スマブラはなぜあんなに中毒性があるのか

医学生プログラマです(初投稿)。思いついたことを徒然なるままに綴っていきます。

今日のテーマはスマブラです。只今僕は留年をかけた追試の勉強中なのですがついついやってしまうスマブラ。そして一度始めたらやめられない。その中毒性の原因を考えていきたい。

1. 不完全燃焼感の演出が美味い
スマブラから抜け出せない時の思考は、「次は勝てる」「このままでは終われない」といったもの。つまり、自分の実力が発揮されてると感じて対戦を追われることが少ないことが中毒性の最たる理由だと思う。プレイヤーが同じパフォーマンスを出し続けることが難しい仕様となっている。例えば、ボタン入力に失敗して、出したいわざと違う技が出てしまいその隙にやられたり、いつも勝ててるレートの相手に負けたり...
キャラごとに相性があるので、同じレートでも勝ちやすい相手と勝ちにくい相手がいるし、入力でもミスしやすいし、ステージも下側が微妙に違ったりして復帰が失敗したりする。やりすぎによる集中力の低下によってもだんだん反応が鈍くなってしまうし。
こうしたいつもできてることができないというストレスが、プレイヤーをスマブラから放さないのではないかと思う。

2. 相手の行動の予測して攻撃を当てる。その確率と報酬が絶妙。
スマブラと将棋は似ている。相手と取れる選択肢を全て考えた上で、その上で、自分を有利な状況にする、もしくは有利状況を継続するかを考えながらするゲームだ。ただスマブラの場合、将棋ほど相手が最適解を取らない、つまり、運や相手の癖を読む要素が強い。これはゲームに不確実性をもたらし、プレイヤーが飽きるのを防止している。不確実性はうまくいった時の報酬を強化し、失敗した時の悔しさを増強する。その演出も美味い。リザルト画面での勝者の戦闘力がダダダダンて上がり、その横で敗者の戦闘力が下がるのも報酬、悔しさの強化に加担している。
また、その正解した報酬として、相手を吹っ飛ばしたときのエフェクトが今回は過剰なほど派手だ。これが決まったら気分爽快だし、されようもんなら、めちゃくちゃ悔しい。

このゲームはやばすぎる。やめられない止まらない。もう試験が終わるまではコントローラーを触らないでおこうとここに誓おう。

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