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可愛い便器

先日、現在建築中の児童福祉施設の定例会の時、設備業者の担当者が画像のような物を持って来ました。

業「便器の色を決めて欲しいので、サンプルを持って来ました。」

担当者が持って来た箱の中を見ると・・・
画像のようなミニチュアの便器が色違いで3個。

私「おっ、これいいね。」

と便座の蓋を開けようとしましたが、蓋は開きません。

私「ああ、蓋は開かないんだ・・・開けば灰皿にしようと思ったけど・・・」

業「ハイ・・・カラーサンプルですから・・・」

私「そうね、サンプルだものね。」

画像1

私たちプロは何もミニチュアじゃなくても、今まであった従来の5cm程度のカット板で色や商品をイメージできますが、素人のお客さんにはわかり易いように、こんなミニチュアを作る必要があるのかも知れませんね。
あるいは、競合相手との差別化を図る工夫なのでしょうか?

いずれにしてもサンプルひとつ作るにも費用は掛かります。
メーカーや業種によっては、百科事典か広辞苑のような厚さのカタログもあり、作成費用はバカにならないでしょう。

カタログは無いと困りますが、あっても邪魔になります。雑誌タイプの物は良いのですが、ビニル系表紙のリングファイルの物は困ります。書棚に立てておくと、すぐ斜めになり、開いて曲がって、時間経つと癖が付いてしまうそれと1枚~数枚程度の薄い物。大量のカタログに埋もれて見つけるのに苦労します。大抵は1度見たらその後日の目を見る事はありません。
薄手のタイプはネットで十分です。

そしてサンプルですが、色んな形があるし、サイディングやハードボード類のサンプルは重いし、大きくて場所をとります。使用後はできるだけ回収してもらうようにしています。
でも、画像のようなサンプルだと、飾っていても絵になるし、ちょっとしたオブジェにもなって、なかなかグッドだと思います。
新築記念のプレゼントとしてもメーカーから提供されたらうれしいかも知れません。サンプルではなく、オブジェとしても売り出せば結構売れるかも知れません。その時はTOTOのロゴはぜひ残したままが良いと思います。

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