てしない。
27歳になって未だに恋人一人できないジョッシュを思い悩んでいる。

シルヴィア
"Silvia"

20代前半。ボブカットの黒髪が美しく、口数の少ない謎の女。
中東系の顔立ちで、父親は亡命イラン人、母親はフランス系カナダ人。
作中冒頭で失踪届が出されており、ReFが介入する直接的な理由となった。
シルヴィアという名前は”女王”の妹の名前であり、本名は不明。
”女王”の強い影響下にあったが、折に触れて脱走を試みていたようである。

女王
"The Queen"

20代前半(死亡時点の年齢)。長い黒髪と傷だらけの身体が特徴的。
ベトナム戦争末期に、ベトナム人の母親は南ベトナム・サイゴンから亡命。
父親はプアホワイトの退役軍人。極右集団に家を襲撃され、一家惨殺。
彼女も全身火傷を負って死の淵にあったが、”教授”の手によって蘇生した。
『増殖者』と呼ばれる高位の餓鬼であり、無限に近い再生能力を持つ。

アシュリン・ギャラガー
Aisling Gallagher

赤毛の女。23歳・女性。父母共にアイルランド系で、激しい気性を持つ。
インディアナポリス郊外在住。イリノイ州を観光中、事件に巻き込まれた。
幼少時にスーパーマーケットの銃乱射事件に遭遇、妹を亡くしている。
心に強いトラウマを抱えており、人殺しに尋常ならざる怨念を抱いている。
廃墟でジョッシュと遭遇時、いきなり発砲するなど、錯乱状態にあった。

マクシミリアン・マウント・プレザント
Maximilian ”Max" Mount Pleasant

48歳・男性。イロコイ連邦出身の先住民で、身長6フィートを越える巨漢。
ベトナム戦争の写真で戦場に憧れ、各地の戦場を飛び回った元カメラマン。
現在はフリーの記者兼カメラマンだが、アメリカの現状に絶望している。
スキットルに安ウィスキーを詰めて常に持ち歩く、重度の酔っ払い。
廃墟に閉じ込められ自棄になっていたが、ジョッシュと出会って再起する。

ナレク・ペトロシアン
Narek Petrosyan / Նարեկ Պետրոսյան

26歳・男性。ロサンゼルスのアルメニア人コミュニティ出身で、移民2世。
System Of A Downに憧れ、バイトの傍ら、音楽活動を行っていた。
常に陽気な楽天家だが、危機に追い込まれると臆病な本心が露わとなる。
廃墟で狂人に殺されかけていたところを、ジョッシュたちに助けられた。
作中時点まで、銃を一度も触ったことが無く、銃を暴発させてしまう。

バーソロミュー
”Bartholomew”

狂人。40代前半・男性。バスク系アルゼンチン人移民で、先住民との混血。
アメリカで陸軍に入隊し、イラク戦争に従軍するも、問題を起こして除隊。
帰還後は複数の暴力事件に関与し投獄。服役中にプリズンギャングに加入。
ギャングは白人至上主義であったが、彼自身も元より人種差別的であった。
ヒスパニック系の血筋であることに、強いコンプレックスを抱いている。

クラウディア・リンデマン
Klaudia ”Klau” Lindemann

30代前半・女性。父母共に東ドイツ出身で、冷戦崩壊後にアメリカへ逃亡。
祖父はSS、父親は東ドイツ人民軍の尉官で、軍人の血筋であった。
家柄を誇りに思う一方、体制への安易な迎合に侮蔑的な考えを持っている。
ドイツ訛りの強い口調は男勝り。他者に対して高圧的で、冷淡な物腰。
軍隊を思わせるロングコートと、ベレー帽を好んで着用している。

デクスター・フリードマン
Dexter ”Dex" Friedman

30代前半・男性。父方はハイチ出身、母方はエチオピア出身、奴隷の末裔。
身綺麗でハンサムな黒人。奴隷階級の出自を笑い話のネタにしている。
スーツ姿に愛着を持っており、特に白スーツとワニ革靴がお気に入り。
陽気だが知性的な人間で、クラウのストッパー役をこなせる数少ない人間。
ジャズをこよなく愛しており、黒人・白人プレイヤーを分け隔てしない。

フェリックス・アダムズ
Felix Adams

20代後半・男性。肥満体で、常に拳銃を持ち歩く、典型的な不良白人。
シカゴの安ホテルで、フロントマンの主任として頂点に君臨している。
映画めいた人生に憧れるも、安賃金で働く現実との落差に苦しんでいる。
取り巻きたちと共に、ジョッシュを冷かして憂さ晴らしするのが日課。
ギャングの仲間を自称するが、実際は使い走りとしてこき使われている。


※おことわり※
この物語はフィクションであり、実在する地名、人名、商品名及び出来事、その他の一切は、実際のものとは関係がありません。

From: slaughtercult
THANK YOU FOR YOUR READING!
SEE YOU NEXT TIME!

頂いた投げ銭は、世界中の奇妙アイテムの収集に使わせていただきます。 メールアドレス & PayPal 窓口 ⇒ slautercult@gmail.com Amazon 窓口 ⇒ https://bit.ly/2XXZdS7