山本英夫先生はカレー味のうんこ職人

たった今山本英夫先生の殺し屋イチを読んだ感想です。

最初に言いますが、この表題はディスってるわけではないです。

ネタバレのないように言いますが、ざっくり言うとドSとドMの漫画です。(しかも結構激し目)
ネタとしてはキワモノもキワモノです。

そんなキワモノネタを扱いながら実に読みやすい。全十巻一気に読んでしまいました。

テンポ感の良さで例えると浦沢直樹先生の作品くらいのテンポ、読みやすさで"読んでしまいました。"

ネタとしては食糞プレイ並みにキワモノなのに、味付けがすごく大衆的なカレーなので食べちゃったみたいなノリです。

以前読んだホムンクルスでも思ったんですが、山本先生はこういうキワモノみたいなネタを、きっちりエンターテイメントとして成立させるのが凄い
それも極めてオーバーグラウンドなエンターテイメント感で。

だからカレー味のうんこ職人。
と敬意を持って言わせてもらいます。
天才。

※一応言っておきますがSMが糞みたいな性癖だとディスってる訳でもないです。
マニアックな題材の例えで言ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?