編入試験における英語の重要性
こんにちは。
今回は、編入試験における英語の重要性について書こうと思います。
ちらほらとTwitterなどで、英語学習をすすめる発言を目にしますが、それは何故なのか。
そこを詳しく説明します。
編入を検討されている方は、頭の片隅に置いといて損はないと思います。学習計画の参考にしてください。
何故、「まずは英語」なのか。
結論から言いますと、理由は
「試験で最も差がつくポイント」
が英語だからです。
そもそも大半の大学の編入試験は、
①専門科目としての小論文
②英語力を見る語学試験
これら2つで構成されています。
そして①専門科目は、
受験者の中で差がつきにくいです。
理由a
専門科目の勉強方法は、情報不足により対策の確度に限界がある。
何故、情報不足なのか。
それは
進学塾に編入過去問を分析するインセンティブがないため→受験者数を見ての通り、編入市場は企業にとって魅力的とは言えないので、わざわざ過去問を分析し、サービスを販売することはありません。
理由b
小論文という、Ouput主体の試験に対して、受験者には①練習できる環境がなく②小学校~高校まで、Input主体の教育カリキュラムで過ごしてきたため、耐性がない。
一方、英語はどうでしょうか。
まず大前提として、
Ouput主体ではありません。
そして、
小学校~高校まで、勉強してきたものです。
挙げ句の果てには、
TOEICやTOEFLとか言う、出願期限まで
何度も受験でき、世に対策教材が溢れている
試験のスコアを提出できる大学もある。
受験生のモチベーション次第で最も差のつく科目です。
語学でハンデを背負って、専門科目で挽回できる大学2年生ってあんまりいません。
逆に言うなら、
語学で差をつけてしまえば、専門で追い付かれる可能性は限りなく低い
どうでしょうか。編入試験対策において、英語がどれほど重要か、ご理解いただけたでしょうか。
以上が、「まず英語」の理由になります。
編入を検討されている方は、ぜひ、学習計画を立てられる前に考えて下さい。
補足ですが、
私は専門を捨てて、英語だけをやれと言っているわけではありません。
そんな方はいないと思いますが、専門が0点であれば、英語が9割でも落ちます。
しかし、専門が5割でも英語が9割であれば、
全体は7割。十分に合格圏内です。
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