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「価値」を買われたものとして

州の同業者が集まるわりかし大きめな会で発表をすることになりました。とはいえ同じ時間にあれこれセッションがある中の1つ。とはいえ1人で看板を掲げてのセッション。
せっせと少しずつ準備を進めているわけですが、今回懸念というか緊張しているのが、参加者は事前に参加費を払って来るイベントだということ。

これはこわい。「うまくいけば自分にお金が入る」わけではないんだけど、と言うかそちらのほうがある意味開き直れたりして楽なのかもしれない。なんてったって、学びを期待して、安くない参加費を払いわざわざやって来ている人たちのために話すんだから、発表が採択された瞬間から自分の話す内容の「価値」が買われているということ。

まあ、これに関してもいらん知恵を捻って開き直りの弁はまとめられるかもしれないし、自分がただそういう立場に慣れていないというだけの話なのかもしれない。もちろん無料の集まりだって「時間」を割いてもらっているわけで、それはそれで適当じゃダメだよねというのは分かっています。待たされるのは得意というか別に気にしないんですが、逆に人にお金やら時間やらを割かせることには過敏に恐縮してしまうタイプ。

そんなわけでちまちまプレゼンの準備などしています。発表まで2ヶ月、本番の持ち時間は1時間。「自己紹介なんかいらんやろ!」「皆知ってるようなことにいちいち時間取るな!」など、頭の中の小人がいつもより過激。そう、今回の聴衆の皆さんはおそらく自分より経験がある方々ばかり、というか、自分より経験が少ない人は来ないだろうという舞台。若さで下駄を履かせてもらっている気分です。ハッタリをかけたまま転ぶことなく走りきれればよいのですが……。いつもより日記調でした。

本とか買います。